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Yamareco

記録ID: 2069231
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
妙高・戸隠・雨飾

戸隠山「蟻の塔渡り」行ってきました! でも実は…(^_^*)

2019年10月21日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:33
距離
10.4km
登り
1,154m
下り
1,164m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:10
休憩
0:23
合計
5:33
8:05
8:06
10
8:16
8:21
40
9:01
9:02
28
9:41
9:47
7
9:54
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24
10:18
10:19
33
10:52
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10
11:02
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54
11:56
11:57
36
12:33
12:34
33
13:07
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9
13:16
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6
13:22
13:22
5
13:27
ゴール地点
天候 くもり
過去天気図(気象庁) 2019年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
弥勒新道の急坂が湿っており、木の根とあいまってスリップに要注意でした。
その他周辺情報 下山後、キャンプ場にある新しいおそば屋さん。打ち立ての新そばが腰があって美味しかったです。
入り口からは少し離れた無料駐車場に停めました。そして戸隠奥社を目指して歩いていきます。やはり雰囲気あります。
2019年10月21日 07:56撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
10/21 7:56
入り口からは少し離れた無料駐車場に停めました。そして戸隠奥社を目指して歩いていきます。やはり雰囲気あります。
出会ったらどうしようと、山に来るとビビリな私はいつも考えてしまいます。
2019年10月21日 08:04撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
10/21 8:04
出会ったらどうしようと、山に来るとビビリな私はいつも考えてしまいます。
大門は奥社への入り口です。
2019年10月21日 08:04撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
10/21 8:04
大門は奥社への入り口です。
参道の両側には杉の大木が。
2019年10月21日 08:06撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
10/21 8:06
参道の両側には杉の大木が。
一日の無事を祈って さあ登山道へ。
2019年10月21日 08:20撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
10/21 8:20
一日の無事を祈って さあ登山道へ。
ここまでなかなかの急登でした。やはり修験の山です。実は結構飛ばしてきたつもりですが、後から来るシニア含む賑やかな3人組の声がちっとも遠ざかりません。たまらず休憩をとり、話を伺うと、これから草刈りに行くという、なんと山の"プロ"の方たちでした! どうりで!!
2019年10月21日 09:01撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
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10/21 9:01
ここまでなかなかの急登でした。やはり修験の山です。実は結構飛ばしてきたつもりですが、後から来るシニア含む賑やかな3人組の声がちっとも遠ざかりません。たまらず休憩をとり、話を伺うと、これから草刈りに行くという、なんと山の"プロ"の方たちでした! どうりで!!
いよいよ鎖場の連続が始まりました。前を譲ったプロ集団はまったく様子を変えず 楽しそうです。完全に置いていかれました。当たり前ですよね😊 この後どこまで行ったのだろう?
2019年10月21日 09:09撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
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10/21 9:09
いよいよ鎖場の連続が始まりました。前を譲ったプロ集団はまったく様子を変えず 楽しそうです。完全に置いていかれました。当たり前ですよね😊 この後どこまで行ったのだろう?
鎖場の最難関部でしょうか。でも足場はしっかりしていますので。私みたいにビビリでなければそれほど難しくはないと思います。
2019年10月21日 09:20撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
10/21 9:20
鎖場の最難関部でしょうか。でも足場はしっかりしていますので。私みたいにビビリでなければそれほど難しくはないと思います。
岩肌と鎖以外は見ないように…
と言うかとってもラッキー(?)なことに真っ白で景色ゼロでした。
塔渡り入り口直前が鎖場としては一番怖かったかな。
2019年10月21日 09:20撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
10/21 9:20
岩肌と鎖以外は見ないように…
と言うかとってもラッキー(?)なことに真っ白で景色ゼロでした。
塔渡り入り口直前が鎖場としては一番怖かったかな。
さて、、、緊張マックスです。
ここまで来たら撤退は無いので
呼吸を整え、装備を確認し、いざ挑みます!
2019年10月21日 09:25撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
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10/21 9:25
さて、、、緊張マックスです。
ここまで来たら撤退は無いので
呼吸を整え、装備を確認し、いざ挑みます!
ご覧になりますは「剣の刃渡り」の方。
狭い所で幅30cmくらいでしょうか。
長さは短く2〜3m?
ホントーーーーに怖かった😱🥶🤣

「蟻の塔渡り」の方は…
私にはムリでした!!!🤣
上まで行って顔出して覗いての判断、、
「勇気ある撤退」でした🤗
巻道利用(そちらも充分怖かったです)
2019年10月21日 09:35撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
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10/21 9:35
ご覧になりますは「剣の刃渡り」の方。
狭い所で幅30cmくらいでしょうか。
長さは短く2〜3m?
ホントーーーーに怖かった😱🥶🤣

「蟻の塔渡り」の方は…
私にはムリでした!!!🤣
上まで行って顔出して覗いての判断、、
「勇気ある撤退」でした🤗
巻道利用(そちらも充分怖かったです)
高妻山を目指します!
でも いつにない ものすごい疲労を感じます。
2019年10月21日 10:56撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
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10/21 10:56
高妻山を目指します!
でも いつにない ものすごい疲労を感じます。
今日は眺望を諦めていましたが、急に眼下に飛び込んできました。微妙ですがこの日の私にとっては最高のご褒美でした。
2019年10月21日 11:09撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
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10/21 11:09
今日は眺望を諦めていましたが、急に眼下に飛び込んできました。微妙ですがこの日の私にとっては最高のご褒美でした。
ここまで来て下山を決断しました。
2019年10月21日 11:44撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
10/21 11:44
ここまで来て下山を決断しました。
いい色ー。
2019年10月21日 12:21撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
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10/21 12:21
いい色ー。
紅葉は🍁日本人の心だっ
2019年10月21日 12:21撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
10/21 12:21
紅葉は🍁日本人の心だっ
これでしょー
2019年10月21日 12:38撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
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10/21 12:38
これでしょー
今年はどこも赤が少ないそうですね。
2019年10月21日 12:45撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
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10/21 12:45
今年はどこも赤が少ないそうですね。
牧場へ下りてきました。下山後としては最高に清々しい気分です。
2019年10月21日 13:11撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
10/21 13:11
牧場へ下りてきました。下山後としては最高に清々しい気分です。
早い下山に いつもはしないしっかりとした食事を摂りました。入山前にあれだけ看板見ちゃうとね。戸隠のしかも新蕎麦!
腰があって美味かったっす😊
2019年10月21日 13:34撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
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10/21 13:34
早い下山に いつもはしないしっかりとした食事を摂りました。入山前にあれだけ看板見ちゃうとね。戸隠のしかも新蕎麦!
腰があって美味かったっす😊
撮影機器:

感想

高所恐怖症の私には優先順位の低かった戸隠山ですが、ひょんなことから本日挑戦することになりました。当初予定は前日と翌日の3日間を費やして、車でちょこちょこ移動しながらこのあたりの名山(妙高、火打、焼山、黒姫、雨飾、高妻、戸隠)のすべてを踏破してやろうと目論んでいましたが、今年あるあるの天候不順。本日も2日前までは予報が良かったのですが、当日朝になったら午後から雨かもと。でもダメ元でと長野IC目指して3時に出発!!
ここで第1のトラブル。上信越道が碓氷軽井沢〜佐久間で通行止め! あの台風後で当たり前じゃん 調べとけよ! と自分を叱責。したがってその間は一般道へ。インターを降りた途端に視界ほぼゼロの暗黒の峠道。時速20kmの慎重な運転を強いられました。しばらくして夜は明け、霧も晴れましたが1時間近くのタイムロス。

さて、本日の計画は当初計画時の3日間で最も元気な時に登った方がいいかなと、1日目の計画としていた戸隠〜高妻山コースを選択。あのナイフリッジを越え、百名山も制覇しようという贅沢コースです。コースタイムは12時間強。まあなんとかなるっしょ!(毎度自分を過大評価)

ところが! 修験のお山は甘くなかった! 奥社から百間長屋までがなかなかの急登。いつもの調子でがんがん行ったのですが、途中で出会った賑やかな3人組のシニアの方が 抜いた後離れない離れない! たまらず休憩を取ると どうやら地元の山のプロの方たちでした。これから草刈りに行くんだとか。その後は置いていかれるばかりでした。カッコいい!

百間長屋以降は鎖場が始まります。鎖場自体は大好きなのですが、塔渡り直前は高度感があって怖かった! でもこの日の救い(?)はあたりが真っ白で眺望がゼロだったこと。高所ビビリな私には絶好のコンディションなわけです。
さていよいよクライマックスへ。看板にあるように難所は二つ。装備を確認し、呼吸を整え、水分を採り、いざ行かん? とそこで別に追いついた先行の方が 蟻の方を登らず巻道を行くではありませんか! 私は蟻へ取りつきます。例えるなら その始まりはジェットコースターが頂点に向かうアプローチです。わずかな距離ですが、蟻塚のような凸凹のある しかも幅が極端にせまい道は四つん這いを余儀なくさせられます。見えるのは真っ白な空だけ。2mほど進み上がって「撤退」を決めました。あれを20mも進むなんて私には不可能だと思いました。しかも登るだけでなく下りもある! 全身の毛が逆立ってます。巻道へ。こちらも短いトラバースですが 足を踏み外して鎖を離せば命はありません。これで下が見えたらどうなっていたか…。

さて、二つ目の難所は「剣の刃渡り」。ここには巻道はありません。一箇所だけほんの5mくらいですが幅20cmくらいの「刃渡り」があります。そこは四つん這い、しかも得意の(?)後ろ向きの匍匐前進でなんとかやり過ごしました! 繰り返しますが、眺望があったらどんなに怖かったか。そしてあのまま蟻の方を進んでいたらどうなっていたか。様々な可能性を考えると、この戸隠山登頂は今日しかできなかった奇跡なのではなかったかと思います。
追記ですが胸突岩の手前には「亡きだれだれに捧ぐ…」の掲示がありました。きっとこれまで何人もの愛好家を飲み込んできたのでしょう。達成と大失敗は隣り合わせなのだと肝に銘じました。一方で山頂付近で聞いた話によると、極めて軽装な女性が肩にカバンをかけ蟻の塔を二足歩行して行ったのを見たことがあるとか… なんと!

その後は百名山の高妻山へ! しかし午後から天気が崩れそうなのと、明日も予報が悪いから今日中に帰らなければならないのとで やはり撤退を決めました。五地蔵山までは行ったのですがね。でもあまりの恐怖にクタクタになって弱気になっていたことも隠せない事実です。

早々に下山して牧場にある新しいお蕎麦屋さんで名物「戸隠蕎麦」をいただきました。二軒あって悩みましたが、若い店主が気合い入れてまさに目の前で蕎麦打ちをしていた方を選びました。当たり!😊 ツルツルシコシコで本当に美味しかったです。蕎麦湯をお土産でいただき、自家で焼酎を割って二度美味しい!
その後は5時間半のドライブ。結局 往復で10時間!🤣

今回もまた思い出に残る山行となりましたー😊😊😊😊👍👍こんなしようもないレコを読んでくださった方に心より感謝申し上げます!🙇‍♂️

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利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5

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