継子岳からの三、四、五ノ池めぐり（濁河温泉登山口より）

2019年10月21日(月) [日帰り]

• GPS: 10:55
• 距離: 12.5km
• 登り: 1,289m
• 下り: 1,280m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:56
• 休憩: 1:59
• 合計: 10:55

5:44 御嶽小坂登山口
5:52 5:53 登山道・原生林遊歩道分岐
6:31 6:32 小坂口七合目
6:57 6:59 湯ノ花峠
7:40 7:46 のぞき岩
8:12 8:20 小坂口八合目・お助け水
9:31 9:42 五の池小屋
9:43 9:43 飛騨頂上
10:17 10:50 継子岳
11:05 11:15 継子岳２峰
11:40 11:41 四ノ池渡渉点
12:06 12:09 三・四・五ノ池分岐
12:30 12:31 開田頂上（三ノ池避難小屋）
12:36 12:43 三ノ池（鳥居と祠）
13:04 13:11 巻道の三ノ池分岐
13:30 13:42 五の池小屋
14:39 14:41 小坂口八合目・お助け水
15:02 15:13 のぞき岩
15:31 15:32 湯ノ花峠
15:51 15:51 小坂口七合目
16:26 16:27 登山道・原生林遊歩道分岐
16:35 16:36 御嶽小坂登山口
16:39 ゴール地点

登り4時間、池巡り4時間、下り3時間

天候

曇り（無風に近い）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

行き国道19号→国道361号→岐阜県道463号→県道435号
帰り県道435号→県道441号→県道437号→国道41号

コース状況／危険箇所等

ドロドロ、滑る木道、ガラガラの石

写真

10/21 5:43

駐車場は登山口から一段下を選択。湯元館と朝日荘の間。
前日23時到着。上の駐車場奥は工事現場車両等で、停めれそうもない。空いてる下は動きもなく静か。4℃と寒いなか車中泊。

10/21 5:46

看板の案内を確認。左手へ進みます。
通行止めの本ルートとトイレは写真右手奥。

10/21 5:47

う回路の入り口は遊歩道の入り口。
「登山道」看板を追うことになります。

10/21 6:06

落ち葉と腐葉土とコケだらけのフカフカした、ヌタヌキドロドロ道を行きます。進行方向に掛けられたマルタは、ツルツルです。

10/21 6:23

通行止めの本ルートと合流。左手へ坂が始まります。

10/21 6:37

七合目の石。巨岩がたくさん出てきました。

10/21 6:40

サメか！さっきの表示を「ジョーンズ」読み違え、ジョーンズさんがこのルートを切り開いたのだと勝手に思い込んでた（笑）

10/21 6:59

湯の花峠。峠の表示ですが、このルートの峠ではなさそうです。

10/21 6:59

御岳山方向から水の音と滝。

10/21 7:28

のぞき岩。摩利支天を覗けました。

10/21 7:31

ここは新しそうな避難小屋があります。昔からあったのか、小屋周辺にはゴミ塚が。

10/21 7:31

山小屋への荷揚げ？荷降ろし？フックや荷を吊って何往復もしてました。

10/21 8:15

八合目。お助け水と言っておりますが、水を見ずです。

10/21 8:27

木が低くなつて周りが見えてきました。
振り向けば、そこには！
白山でしょうか？

10/21 8:31

北には、北アルプス。

10/21 8:32

体力的に限界になるのが、森林限界。止まっては歩き、又止まる。心拍数すごい、血圧で鼓膜に伝わっているのか、「心臓の音が聞こえる！」

10/21 8:43

ハイマツの先に稜線が見えてきました。

10/21 9:02

この谷に沿って上がってきました。登山口の濁河温泉が見えます。

10/21 9:14

なんと、雷鳥岩には、ツララ！

10/21 9:32

内側が真っ赤な石と、摩利支天。
飛騨頂上の祠がみえてきました。

10/21 9:34

五ノ池小屋到着！何やら小屋も前は、支柱だらけ。小屋を雪から守る準備でしょうか？帰って調べてみると『営業期間　6月1日（土）〜10月20日（日）』小屋じまいでしたか。（HPでは五の池と表記）

10/21 9:35

目的の三つの池の一つであります、
五ノ池です。同時間に登られた方に教えていただきましたが、水があるのは珍しいとのこと。

10/21 9:35

九合目の石標越しにみる大パノラマ！
富士山の頭が見えました。

10/21 9:37

もう数十歩進むと、三ノ池の入ったスーパーパノラマ！（名鉄か！）

10/21 9:45

同時間に登られた方とお別れして、小屋裏を通り抜け飛騨頂上へ。のんのさんして、通過。

10/21 9:55

ついに、四ノ池の全体が見えました！どでかい噴火口跡です。

10/21 9:55

これから進むなだらかな稜線です。

10/21 10:13

薄くスライスされた、ガラガラいう岩の上を進みます。
北に山脈が見えてきました。乗鞍と北アルプスと思われます。

10/21 10:20

目的のピーク、継子岳山頂です。ぐるっと一周の展望です。
動画UPしときます。

10/21 10:20

三角点タッチ！（実はこの時点でスケジュール30分の遅れ）

10/21 10:23

南の摩利支天、御岳山をバックに。
いつもならヘルメットオジサンなのに、ましてや御岳山に来てるのにヘルメットを忘れる。

10/21 10:23

東の中央アルプスと八ヶ岳、南アルプス北端も。

10/21 10:27

どすげーことになっとる。爆弾が破裂しそうだ！減ったのは腹だけではありません。寒いため、iPhoneもカメラも電池がヤバい。
30分身体も電池も充電。

10/21 11:03

御岳山と四ノ池。
こっちからあっちを見ることができ感動（笑）

10/21 11:03

これを越えて四ノ池へ下ります。

10/21 11:08

怖いよ、きついよ。
今回最大の難所を降りたところ。

10/21 11:25

よく頑張った、無事でよかった。

10/21 11:28

四ノ池の高さに降りてきました。五ノ池小屋方向を見ています。

10/21 11:38

現場の恐怖心が伝えられない写真ですが、四ノ池の東側って、すげー崩れてる気がします。七月の飯森駅からの写真を確認して、恐怖が増し増し。

10/21 11:40

ここまで来て沢渡。やーな感じ。動画撮りながら渡ったため、少々バランスを崩すも、セーフ（汗）

10/21 11:47

継子岳と四ノ池。今日の目的達成！

10/21 11:48

iPhoneのパノラマ写真に挑戦。
惨敗。スピードが変わったか？明るさが途中で違う。高さが一定に保てない結果矢印が線に合わず上下に黒帯が（泣）

10/21 12:05

お釜の底に下った後は、もちろん登り。
♪三歩下がって二歩下がる♪

10/21 12:07

登り切って、前見ちゃった（笑）だけど、振り向いて看板を撮っておく。

10/21 12:08

やっぱ、三ノ池！

10/21 12:10

iPhoneで撮るとこんな感じ

10/21 12:16

三ノ池の東端から、デジタルズームで富士山を捉える。

10/21 12:19

同じく北アルプスも確保。

10/21 12:22

風がそよそよ、波がたちます。

10/21 12:31

三ノ池の南、ロープウェイの方には行けないようです。

10/21 12:35

呼ばれているようなので、行ってみます。

10/21 12:37

非常に透明な水ですね。

10/21 12:39

さあ、現実に戻って、今日最後の登りに挑みます。
当然ですが、ヘトヘトです。よって独り言の愚痴が始まります。

10/21 13:00

足がとまる度、写真を撮るので、この区間の写真がやたらと多い（笑）

10/21 13:07

登りが終わり、横移動に。ほっ。

10/21 13:14

何度見ても、どこから見てもきれいだよ、三ノ池。

10/21 13:26

五ノ池小屋まで戻ってきました。
小屋は冬支度で大忙し。斜め支柱だらけでした。

10/21 13:31

白山をおかずに、下りのための腹ごしらえ。
今日ここまでで会った登山者は、4組6人でした。
（実はこの時点でスケジュール80分の遅れ）

10/21 13:38

小屋裏のこの看板の下で、下りの準備。「ままこ」よめんなぁ。
嫁さんに「下山開始」LINEを入れておく。

10/21 14:06

台風崩れの低気圧が近づいている。ガスるだけで心配になる。
嫁さんのLINEの返信では、愛知県東三河南部は雨とのこと。

10/21 14:38

八合目。頭痛がひどい。そして致命的な痛み、左足親指が。踏ん張れん。（90分遅れ）

10/21 15:11

のぞき岩かな？ガスの中へ。15時とは思えない暗さ。

16:25嫁さんから電話。「ヤマレコからメール来とるけど？どこにおるだん⁈」半ギレです。「頭痛と足の痛みに耐え、頑張っとる。」と謝る。木の間から自分の車が見えた。ホッとした。

10/21 16:34

電話から10分。登山口に。先行していた家族3人組にあいさつして、車へ。

10/21 16:37

到着です。ヤマレコとコンパスにさっそく下山通知。
嫁さんにも下山通知。安心と頭痛が入り混じる。あー、吐きそう。

撮影機器：

RICOH WG-4 リコー

iPhone 6s Apple

装備

個人装備

長袖シャツ ウインドブレーカー ソフトシェル ズボン タイツ フリース 靴下 帽子 雨具 折り畳み傘 タオル ストック 登山靴 ザック 行動食 スポーツ飲料 塩飴 ホイッスル ファーストエイドキット テーピング シップ バンテリン ガムテープ 保険証 携帯 モバイルバッテリー カメラ 時計

感想

エアライン

10月下旬、山小屋の営業が終わったというのに、2859mの山に向かった。この時期にそんな高い山へ登ったことなくて、衣装に道具に天気予報、心配だらけ。
おまけに登山口まで高速1時間使用で最後は国道とグネグネ道3時間の計4時間。腰痛いまま、車中泊。
朝一登山口4℃、さぶいので起きる。ごそごそしたため、車内にヘルメット忘れる。
う回路の遊歩道は、イノシシしか喜ばないドロドロぬたぬた。
登山道は人の手が多く入っており、凹凸で足を取られスピードが上がらないし、慎重になりすぎて疲れる。スリップ二回した。天候は曇り。自分の影を見なかった。五ノ池付近は、日中9℃。風が無くてもやはり寒い。雷鳥岩には、ツララができていた。
10月下旬平日の月曜日、四国南に台風崩れの低気圧ということで、登山者はほとんどなく、行くところ行くところ独り占めでした。まあ、ピークハント以外、目玉が無いですからね、誰も来ないよね。
今回、夏に見ることが出来なかった四ノ池の下まで行けて、満足している。
また、継子岳からの360度展望

は最高であり、富士山の頭、南、中央、北、八ヶ岳、白山、雲海のおまけつき。
今回スリップが怖くて、慎重にうつむき加減で歩き続けて首が痛くなり、激しい頭痛。いつもと踏ん張り方、体重の掛け方が変わったのか、今までなったことのない左足親指が、痛くて痛くて。最終的には、予定をはるかにオーバー。下山後、どこにもよることなく、休憩もなく、ドシャ降りの中また4時間運転して帰りました。21時着、晩飯ありがとう、つくっておいてくれて。　
疲れたが筋肉痛にならなかった不思議な山行きでした。
今回も無事に帰ってこれました。ありがとうございました。