二ッ岳・相馬山・天目山・榛名神社紅葉ハイク


- GPS
- 09:45
- 距離
- 56.7km
- 登り
- 2,466m
- 下り
- 2,141m
コースタイム
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ヤセオネ峠までは榛名湖畔の舗装道路、林道に出て駐車場から登山道に入る。今回は先が長いので雄岳・雌岳は割愛、オンマ谷・伊香保・相馬山分岐の先には相馬山への入口が通行禁止のロープ。ハイカーの転落事故などがあったらしい。しかし相馬山を周回できるよいコースだったようで、今でも歩く人がいるようだ。地元のハイカーに聞いてもさほどの危険なコースではなかったという。そこで記録を頼りに入ってみる。15−20分ほど歩きやすい尾根道を進むと登山道の右の谷側にテープがある。ここが下降点で、ここがこのコースのポイントらしい。目の前にそびえる相馬山を見上げながら急激な谷の踏み跡を下降、しばらく下降し、再び登りはじめる。正面に相馬山、右にオンマ谷、二ッ岳の電波塔などを見ながら登る。やがて岩場になり、いくつかの鎖場を登る。一箇所だけ、やや滑りやすく、足場の悪い場所はあったが、転落事故が起こるほどの危険な岩場とも思えない。何があったのだろうか?鎖場を越えて相馬山山頂に出る。ここにも通行止めのロープがあった。山頂には多くのハイカーが休憩していたが、やはり逆側から通行止めを登ってくる人はいなかった。ここから先は一般ハイキングコースで道は明瞭で道標も要所にあるので問題なし。榛名神社までは長いが紅葉を楽しむには悪くない。 なおGPSで高崎ー榛名湖バス停のバス路線がなぜか入ってしまった。消そうとしたがうまくいかなかったので、悪しからず。 |
写真
感想
二ッ岳・相馬山・天目山・榛名神社紅葉ハイク
昨夜から木枯らし一号が吹き、気温が下がったが、天気は最高の晴れ。暖かい日差しが出て紅葉を楽しむには絶好の日和だ。
桜上水まで4時前から歩き、始発で新宿、赤羽経由で高崎に向かう。途中、新潟にいこうか、少し迷ったが準備は榛名山向けの装備なので、新潟は来週に。7月末の大雨と洪水で南魚沼郡や三条市などの山も大きな被害にあったようだ。越後三山、金城山、光明山など登山道や林道の少なからずが通行不能になり、金城山、光明山はあきらめ、宝蔵山、粟ヶ岳などに絞ってみた。加茂市、三条市に電話して確かめてみると、粟ヶ岳周辺は紅葉が今一番よいところという。考えてみれば今日、加茂駅からタクシーに乗って日帰りで三条側に下山するという手もあった。しかし何の準備もしてこなかったのでそれは来週にまわすことにした。紅葉の点では残念かもしれないがーー。
高崎に7時前に到着し、7時25分のバスで榛名湖に向かった。大勢の女子高校生(土日は通勤通学用のこの朝イチのバスは運休)のほか3−4人ほど高齢のハイカーが乗っていたが、みな天神峠で下車した。おそらく関東ふれあいの道である天目山などの外輪山を歩く予定だろう。さて、榛名湖バス停に8時40分過ぎに到着し、準備をして出発。湖畔沿いの33号線を右(反時計回り)に進む。駐車場に向かう道や渋川方面に山を越える道などを見送って進むと、ゆうすげ入口があり、左右に沼の原湿原が現れる。その向こうに、湖畔側に榛名富士、烏帽子、山側にするす岩、二ッ岳などが見える。紅葉の湿原の中で写生をする人たちが絵筆を動かしていた。
ヤセオネ峠(標高1170m)までは登りだがどうということもなかったが、峠に着いたのはバス停を出発して一時間の9時46分、予定より遅い。そこから林道を歩いてオンマ谷駐車場(標高1200m)に向かう。二ッ岳と相馬山方面の紅葉がなかなかよさそう。写真を撮りながら10時過ぎ、オンマ谷駐車場に到着。トイレを済ませ、少し行動食を補給して10時10分過ぎに出発。紅葉を愛で、撮影しながら進む。目の前の二ッ岳雄岳、相馬山の部分紅葉が中々よい。湖畔から見るどの紅葉より見ごたえがある。かなり登って10時33分、雄岳入口に出る。しかし現在山頂の電波施設が工事中で休日のみ入れるようだ。時間も押しているのであきらめて先に進む。10分進んで10時44分、雌岳入り口。オンマ谷には数台の車が駐車していて、次々に新しい車がやってくる。上には鈴の音がして先行者もかなりの数。雌岳から降りてくる人、登る人が見える。時間が遅れているので雌岳には登らず、相馬山に向かった。雌岳から降りてきた地元と思われるご夫婦と相馬山の禁止ルートに関する情報交換。
禁止になる前に二三回歩いたが、死亡事故が起こるほど厳しい岩場ではない、周回のよいコースだった、という感想。かなり地元の人は歩いている様子。そこで予定通り、相馬山への入口に向かった。15分ほどの急なくだりで11時過ぎ、オンマ谷と伊香保温泉の分岐に降り立った。右に進むとオンマ谷から駐車場に戻る道、多くのハイカーはそちらに向かうが、左に行けば伊香保温泉か相馬山に向かう道になる。さて左に進んで相馬山入口へ(標高1160m?)。無論登山禁止の立て札と進路をふさぐテープがある。テープを超えて、覚悟の進入。
道はよく踏まれている感じ。二ッ岳と相馬山、オンマ谷の紅葉を見ながらルンルン気分で進む。今のところ特に危険な要素は感じられない。ヤセ尾根の踏み跡を忠実にたどっていくが、しばらくして、笹薮っぽい場所に出た。まだ踏み跡があるのでたいした藪ではないが、入口から30分ほど、11時33分に尾根が直角に曲がる場所に出る(標高約1200m)。右下の谷側にテープが多数張ってある。ここが分岐点らしいことがわかる。尾根の曲がる先は踏み跡はあるが、相馬山と離れていくので、この辺りで相馬山に向かう道がなければならないはず。地図やGPSで確かめてみるとテープの先に相馬山に向かう尾根が続いている。そこで自信を持ってテープの方向に下っていく。踏み跡やテープが続いていく。しばらく右下にオンモ谷を見ながら30分ほど急下降をしながら進むと12時過ぎに鞍部に出る(標高約1150m)。ここからはひたすら急な登り。はじめは急ではあるがさほど危険を感じることのないのぼり。次第に傾斜を強め、踏ん張らないと落ちそうなすべり易い嫌な登りになる。滑り落ちないように慎重に手足を踏ん張って超えてゆく。30分近くひたすら頑張って登ると最後に鎖の岩場が出てくる。ここ3箇所の鎖場のどこかで死亡事故が起こっている。最初はたいしたことにない岩場。鎖がなくとも超えられそう。二番目がやや厳しい。登り口の足場があまりなさそうですべるので、ここが一番危険を感じた。そこを超えると岩場には足場があり、なんなく超えられた。最後の鎖場も問題なし。それらを超えると山頂の裏に出た。12時32分、テープなどの進入禁止場所を越えると山頂に出た(標高1411m)。ハイカーが大勢休んでいた。向こうから登ったのですか?と驚いて声をかけてきた人もいたが、多くのハイカーはその道を知らなかったようだ。地元の詳しいハイカーが女性二人連れハイカーに山頂から見える山の同定をしていた。東側が開けており、西上州の山々、奥多摩、奥秩父、丹沢などの東京周辺の山々が見える。正面左の市街地は高崎だ。浅間山などはかなり右方向。山頂にはさまざまな祠、鳥居、仏像などが所狭しと置かれ、山頂の下にも多くの信仰にまつわる祠などがある。ここで昼食を食べ、12時46分ころ下山開始。下りはじめるとすぐに鳥居が現れ、そこから20分弱下ると再び三つの祠(13時5分)。さらに一分ほど下ると登山口の赤い鳥居(13時6分)。ここはヤセオネ峠とするす峠の分岐。ここで単独の女性ハイカーが私を地元ハイカーと思ったらしく、山頂直下の鳥居のそばにあったさくらんぼう大の赤い実のなる木について知っているかたずねられた。ズミより大きい実だそうで、道端でふと見ると小さな赤い実、これはズミらしい。
榛名富士を見ながら紅葉の道を10分くらい下るとするす峠の休憩所(13時18分)。「するす」とは磨墨という字が当てられているが、峠の先にある岩山が臼の形をしているためにその名がついたらしい。
3分ほど下ると「ゆうすげの道=0.1km」と松之沢峠=0.9kmとの分岐。松之沢峠に向かう道はするす岩に向かう道。この岩は湖畔からも見ることができる目立つ奇怪な格好の大岩だ。「するす」とはこの地方の古い言葉で「臼」という意味らしい。10分以上、この大岩の周囲を巻いて進む。途中「行人洞」に行く道があったが、今回はパス。するす岩の直下を過ぎて13時半すぎ、道は広い尾根の穏やかな道に変わる。すると、先に出会った女性ハイカーのいうさくらんぼう大の赤い実のなる木が道路沿いに見えた。落ちた実をいくつか広い、少しかじってみたら、やや甘い。後で家で調べてもよくわからない。「サルトリイバラ」「カマツカ」「ツルウメモドキ」など似てはいるが実の写真だけではよくわからない。松之沢峠に近づくと榛名湖が紅葉に映えて印象的な光景になった。なお続く穏やかな広い尾根道を下ると13時45分、松之沢峠らしき車道との交差点に出た。舗装道路の少し先に、七曲峠への入口。道中は紅葉の中の榛名湖を眺める散歩道となった。15分ほど広い尾根道を進むと三つ峰へ往復する道の分岐があり、そこは割愛して先に進むと休憩所があり、そこで一休みして残りの弁当を食べた。さらに防火帯と思われる広く払われた尾根道を進むと14時18分ころ七曲峠に出た。ここも舗装道路を渡る。ここから15分ほど天目山への登り。15時半、榛名湖バス停発のバスに間に合わせようとスピードを上げる。結構きつい登りで急な階段がつづく。かなり足にきはじめた。14時34分、天目山通過。休むまもなく、階段を下り、天神峠に向かう。しかしもうひとつ氷室山を越えねばならない。山頂手前までは美しい紅葉が榛名湖とあいまって二ッ岳・相馬山と並んで今日一番の光景が続く。たくさんの写真を撮りながら進むと山頂直下の急な階段ののぼりが再び足を痛めつける。ここでかなり無理してスピードを上げて登ったことが後で響いた。14時57分、氷室山通過。時間的にぎりぎりの状況。
15時6分、天神峠まであと200mの地点で榛名神社1,9kmの道標。これならなんとか榛名神社15時40分のバス時間に間に合うかもと榛名神社方面の道を見ると広い歩きやすい道。何とかなりそうと先を急ぐ。しかし道は再び山道になり、簡単にはいかない。15時18分常滑の滝を過ぎてさらに進むと急に登りの階段が出てきた。これを急いで登ろうとすると突然足に痙攣が襲った。参った。ここで足がつって回復に時間をとられてはバスはもう間に合いそうもない。なんとか屈伸、ストレッチとマッサージなどで回復し、さらに10分近く進んでようやく15時35分、榛名神社のエリアに入った。実はバスの時間は45分ではないかと思い込み、なおも走って神社の本社の下を通過し、バス停近くの門前町に出たのは42分、走ってバス停に向かったが、到着したときは47分くらいで、バスは40分に出てしまっていた。後一時間以上待つしかない。止む無く町に戻り、休憩できる場所を探す。木枯らしが吹いて急に冷え込んできた。とても外で待てない。ほとんどの店は水曜定休。なんとか開いているラーメン屋を見つけ、温かいお酒と味噌こんにゃく、ラーメンを注文。体を温めて16時10分過ぎ、荷物を預かってもらって神社の写真を撮りに行く。10分ほど山門から進むと本社に向かう階段がある。そこを登ると巨岩の間に本社があらわっる。現在工事中で本社での参拝はできない(土日のみ可能)。しかし巨岩の中にそびえる本社や山門は中々の迫力。またその下にもさまざまな由緒ある塔、お堂などがある。また前の山から一気に落下する滝見台もある。時間がないので撮影を済ませてすぐに引き返す。ラーメン屋で荷物を引き取り、バス停に10分前に到着。残りの果物を食べる。バス待ちの八王子から来た女性と話をする。何かのきっかけで思い立って榛名神社まで来たが八高線で二時間かかったという。さほど神社に関して知識があるわけでなかった。御岳神社や狼の護符については知らなかった。高崎には18時15分過ぎに到着し、急いで新幹線に飛び乗って東京駅ー二重橋前経由で帰宅した。
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