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Yamareco

記録ID: 2078652
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ハイキング
甲信越

第101回定例山行・大菩薩嶺

2019年10月26日(土) 〜 2019年10月27日(日)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
14.8km
登り
1,188m
下り
1,182m

コースタイム

1日目
山行
3:10
休憩
0:20
合計
3:30
12:00
24
12:24
12:24
16
12:40
12:45
105
14:30
14:45
45
2日目
山行
6:10
休憩
1:50
合計
8:00
7:00
80
8:20
8:20
10
8:30
8:40
10
大菩薩峠
8:50
8:50
30
雷岩
9:20
9:20
10
9:30
9:30
10
9:40
10:00
60
11:00
11:30
30
12:00
12:10
80
13:30
14:00
30
14:30
14:40
20
15:00
大菩薩の湯
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2019年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 タクシー
JR塩山駅〜タクシーにて大菩薩嶺登山口へ。帰りは大菩薩の湯からタクシーにて塩山駅へ。
コース状況/
危険箇所等
裂石コースは倒木など荒れた個所はあるものの、危険な場所はありません。上日川峠から上も問題ありません。
その他周辺情報 ロッヂ長兵衛、福ちゃん荘、介山荘は営業していました。
番屋茶屋の山菜そば。つるつるしたそばがとてもおいしかった。赤いものはトマトです。こちらもうまみが多く、楽しめました
2019年10月26日 11:20撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
10/26 11:20
番屋茶屋の山菜そば。つるつるしたそばがとてもおいしかった。赤いものはトマトです。こちらもうまみが多く、楽しめました
番屋茶屋。塩山駅へのバス停でもあります
2019年10月26日 12:00撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
10/26 12:00
番屋茶屋。塩山駅へのバス停でもあります
車道を登ります
2019年10月26日 12:01撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
10/26 12:01
車道を登ります
番屋茶屋近くの公衆トイレ。きれいです
2019年10月26日 12:01撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
10/26 12:01
番屋茶屋近くの公衆トイレ。きれいです
丸川分岐で県道は封鎖されていました
2019年10月26日 12:24撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
10/26 12:24
丸川分岐で県道は封鎖されていました
丸川分岐駐車場
2019年10月26日 12:25撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
10/26 12:25
丸川分岐駐車場
赤い実をつけたマムシグサ。夏の花がなぜ今頃実をつけているのでしょうか
2019年10月26日 12:26撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
10/26 12:26
赤い実をつけたマムシグサ。夏の花がなぜ今頃実をつけているのでしょうか
千国茶屋前の清流。流れが急です。
2019年10月26日 12:40撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
10/26 12:40
千国茶屋前の清流。流れが急です。
千国茶屋はクローズしてました
2019年10月26日 12:41撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
10/26 12:41
千国茶屋はクローズしてました
巨岩の間をすり抜けて登ります
2019年10月26日 13:11撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
10/26 13:11
巨岩の間をすり抜けて登ります
展望台とありますが、展望はありませんでした。第一もどこにあるのか。
2019年10月26日 13:44撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
10/26 13:44
展望台とありますが、展望はありませんでした。第一もどこにあるのか。
紅葉が美しい
2019年10月26日 13:50撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
10/26 13:50
紅葉が美しい
上日川峠に到着しました
2019年10月26日 14:30撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
10/26 14:30
上日川峠に到着しました
バスも車もありません。珍しい光景です
2019年10月26日 14:31撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
10/26 14:31
バスも車もありません。珍しい光景です
ロッヂ長兵衛は営業していました
2019年10月26日 14:36撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
10/26 14:36
ロッヂ長兵衛は営業していました
天皇、皇后が皇太子時代に福ちゃん荘に立ち寄っています。
2019年10月26日 17:29撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
10/26 17:29
天皇、皇后が皇太子時代に福ちゃん荘に立ち寄っています。
豪華な夕食。イワナの塩焼き、右端は小ぶりのほうとうです
2019年10月26日 18:03撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
10/26 18:03
豪華な夕食。イワナの塩焼き、右端は小ぶりのほうとうです
福ちゃん荘の朝食。丁寧に作られた卵焼きがおいしかった
2019年10月27日 05:59撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
10/27 5:59
福ちゃん荘の朝食。丁寧に作られた卵焼きがおいしかった
福ちゃん荘の前のトイレ。きれいでした
2019年10月27日 06:25撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
10/27 6:25
福ちゃん荘の前のトイレ。きれいでした
福ちゃん荘
2019年10月27日 06:29撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
10/27 6:29
福ちゃん荘
皇太子が休憩された記念の掲示版
2019年10月27日 06:29撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
10/27 6:29
皇太子が休憩された記念の掲示版
福ちゃん荘のお風呂です
2019年10月27日 06:30撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
10/27 6:30
福ちゃん荘のお風呂です
きれい
2019年10月27日 07:33撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
10/27 7:33
きれい
紅葉を見にいこうよう
2019年10月27日 07:38撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
10/27 7:38
紅葉を見にいこうよう
同じく
2019年10月27日 07:38撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
10/27 7:38
同じく
さらに
2019年10月27日 07:44撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
1
10/27 7:44
さらに
赤い
2019年10月27日 07:44撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
10/27 7:44
赤い
後ろ姿
2019年10月27日 07:45撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
1
10/27 7:45
後ろ姿
唐松尾根から後ろを振り返ると、富士山と大菩薩湖が見えました
2019年10月27日 08:00撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
1
10/27 8:00
唐松尾根から後ろを振り返ると、富士山と大菩薩湖が見えました
雷岩からの大菩薩湖と富士山
2019年10月27日 08:12撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
1
10/27 8:12
雷岩からの大菩薩湖と富士山
雷岩
2019年10月27日 08:19撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
10/27 8:19
雷岩
山頂への道
2019年10月27日 08:29撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
10/27 8:29
山頂への道
誰もいない山頂も珍しい
2019年10月27日 08:33撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
10/27 8:33
誰もいない山頂も珍しい
富士山の上に笠雲が乗っています
2019年10月27日 08:47撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
10/27 8:47
富士山の上に笠雲が乗っています
静かな稜線を歩きます
2019年10月27日 08:50撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
10/27 8:50
静かな稜線を歩きます
同じく
2019年10月27日 08:59撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
10/27 8:59
同じく
賽の河原
2019年10月27日 09:21撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
10/27 9:21
賽の河原
賽の河原の標識
2019年10月27日 09:22撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
10/27 9:22
賽の河原の標識
親不知ノ頭
2019年10月27日 09:27撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
10/27 9:27
親不知ノ頭
歩いてきた道を振り返る
2019年10月27日 09:27撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
10/27 9:27
歩いてきた道を振り返る
大菩薩峠
2019年10月27日 09:40撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
2
10/27 9:40
大菩薩峠
福ちゃん荘のきのこラーメン。700円なり。ラー油の味ときのこが合います
2019年10月27日 10:50撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
10/27 10:50
福ちゃん荘のきのこラーメン。700円なり。ラー油の味ときのこが合います

感想

 呑んで、食べて、おしゃべりした印象が強い山行だった。ゆったりと時間が流れ、精神が開放された。翌日、体重を計ったら1キロ増えていた。
シャカリキに山頂を目指すのも登山であることは間違いないが、こういうユルユル山歩きも年寄りには有り難い。企画していただいたОリーダーありがとう。
 素敵な「山おばあちゃん」と出会った。塩山駅から登山口までタクシーを相乗りした。車中でおばあちゃんとCさんの女性同士の会話を聞いていた。77歳で大分市からやって来たという。50歳まで山岳会に所属、退会してからほとんど単独行で全国の山を歩いているそうだ。今回、本来は那須岳に登るつもりだったが、天気が悪そうなので目的地を大菩薩に変えたと言う。こういう変更がすぐ可能なのは、それだけの技術と経験を兼ね備えているのだろう。決して山歴を誇ることはせず、穏やかな口調で品の良さを感じた。何となく亡くなった八千草薫さんを想起した。「足が遅く、日が暮れないうちに目的地に着くことを目指している」と言う。道中2回ほどおばあちゃんと行き交ったが、下りは僕らのペースより早く、上りは同年齢の女性が街中を歩くスピードの2倍早かった。
 おばあちゃんは介山荘に宿泊、大菩薩嶺を経て登山口に下りてくる予定だったらしいが、登山口にある「茶屋」の女将さんの話では、雷岩を大菩薩嶺の山頂と勘違いしてそのまま唐松尾根を下って来たらしい。「大菩薩嶺には標識がないのね」と言われ、おかしいを思った女将さんが地図を広げ、おばあちゃんも勘違いに気付いたらしい。「また来て、山頂を目ざすわ」と言って、塩山行きのバスに乗り込んでいったそうだ。目的地変更で地図なし登山だから、そんなこともあるでしょう。71歳の僕には山歩き人生の目標にしたいおばあちゃんだった。

 第101回目となる定例山行は、大菩薩嶺としました。さらに、名物山小屋「福ちゃん荘」で宿泊しました。関東からは日帰り可能な百名山で宿泊するのはあまりないことですが、山小屋でゆったりしたいという目的もありました。贅沢な山旅ですね。
 ですが、台風の影響で上日川峠に続く県道はすべて封鎖されていました。ということは、昔ながらの裂石コースを2時間ほど登らねばなりません。
 塩山駅からタクシーにて大菩薩登山口へ。茶店の番屋茶屋で山菜そば(700円)をいただき、腹ごしらえをして登り始めました。最初は林道歩き、そして、丸川分岐から山道になります。砂ザレの上に、落ち葉や折れた枝がたくさん散らばっていました。台風一過を思わせました。巨岩の間をすり抜けたり土砂崩れたを起こした斜面をよじ登ったりと、アスレチックな部分もありました。車道が見えてくれば上日川峠は近くなります。
 上日川峠で一休みした後に、30分かけて福ちゃん荘に。愛想のよいおかみさんに迎えられました。台風のキャンセルもあり、本日の宿泊は2組6人だそうです。私たちには男女で別々の部屋でしたので、Cさんはなんと1人で1部屋というぜいたくさでした。「ゆどの」と看板の掲げられたお風呂に入りましたが、こちらの湯舟は1人しか入れません。大勢で入るのは不可です。ですが、汗を流せるだけでもありがたいものがあります。
 夕食までは、薪ストーブを囲んで飲酒&語らいの時間です。ビール、ウイスキー、日本酒、焼酎をちびちびやりながら、会話を重ねました。ゆったりした時間が流れました。夕食は、イワナの塩焼きにほうとうと盛りだくさん。すべておいしく、平らげました。ごちそうさまでした。20時半には就寝し、爆睡でした。
 翌日は午前7時に出発しました。お風呂の道具などは福ちゃん荘で預かってもらえました。唐松尾根をじっくりと登り、雷岩に。普段は大勢の登山者がいるのに、まったく誰とも会いませんでした。紅葉はいまひとつでしたが、静かな山行となりました。雷岩からは笠雲の富士山が見えました。素晴らしい。大菩薩嶺山頂も人っ子一人おらず、写真も撮り放題でした。
 大菩薩の稜線をのんびりと歩き、介山荘を経由して福ちゃん荘へ。介山荘のあたりで登ってきた登山者と行き会いました。福ちゃん荘では、秋限定のきのこラーメン(700円)をいただき、下山の途に就きました。裂石コースでは、登ってくる大勢の登山者に会いました。やはり人気の山です。
 空いている山小屋でのんびりした時間を過ごす。その目的は達成しました。山頂を目指すだけが山旅ではありません。仲間との語らい、自然をじっくり楽しむのもよいものです。
 
 

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無雪期ピークハント/縦走 奥秩父 [日帰り]
技術レベル
2/5
体力レベル
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