金峰山・瑞垣山
- GPS
- 11:26
- 距離
- 22.2km
- 登り
- 1,912m
- 下り
- 2,432m
コースタイム
8:30韮崎駅- 8:50バスー10:03瑞垣山荘−11:21富士見平小屋ー12:30大日小屋−15:30金峰山小屋15:35−15:59金峰山−16:30金峰
7月11日:4:30出発−5:00金峰山ー5:50分岐−8:00富士見平−9:30瑞垣山−11:00富士見平ー11:46瑞垣山荘ー
天候 | 7月10日:晴後曇、7月11日:晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2011年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
GPSがうまく作動せず、瑞垣山荘ー富士見平や瑞垣山の山頂手前が切れている。 夏山縦走の足ごしらえとして歩いた。水と食料、シュラフ、調理器具などを背負って山小屋素泊まりという飯豊、朝日連峰を歩く予行演習。 最近、荷物の多い山行は少ないので初日は結構きつかった。危険な場所はないが途中、岩場が何箇所かあるのもよい練習。初日最後に雨が降ったが、これも縦走中は雨になることが少なくないのでよい経験。二日目は下りが多く、荷物も軽くなったので楽に歩けた。帰りは山小屋で一緒だったご夫婦に増富温泉まで乗せていただき、温泉に入った後、バスで戻った。 |
写真
感想
金峰山・瑞垣山ハイク=一日目:7月10日
夏山の準備のつもりで素泊まりで金峰山を目指した。韮崎駅8時50分の瑞垣山荘行きバスに乗り込み、10時3分に山荘到着。このバスが面白かった。北杜町の歴史と観光、ミサワ・ワイナリーやハイジ園、増富鉱泉、増富周辺の本谷川渓谷などの詳しい解説付き、運転手は立て板に水の解説だった。帰りは解説はなかった。
準備体操をして出発、小一時間で富士見山荘前の水場に到着、ここで2.5リットルくらい水を確保。大日山荘の水場が不確かだったからだがーー重い荷物を担いで稜線まであがることもトレーニングと考えてもいた。10時16分、富士見山荘に出る。例の過去の忌まわしい事件のこともあるが、現在の山荘は新しい管理人が入っていた。丁度、地元で葬式があるので、山を数日降りるそうだ。素泊まりはでき、お金は穴の中に入れる仕組み。しばらく話をしてから、出発。それから一時間足らずで大日山荘。水場は水量十分だった。弁当半分を食べて12時半に出発し、大日岩に13時過ぎに出る。雲行きが怪しく、雨が降り出した。一時間半ほど雨の中を歩く。砂払ノ頭で稜線に出るが、それまでの樹林帯の登りでは、道が川のようだった。なんとか稜線に出ると雨が止みつつあった。すでに2時半を回っている。荷物と雨の関係でかなり体力を消耗している。少し稜線を進んで、五丈岩に近づくが、金峰山小屋との分岐でどうするか考える。消耗が激しいので小屋に先に入ることにした。山頂からは親子連れらしき声が聞こえてくる。後ろ髪が引かれる思いだが、安全を図ってまず小屋に。
3時半ころ、小屋に到着。中に入ろうとすると大きな黒い犬がお出迎え。おとなしそうないい犬だ。中に入ると一組のご夫婦が笑って挨拶。奥様はまだ30代だろう。ご亭主は少し上か?まず荷物を下ろしてどうするか?小屋の若い番人がまだ山頂にいっていないなら、いくことを進める。雨具を干しかけたが雨具と水を持って山頂に行ってみる。すぐガスが出てきて何も見えなくなる。山頂に到着し、五丈岩に向かう。雨が降り出したのですぐ下山を開始する。小屋に引き返し、食事の支度をして、先客のご夫婦と飲みながら四方山話。
金峰山・瑞垣山ハイク=二日目:7月11日
朝、目が覚めたのは最初は2時過ぎ、外に出てみると星がすごくよく見えた。誰も起きてこない。一人で楽しむ。トイレに行き、再度布団に入ると、次は3時半前に目が覚める。まずい。急いで支度せねばーー。自炊小屋に向かい、コーヒーを沸かしてサンドウィッチを食べる。着替えをして支度すると、すでに4時半、仕方ない。出発するとご夫婦に声をかけ、小屋を出る。すでに夜は明けかけている。日の出時間は4時半過ぎのはず。山頂に向かい、夜が明けてくる。五丈岩が赤く光っている。空は晴れ渡り、八ヶ岳、南アルプスなど360度すべて見える。すばらしい景色。五丈岩に登って撮影。天辺まで行かずに裏に回ると富士山がくっきり見えた。雲ひとつない。早起き三文の徳というものか?しばらくいろいろな場所や角度で撮影し、先に進む。よい展望の場所ごとに撮影するとなかなか進まない。5時50分、金峰山小屋分岐に出ると、新潟のご夫婦が小屋からあがってくる声。昨日金峰山山頂に行ったので今日は山頂に行かずに瑞垣に向かうらしい。ここからは追いつ抜かれつ、富士見平まで進む。ご夫婦も相当な脚力。最後は富士見平はご夫婦が先。大日岩で行動食を取っている間に抜かれた。私はかなりエネ補給が必要だが、ご夫婦は若いせいか、あまり食べなくとも平気らしい。
8時少し前、富士見平に到着。富士見平でも私は昨日の残りご飯をスープで暖めてエネ補給。ご夫婦は荷物の整理だけで先に出発。私は10数分後に追いかけた。8時半、川を渡って瑞垣山に向かう。ご夫婦はなかなか追いつかない。岩場の登りの連続。9時過ぎ、やすり岩が見えてきた。9時半過ぎ、山頂に出てようやく斯界が360度になった。岩場の山頂の奥にご夫婦が休憩中。私は撮影をしながら、お弁当を食べる。ご夫婦はお菓子などでエネ補給。私は食べすぎか?
再び下山で追いつ抜けれつ。基本的には私が後を追いかける状態。川を渡るとき、私が追い抜いて富士見峠までは先に出る、11時前。ここで荷物を整理しているときにご夫婦が先に出発。それを追いかけて下山すると12時前に瑞垣山荘に出る。バスは12時55分で一時間近く前だ。どうしようかと思ったが、ご夫婦がトイレから出てきたので増富温泉方面に行かれるかどうかたずねる。するとそこに立ち寄るということなので、車で増富まで出る。この温泉はラジウム温泉ということだが、よくわからない。源泉は25度から37度まであり、なかなか感じは悪くない。刺青の中年男性が低い温度の源泉に長く使っていた。私は12時45分過ぎまでで出て、13時16分のバスを捕まえて帰宅した。
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