ルナサンダルで塔ノ岳
- GPS
- --:--
- 距離
- 13.2km
- 登り
- 1,278m
- 下り
- 1,278m
コースタイム
- 山行
- 4:50
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 4:50
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所なし |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
飲料
日焼け止め
保険証
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
|
---|---|
備考 | 着替え一式 |
感想
仕事の都合で平日に時間がとれたので,久々に山らしい山に登ろうと思い,10月の台風被害の影響が少ない丹沢の大倉尾根で塔ノ岳(1,491 m)を往復することにしました。この山は何度も登っているので,少し趣向を変えて,最近ランニングで使っているルナサンダルを使うことにします。このサンダルは,すでに高尾山では試しましたが,超軽量なだけに登りではなかなか快適です。ただし,丹沢ではガレ場が連続する箇所があり,サンダルでは行きはよくても帰りが怖いので,下り用のトレランシューズも持参します。また,10月下旬の朝方は気温が低くなっているので,裸足ではなく二股のソックスを着用することにします。
当日,最寄駅の小田急線・渋沢駅のバス停に向かうと,平日にもかかわらずあとからハイカーの数がどんどん増えてきて,ほぼ満員の状態で登山口に出発します。幸い,この便で乗れなかった人はいないようです。久々の好天と紅葉の見ごろということなのでしょう。
大倉のバス停からしばらく舗装路を歩いて登山口に向かいます。最初に凹凸の激しい敷石の上を歩きますが,ソールの厚みのないサンダルでも,特に問題なく登っていけます。途中にいくつかある山小屋は,まだ人の気配はありません。足元が軽いせいか,重いトレッキングシューズを履いたハイカーを何人もパスしていきますが,トレイルランナーだけは,軽快に駆け登りすぐに姿が見えなくなります。シカがすぐ近くに現れますが,カメラを向けても逃げずにそのままポーズしていてくれます。
大倉尾根の階段も,上を見ずに足元だけを見て黙々と登り,ガレ場も足の置き場を慎重に選べばサンダルでも問題はありません。ここで気づいたことは,サンダルでも捨て寸(つま先と靴の先端との間のスペース)が必要だということです。今履いているルナサンダルは2 cmくらいの捨て寸があります。これがあるおかげで,岩や階段の垂直部分に指をぶつけて痛い思いをすることがありません。サンダルで走る場合は,つま先を路面にひっかけて転倒する危険もあり(実際,3回くらいアスファルトで転倒を経験),できるだけ捨て寸がない方がよいとされていますが,山に登る場合は現状のままの方が合っているようです。
高度を上げていくと,あたりに紅葉した木々も目に入ってきますが,空は曇っていて日光の照り返しがない分,ちょっとくすんだ感じです。最後の階段を上がって塔ノ岳の頂上に着いたタイミングで,ようやく青空になります。風もなく,汗で冷えた体に暖かい日ざしも感じます。ここで15分ほど休憩したところで,サンダルをトレランシューズに履き替えて,下りに向かいます。やはり,下りのガレ場や段差の大きい階段などでは,クッションのあるシューズは心強く感じます。サンダルでも下れないことはないと思いますが,膝への衝撃は登りと比べものにならないはずです。また,足運びが慎重になる分,時間もかかるでしょう。その反面,シューズだと足の置き場がややいい加減になる感じがします。結局,登りでサンダル,下りで(トレッキング)シューズというパターンが,登山適期の低山歩きにはよさそうです。
下るごとに,これから登ってくるハイカーと次々にすれ違うようになります。みな「バカ尾根」をきつそうに登っていますが,下りも足腰に大きな負担がかかります。細かいスクワットを2時間近く続けているような気がしてきます。バス停が近くなるころにちょうどペットボトルの水分もなくなり,正午前にゴールします。バスが20分後に出るので,急いで着替えを済ませ,同じルートで帰宅の途につきました。
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