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Yamareco

記録ID: 208590
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ハイキング
甲信越

笹子雁ヶ腹摺山

2011年05月31日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
08:59
距離
19.1km
登り
1,735m
下り
1,743m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

7:30笹子駅ー7:45新中橋バス停-8:05鉄塔-9:21笹子雁ヶ腹摺山−10:30笹子峠−11:50カヤノキビラノ頭-12:05大洞山ー13:04摺針峠−13:48ボッコの頭−14:41大沢山−15:35鉄塔−16:12奥野稲荷神社−16:46笹子駅
天候
過去天気図(気象庁) 2011年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
笹子駅から笹子雁ヶ腹摺山・大沢山を周回し、帰路は笹子駅手前からバスで笹一酒造に立ち寄って帰宅
コース状況/
危険箇所等
行きのバス車中に乗り合わせたハイカーから大沢山付近のイワカガミの話を聞いて予定変更、笹子雁ヶ腹摺山からお坊山方面に向かわず、笹子峠から大沢山に向かうマイナーコースに向かった。笹子峠以降は下調べも十分でなく不安だったが、カヤノキビラの頭までは道標もあり以外にも整備されていた。1402mピークの先で尾根が左右に分岐するが、右に行くべきところを間違えて明瞭に見えた左に進むと下る一方になり、間違いに気づいた。戻って摺針峠に出て正しい道に復帰。ボッコの頭を経て大沢山までまだまだ遠かったが、イワカガミの群落を見て14時40分過ぎに大沢山荷到達。大沢山の道標では笹子駅二時間、道不鮮明とあったが、昭文社地図では赤線ルートに変わっていたので、これを下る。かなり急傾斜ではあるが、尾根上に明瞭な道があり、右下に清八峠からの道や送電鉄塔などを見ながら下るので安心できる。1時間半くらいで清八峠の道と合流する神社に出て、住民に近道を確認して笹子駅に出る。

感想

笹子雁ヶ腹摺山・笹子峠・大沢山縦走
  早い入梅で雨が続く中、今週唯一晴れるようなので、笹子に出かけた。笹子雁ヶ腹摺山の登山口まで、駅前からバスに乗る。バス停には三人のハイカー(私含め)、青空が出てきたので、天気がよくなってきましたね、と声をかけると、今日のコースに関して話が弾んだ。一人は同じく腹摺山へ、一人は清八峠から大沢山と変わったコース。ツツジが多いコースらしい。また大沢山の先にイワカガミの群落もあるという。よい話を聞いた。このハイカーは追分で降りて清八峠に向かう。もう一人は私と一緒に新中橋で降り、私は登山口方面にすぐ向かったが、もう一人はリニアモーターカー実験地関連工事用道路入口で、いつまでも準備していたので、先に出発。旧甲州街道に入るとすぐに登山口に7時49分。進むとすぐ急なのぼりが始まった。そしてすぐに尾根に乗り、8時5分には鉄塔に出た。8時45分、山ツツジが多く見られる。しばらくツツジの中を進むと、やがて前方に腹摺山が大きく見えてきた。次第に傾斜を増して、30分ほど進むと山頂近くに下から見えていた反射板のような構造物が見え、9時21分に山頂に飛び出した。小休止の前にお坊山方面に少し進んでみる。前方が少し見え始めた辺りで引き返し、行動食を補給して、予定を変更、笹子峠に向かう。大沢山方面に行ってみようと最初ののぼりで決断。時間はまだ早い。鉄塔の辺りで遠く奥秩父の甲武信岳方面や今日進むであろう笹子峠の向こうの山並み、本社ヶ丸、あるいは三つ峠方面が見える。雲が多いため、富士山は見えない。鉄塔の先、巻き道を通って時間を節約、ところどころにウツギ、ツツジ、さらにハルリンドウなどの花が咲いている。やがて巻き道が尾根道と合流し、急な下りが始まる。10時24分、甲斐大和の日影地域に行く道が分岐、そこからすぐ急坂を下ると笹子峠。そこでも日影と笹子の峠道があり、腹摺山と大沢山方面への縦走コースが分岐。4つ辻だ。午前10時半、まだ時間が早いのでいけるところまで進もうと登山道に入る。最初にラショウモンカズラらしき花がお出迎え。そしてしばらく進むとマイヅルソウの群落が続く。中尾根ノ頭には11時、この先のカヤノキビラノ頭などの稜線が見え、清八山方面も見えている。ここで行動食を補給して先に進む。散りかけた三つ葉ツツジの中を進むと次第に尾根がやせてきて、両側から沢の源頭が突き上げている。11時50分、カヤノキビラノ頭に到着。道は整備が進み、道標や地図まで立派な板で作られている。もはや赤点線のコースではない。ここからは大沢山方面だけでなく、京戸山から笛吹市、御坂道方面に出るコースも整備されているようだ。歩く人いるのかな?
 昼食弁当を半分食べ、こうなったら大沢山まで行けそうだ。ここから先は引き返すも進むも時間的には大きな差がなくなる。大洞山はすぐだが、ここから先、道が少し藪っぽくなる。無名ピークで尾根が分かれ、左側に明瞭な踏み跡がついているのに惑わされた。右側を見ると道がはっきりしないように見えた。しかし赤テープはない。GPSのウエイポイントは入れていないので、現在位置はわかるがコース取りの正否は不明瞭。しばらく下ると下りすぎの感じで、これから登り返すべき稜線が見えない。これは間違いだと気づき、このまま下ってしまうことも考えたが、確実に下れる保証もないので、登り返す事に。15分ほど上ってもとのピークに出た。右の踏み跡らしきところに進むとテープが見え、その下ではっきりした道が続いている。30分のロス。岩場を下っていくと13時過ぎ、摺針峠に出た。ここにも新しい道標が立っており、十字路になっている。笹子峠、ボッコノ頭に行く道以外に、ここから笹子駅方面に直接下山する道、御坂町三ツ星に下る道など。しかし歩く人はいるのか?道の整備はどうなのか?疑問は尽きない。少し遅れ気味なので先を急ぐ。清八山方面を見ながら新緑の道を進む。藪などはきれいに払われている。30分少々で13時48分、ボッコノ頭の到着。長時間、長距離歩いたのでさすがに疲れが出てきた。ここで残りの弁当を食べて大沢山まで最後の登りに備えた。ここまでくれば、何とかなりそう。2時前出発、山頂からすぐ先で山芍薬の大きなつぼみ、もうすぐ咲き出しそう。数日後見に行きたい感じ。岩場の急斜面のアップダウンがはじまって二時10分過ぎ、大沢山直下のイワカガミ群落が出てきた。花はピークを過ぎて散り始めているがまだ見られる。ここで20分近く撮影しながら岩場を進み、さらに15分ほど進んで大沢山山頂に14時41分到着、水と行動食を補給し、すぐ下山開始。山頂から30mほど進むと女坂峠(清八峠・三つ峠方面)の分岐。今日はすでに時間がないので左に笹子駅方面の道から下山。しばらく下ると右側の視界が開け、清八林道や変電所、送電鉄塔などが見えてきた。
 45分ほど下ると、鉄塔に出て、もうあと少し。小休憩し、果物や水を補給して一気に下山。20分ほどで16時11分、神社に出た。ここからは清八林道にも出られる。この先に民家があったので道をたずねると右の神社の鳥居の石段を下ると国道に出た。その先でバスが来たので乗車し、駅を過ぎて笹一手前で降り、お酒やお土産の酒饅頭を買って岐路に着いた。

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