水ヶ塚より，富士山中腹の秋を歩く。

2019年11月03日(日) [日帰り]

• GPS: 04:04
• 距離: 6.5km
• 登り: 207m
• 下り: 205m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:56
• 休憩: 0:08
• 合計: 4:04

距離 6.5km 登り 207m 下り 205m

9:42 スタート地点
10:47 10:55 須山登り一合五勺
13:46 水ヶ塚公園

ハイキングコースをいろんな人と話をしながらゆっくりと歩く。

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

八王子滝山道の駅にメンバー集合。中央道経由で現地へ移動。

コース状況／危険箇所等

よく整備された遊歩道が続いている。体力や時間に合わせていくつもコースを選ぶことができる。

その他周辺情報

水ヶ塚には道の駅と広い駐車場がある。

写真

今日は朝から曇り空。でも富士山はてっぺんまでよく見えていた。陸自と海兵隊の基地の間に伸びるまっすぐな道を，水ヶ塚公園まで登っていく。正面には南東方向から見た富士山。

水ヶ塚公園駐車場から。ここからは宝永山の爆裂火口がよく見えて，いつも見ている富士山とは違う雰囲気で迫力がある。南東斜面は雪が薄い。富士山は見る方向で表情を変える。

水ヶ塚上の登山口から，須山上り一合五勺，須山下り一合五勺，須山御胎内上を巡るルートへ。今日は同級生8人でハイキング。紅葉は終盤。

富士山が流した溶岩で，そこかしこに不思議なものが形作られている。苔の重なり方もすごい。

大きな木が列をなして根こそぎ倒れている。

そしてそこにも，もふもふの苔が重なっている。

ところどころにカエデの紅葉。美しい。

足下には火山由来の石がごろごろ。すかすかと穴が空いた軽石がたくさんあった。本当に軽くて石らしくない。

ここからさらに上がると富士山に行けるが，今日はここから平行移動する。須山下り一合五勺へ進む。

道べりに巨大ダケカンバが姿を現す。

色とりどりの落ち葉で覆われたハイキングコースを歩く。紅葉はもうおしまいだが，秋の風情が漂うすてきなコースだ。

木の根元の洞の中で，金ぴかの甲虫が動いていた。土に潜り込もうとがんばっていたみたいだ。

ハウチワカエデの鮮やか葉っぱ。至る場所に散っている。

ほどなく，須山下り一合五勺に到着。ここから幕岩へはすぐ。今日はこのまま下へ。

モミの巨木も次々と現れる。目の前でリスがチョロチョロしていた。あっという間に木の梢の方へ消えてしまった。

須山御胎内に到着。流れ出た溶岩の作り出したトンネルをお母さんのお腹に見立てたのだという。安産の神様が祀られているそうだが，現在は入ることができないようだ。

梯子の所まで行ってみた。中には入らず。

溶岩洞穴はこんな感じ。

ハウチワカエデの紅葉が続く。この近辺は富士山自然休養林として，ハイキングコースがいくつも整備されている。道の駅でハイキングマップをいただきました。

苔のオブジェ。もこもこ。

コシアブラの紅葉。紅葉で色が白くなる変わった葉っぱ。

登山口の案内板。富士山の噴火に伴う山体崩壊で岩なだれが起きて，崩れた岩が積もってできた○○塚。たしか以前，ブラ○○リで見たような気がする。こうしてみると，富士山は火口や大小の火山を従えたスーパーな火山だと分かる。

あれ？いつの間にかすっかり隠れてしまった。

今日は道志村の水の元キャンプ場へ。夕ご飯が楽しみ。

感想

satopan7

関東遠征2日目は，かつての同級生の友達でハイキング。行ったことがない水ヶ塚公園から，富士山中腹，晩秋の自然休養林をゆっくりと歩いた。富士山の山懐に抱かれた歩きやすい自然豊かな道だった。