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Yamareco

記録ID: 2088018
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
尾瀬・奥利根

錦秋の越後名峰金城山

2019年11月02日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
6.3km
登り
1,068m
下り
1,065m

コースタイム

日帰り
山行
8:10
休憩
1:00
合計
9:10
7:50
30
登山口駐車場
8:20
8:20
0
8:20
8:30
80
9:50
10:10
50
五合目
11:00
11:00
50
11:50
11:50
20
12:10
12:10
20
九合目
12:30
13:00
10
13:10
13:10
0
13:10
13:10
40
13:50
13:50
50
六合目
14:40
14:40
50
15:30
15:30
70
四合目
16:40
16:40
20
17:00
登山口駐車場
 当初はこの3連休は泊まりでの計画をもくろんでいたが、つれあいの車使用OKの了解得られず、最も予報の良かった初日の11/2のみ車使用OKの許可をとりつけ、日帰りの計画に変更。
 最初は連荘ではすこしゆるハイクを連続してと考え、赤湯温泉&会津のマッターホルン蒲生岳を狙っていたが、日帰りの計画に変わって、1日をガッツリ歩くコースに変更する事にし、紅葉のよさげな金城山に決める。
 前回は少し紅葉が遅すぎたが、今年は10日ぐらい遅れているので、この時期がベストと読み、前回コースの観音コースではなく、いった事の無い水無しコース〜滝入りコースの周回とした。沢筋は下りにとると危なそうという先入感があり、畔時計まわりで、滝入りコース〜回る事にした。あとで教えてもらったが、水無しコースは下り禁止なんですね。今回は知らずにこのコース取りをしてしまいました。
 でも結果論ですが、滝入りコースは下りに取るには厳しい道ですね。滑りやすく危険がいっぱいだと感じました。水無しコースは下りにとっても滝入りコースよりはずっと安全で歩きやすかったと思います。
 快晴のお天気にも恵まれ、サイコーの金城山でしたね。紅葉もジャストタイミングで色づきもすばらしかったです。特に黄金色に輝くブナの紅葉からはいっぱい鋭気をもらって、癒されましたね。またタカノツメがすばらしい色づきで全山錦秋紅葉の、もう一つの主役だったと思います。
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2019年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
水無口、滝入口の周回の基点 中川新田の登山口駐車場に駐車
石打塩沢ICを降りて六日町方面へ向い突き当たりのR291を左折、次の信号を右折して高棚川を渡って直ぐの道を左折(案内なし、信号無し)して道なりに行くと、
大月トンネルに行き着く。トンネル出て、しばらく行くと突き当たりになり、ここを右折して山道に入る。最後は細いが舗装道をひたすら進み、行き止まりに5台程度の駐車スペースあり。ちょっと不安になるような細い道です。
駐車場には何もないので、トイレとかはコンビにで。
コース状況/
危険箇所等
 駐車場からは20mぐらい道を戻って、左に入る道が登山道。赤い表示あり。ここに登山ポストが設置されています。ここを数分進むと杉林の中に水無し口/滝入り口の分岐点がある。自分は反時計回りの周回をとったが(滝入り↑水無し↓)後で、水無しコースは登り専用だと教えていただきました。
 ただ自分の歩いてみた感覚では、むしろ滝入りコースのほうが下りは危険と感じました。ここを下山道とするなら、もうすこしコース整備をしていかないと怪我をする人がでてきても、おかしくないぐらい荒れていました。水無しコースはおそらく落石とかあるいは登山道の保全といった観点から、一方通行にしているのだと思います。
 滝入りコースの歩きにくさは、沢道ならではのトラバース系の行程がかなり多いのですが、その大部分がほぼ平坦ではなく道がかなりの傾斜で片斜面になっている点。またところどころで、落とし穴のようにわずか数十cmだけぽっかり崩れて道がなくなっている部分があって、見落としてしまって足を出すとそのまますべって谷底へいきそうな場所があった。沢自体はそれほど深くないので、落ちても死ぬような事はないかも知れないが、逆に注意力が散漫になり、足を踏み外せば怪我に結びつくだろう。土が粘土質で滑りやすい上、谷筋でいつも湿っているため、とにかく滑りやすい。また落ち葉も多く、木の根っこもむき出した部分が多く、滑る予期が出来ずにいきなりつるっといってしまう場面が何度もあった。登りなら滑ったで済むが、下りだとそのまま転落に結びつくので、要注意。急傾斜の要所にはロープや鎖が設置されている。急斜面は兎に角良くすべり、割り切って補助を使って、斜面に直角に靴を置いて登っていった。
 水無しコースは尾根の急登の連続。こちらも滝入りコースと同様、粘土質の急坂の連続、滑りやすい。少し乾いた分だけ滝入りコースよりまし。1箇所岩場のトラバースがあって、ここは足を踏み外したらアウト。かなり苔むした岩場でじめじめしており、滑りやすいのでスタスタ歩ける場所ではない。ロープと鎖がもしなかったら、危険極まりない悪さだ。ここはロープと鎖をしっかり握り締め命綱に慎重に通過する。
その他周辺情報 最寄のコンビには、R291で左折するところ右折すれば20mぐらいで7-11あります。突き当たりの交差点から至近で直ぐそばに見える。
赤城高原SAで休憩。ちょうどモルゲンタイム!
2019年11月02日 05:57撮影 by  X30, FUJIFILM
11/2 5:57
赤城高原SAで休憩。ちょうどモルゲンタイム!
その後このような小滝を横目に登ってゆく。
2019年11月02日 08:33撮影 by  X30, FUJIFILM
11/2 8:33
その後このような小滝を横目に登ってゆく。
岩場は滑りやすいので足元に細心の注意が必要。
このナメ滝は美しい。この上部は美しいナメが続き、夏なら沢登りしながら辿ってもおもしろそう。
2019年11月02日 09:05撮影 by  X30, FUJIFILM
11/2 9:05
岩場は滑りやすいので足元に細心の注意が必要。
このナメ滝は美しい。この上部は美しいナメが続き、夏なら沢登りしながら辿ってもおもしろそう。
上の写真の落ち口までいくと、上部はナメの連続帯。美しい渓相でした。
2019年11月02日 09:08撮影 by  X30, FUJIFILM
11/2 9:08
上の写真の落ち口までいくと、上部はナメの連続帯。美しい渓相でした。
対岸の岩場の紅葉が美しい。
2019年11月02日 09:29撮影 by  X30, FUJIFILM
11/2 9:29
対岸の岩場の紅葉が美しい。
キター、ブナ林の紅葉。快晴に恵まれ、ここからはブナ林のすばらしい紅葉プロムナードでございました。
2019年11月02日 09:51撮影 by  X30, FUJIFILM
2
11/2 9:51
キター、ブナ林の紅葉。快晴に恵まれ、ここからはブナ林のすばらしい紅葉プロムナードでございました。
いい色付きです。
2019年11月02日 09:52撮影 by  X30, FUJIFILM
1
11/2 9:52
いい色付きです。
これが見たかったのです。ジャストタイミングでお天気にも恵まれて、言うこと無し。
2019年11月02日 10:08撮影 by  X30, FUJIFILM
11/2 10:08
これが見たかったのです。ジャストタイミングでお天気にも恵まれて、言うこと無し。
こちらはまだ色づき始めの若い葉っぱ。
2019年11月02日 10:10撮影 by  X30, FUJIFILM
11/2 10:10
こちらはまだ色づき始めの若い葉っぱ。
ブナ林の下ばえには、ひっそりと脇役のドウダンツツジ
2019年11月02日 10:26撮影 by  X30, FUJIFILM
11/2 10:26
ブナ林の下ばえには、ひっそりと脇役のドウダンツツジ
再び、黄金ブナ。
2019年11月02日 10:29撮影 by  X30, FUJIFILM
11/2 10:29
再び、黄金ブナ。
コシアブラが透けてきれい。
2019年11月02日 10:37撮影 by  X30, FUJIFILM
11/2 10:37
コシアブラが透けてきれい。
ブナの大木を見上げる。キラッキラです。
ずっとここにいたい気分。
2019年11月02日 10:41撮影 by  X30, FUJIFILM
1
11/2 10:41
ブナの大木を見上げる。キラッキラです。
ずっとここにいたい気分。
黄金ブナが透けて、ますますコガネ色に輝きます。
2019年11月02日 10:42撮影 by  X30, FUJIFILM
1
11/2 10:42
黄金ブナが透けて、ますますコガネ色に輝きます。
ブナ、ミズナラ、コシアブラの3色コラボがたまりません。
2019年11月02日 10:48撮影 by  X30, FUJIFILM
11/2 10:48
ブナ、ミズナラ、コシアブラの3色コラボがたまりません。
急坂登って、やっとこ尾根の潅木帯までやってきた。ここからは俄然眺望がよくなります。行く手の金城山をロックオン。
2019年11月02日 10:55撮影 by  X30, FUJIFILM
11/2 10:55
急坂登って、やっとこ尾根の潅木帯までやってきた。ここからは俄然眺望がよくなります。行く手の金城山をロックオン。
すばらしい紅葉の斜面
2019年11月02日 11:19撮影 by  X30, FUJIFILM
2
11/2 11:19
すばらしい紅葉の斜面
登ってきた滝入りコースの尾根筋
遠くは魚沼平野
2019年11月02日 11:29撮影 by  X30, FUJIFILM
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11/2 11:29
登ってきた滝入りコースの尾根筋
遠くは魚沼平野
越後三山とすばらしい紅葉斜面
2019年11月02日 11:33撮影 by  X30, FUJIFILM
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11/2 11:33
越後三山とすばらしい紅葉斜面
光線状態も良く、何処を切り出しても絵になります。
2019年11月02日 11:35撮影 by  X30, FUJIFILM
1
11/2 11:35
光線状態も良く、何処を切り出しても絵になります。
観音コースをあわすと、見覚えある景色が次々現れる。前回は観音コースをピストンした。
空気が澄んでおり、遠くまで見渡せた!
2019年11月02日 11:48撮影 by  X30, FUJIFILM
11/2 11:48
観音コースをあわすと、見覚えある景色が次々現れる。前回は観音コースをピストンした。
空気が澄んでおり、遠くまで見渡せた!
六日町の町並みが遠望できる。
2019年11月02日 11:48撮影 by  X30, FUJIFILM
1
11/2 11:48
六日町の町並みが遠望できる。
越後三山がばっちり。八海山、越後駒ケ岳、中の岳
2019年11月02日 11:41撮影 by  X30, FUJIFILM
11/2 11:41
越後三山がばっちり。八海山、越後駒ケ岳、中の岳
ナナカマドがよい色づき
2019年11月02日 11:51撮影 by  X30, FUJIFILM
1
11/2 11:51
ナナカマドがよい色づき
8合目まで到達し、水場の標識をこえるとまもなく小ピークで、ここからは眺めがすばらしい。上越国境の山々の連なりが良く見合えます。
2019年11月02日 12:05撮影 by  X30, FUJIFILM
11/2 12:05
8合目まで到達し、水場の標識をこえるとまもなく小ピークで、ここからは眺めがすばらしい。上越国境の山々の連なりが良く見合えます。
米どころ魚沼平野が広がります。
2019年11月02日 12:05撮影 by  X30, FUJIFILM
11/2 12:05
米どころ魚沼平野が広がります。
リョウブとカジカエデ
2019年11月02日 12:11撮影 by  X30, FUJIFILM
11/2 12:11
リョウブとカジカエデ
頂上部台地にやっとこ到達、真っ赤なドウダンツツジがお出迎え
2019年11月02日 12:30撮影 by  X30, FUJIFILM
2
11/2 12:30
頂上部台地にやっとこ到達、真っ赤なドウダンツツジがお出迎え
金城山頂上広場はすばらしい眺めでした。空気が澄んで遠くまで見渡せる。金城山の標識があるが、本峰は実は写真の正面の山です。まだ紅葉に包まれてました。遠くに越後三山。
2019年11月02日 12:32撮影 by  X30, FUJIFILM
11/2 12:32
金城山頂上広場はすばらしい眺めでした。空気が澄んで遠くまで見渡せる。金城山の標識があるが、本峰は実は写真の正面の山です。まだ紅葉に包まれてました。遠くに越後三山。
こちらは巻機山へ続く尾根。いい色づきでした。
奥は奥利根水源の山々。
2019年11月02日 12:29撮影 by  X30, FUJIFILM
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11/2 12:29
こちらは巻機山へ続く尾根。いい色づきでした。
奥は奥利根水源の山々。
無名峰と堂々とした山容の奥が巻機山
2019年11月02日 12:32撮影 by  X30, FUJIFILM
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11/2 12:32
無名峰と堂々とした山容の奥が巻機山
無名峰から続く尾根の岩壁
2019年11月02日 12:33撮影 by  X30, FUJIFILM
11/2 12:33
無名峰から続く尾根の岩壁
無名峰
2019年11月02日 12:34撮影 by  X30, FUJIFILM
11/2 12:34
無名峰
山頂広場で撮っていただきました。
ありがとうございました。
2019年11月02日 12:56撮影 by  X30, FUJIFILM
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11/2 12:56
山頂広場で撮っていただきました。
ありがとうございました。
少し避難小屋寄りの岩場
2019年11月02日 12:58撮影 by  X30, FUJIFILM
11/2 12:58
少し避難小屋寄りの岩場
振り返って、金城山頂上広場を望む。
2019年11月02日 13:04撮影 by  X30, FUJIFILM
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11/2 13:04
振り返って、金城山頂上広場を望む。
すごい岩壁の上に広場はあります。
2019年11月02日 13:04撮影 by  X30, FUJIFILM
11/2 13:04
すごい岩壁の上に広場はあります。
金城山頂避難小屋
本当の頂上付近、このあたりは潅木帯で眺望無し。
2019年11月02日 13:06撮影 by  X30, FUJIFILM
11/2 13:06
金城山頂避難小屋
本当の頂上付近、このあたりは潅木帯で眺望無し。
水無しコースを下ります。すこしいくと眺望効くの尾根にでる。
すばらしい景色です。
2019年11月02日 13:12撮影 by  X30, FUJIFILM
1
11/2 13:12
水無しコースを下ります。すこしいくと眺望効くの尾根にでる。
すばらしい景色です。
お隣はブナの尾根ですね。中腹がすばらしい色づき
2019年11月02日 13:23撮影 by  X30, FUJIFILM
2
11/2 13:23
お隣はブナの尾根ですね。中腹がすばらしい色づき
ドウダンツツジはブナ林の中では複雑な色に紅葉
2019年11月02日 13:48撮影 by  X30, FUJIFILM
11/2 13:48
ドウダンツツジはブナ林の中では複雑な色に紅葉
黄色の紅葉が目立つ。おそらくタカノツメの黄葉
2019年11月02日 14:36撮影 by  X30, FUJIFILM
11/2 14:36
黄色の紅葉が目立つ。おそらくタカノツメの黄葉
オオカメノキの色づき始め
2019年11月02日 14:51撮影 by  X30, FUJIFILM
11/2 14:51
オオカメノキの色づき始め
5合目あたりがブナ紅葉ピークです。こちらの尾根も黄金ブナ登場。
2019年11月02日 15:01撮影 by  X30, FUJIFILM
1
11/2 15:01
5合目あたりがブナ紅葉ピークです。こちらの尾根も黄金ブナ登場。
紅葉まっさかりのブナと、まだ紅葉し始めのブナが隣り合わせている。日の当たり方がちがうのかな???
2019年11月02日 15:03撮影 by  X30, FUJIFILM
11/2 15:03
紅葉まっさかりのブナと、まだ紅葉し始めのブナが隣り合わせている。日の当たり方がちがうのかな???
エンコウカエデと淡いクリーム色の葉っぱの木なんだろう?
2019年11月02日 15:07撮影 by  X30, FUJIFILM
11/2 15:07
エンコウカエデと淡いクリーム色の葉っぱの木なんだろう?
コシアブラとミズナラ
2019年11月02日 15:12撮影 by  X30, FUJIFILM
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11/2 15:12
コシアブラとミズナラ
紅葉まだのハウチワカエデとコシアブラと黄金ブナ。下ばえはリョウブの黄葉
2019年11月02日 15:16撮影 by  X30, FUJIFILM
11/2 15:16
紅葉まだのハウチワカエデとコシアブラと黄金ブナ。下ばえはリョウブの黄葉
黄金ブナとハウチワカエデとエンコウカエデ
2019年11月02日 15:20撮影 by  X30, FUJIFILM
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11/2 15:20
黄金ブナとハウチワカエデとエンコウカエデ
金城山を振り返る。
黄色はタカノツメだろう。
2019年11月02日 15:30撮影 by  X30, FUJIFILM
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11/2 15:30
金城山を振り返る。
黄色はタカノツメだろう。
この尾根の主役はタカノツメでした。個体数も多く、紅葉真っ盛りの中心。まっ黄色に色づいたタカノツメがホント美しかった。
2019年11月02日 15:43撮影 by  X30, FUJIFILM
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11/2 15:43
この尾根の主役はタカノツメでした。個体数も多く、紅葉真っ盛りの中心。まっ黄色に色づいたタカノツメがホント美しかった。
ナナカマドの赤とタカノツメの黄色のコラボ
2019年11月02日 15:48撮影 by  X30, FUJIFILM
11/2 15:48
ナナカマドの赤とタカノツメの黄色のコラボ
ドウダンツツジは尾根筋では太陽いっぱい浴びて、真っ赤に紅葉
2019年11月02日 15:57撮影 by  X30, FUJIFILM
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11/2 15:57
ドウダンツツジは尾根筋では太陽いっぱい浴びて、真っ赤に紅葉
タカノツメとドウダンツツジの赤のコラボ
2019年11月02日 16:02撮影 by  X30, FUJIFILM
11/2 16:02
タカノツメとドウダンツツジの赤のコラボ
眺望効く尾根に出て大分下ると、金城山の全景が見えてきた。
タカノツメの黄色がすばらしいアクセント。
2019年11月02日 16:03撮影 by  X30, FUJIFILM
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11/2 16:03
眺望効く尾根に出て大分下ると、金城山の全景が見えてきた。
タカノツメの黄色がすばらしいアクセント。
4合目から下は、ドウダンツツジの赤も優勢になって、とタカノツメの黄色と赤で鮮やかな錦秋を演ずる。
2019年11月02日 16:12撮影 by  X30, FUJIFILM
11/2 16:12
4合目から下は、ドウダンツツジの赤も優勢になって、とタカノツメの黄色と赤で鮮やかな錦秋を演ずる。
真っ赤のドウダンツツジ
2019年11月02日 16:17撮影 by  X30, FUJIFILM
11/2 16:17
真っ赤のドウダンツツジ
4合目あたりの尾根も紅葉ピークに近い。一番いいときかも。
2019年11月02日 16:19撮影 by  X30, FUJIFILM
11/2 16:19
4合目あたりの尾根も紅葉ピークに近い。一番いいときかも。
タカノツメが尾根の両脇を埋め尽くしている。まさにタカノツメのトンネル状態だ。
2019年11月02日 16:20撮影 by  X30, FUJIFILM
11/2 16:20
タカノツメが尾根の両脇を埋め尽くしている。まさにタカノツメのトンネル状態だ。
ドウダンツツジも負けてない。登山道の両脇を埋め尽くす。
2019年11月02日 16:21撮影 by  X30, FUJIFILM
1
11/2 16:21
ドウダンツツジも負けてない。登山道の両脇を埋め尽くす。
真っ赤なドウダン、真っ黄色なタカノツメ、をバックに金城山
2019年11月02日 16:22撮影 by  X30, FUJIFILM
2
11/2 16:22
真っ赤なドウダン、真っ黄色なタカノツメ、をバックに金城山
ドウダン&タカノツメのコラボ1
2019年11月02日 16:24撮影 by  X30, FUJIFILM
11/2 16:24
ドウダン&タカノツメのコラボ1
ドウダン&タカノツメのコラボ2
2019年11月02日 16:26撮影 by  X30, FUJIFILM
1
11/2 16:26
ドウダン&タカノツメのコラボ2
紅葉ピークの水無しコースの尾根
2019年11月02日 16:31撮影 by  X30, FUJIFILM
11/2 16:31
紅葉ピークの水無しコースの尾根
3合目当たりから振り返る金城山
ここまで来るとまだこれから感があります。
2019年11月02日 16:32撮影 by  X30, FUJIFILM
1
11/2 16:32
3合目当たりから振り返る金城山
ここまで来るとまだこれから感があります。
本日の収穫:いつもの落ち葉コレクションです。
2019年11月03日 00:14撮影 by  X30, FUJIFILM
3
11/3 0:14
本日の収穫:いつもの落ち葉コレクションです。

感想

 当日は気合入れて3時起床、3時半には家を出て、給油満タン後深夜割ギリの3時50分ころに高速に乗った。2時間ノンストップで頑張り、赤城高原SAにてトイレ休憩。併せ、いつもこの場所でモルゲン迎えるのがお約束。今日は快晴、谷川連峰のモルゲンもばっちり撮れて、幸先良いスタート。続いてさらに休憩無しで石打ICで降りて、そのまま登山口へ向い、7時24分着。かなりいいペースでアプローチできた。最後駐車場が何処にあるのか心配なほど細い道だったが、勇気を出してそのまま突き進み、行き止まりが駐車場になっていた。到着時4台すでにあり、最後の1つのスペースに滑り込みセーフであった。駐車場にトイレ無し。水は両コースとも歩き出してすぐに沢があり、沢水は得られる。水質は不明。
 登山支度をして45分ごろ駐車場出発。少し戻って左に分ける道を行く。登山ポストもあって、ここで登山カードに記入していく。数分で両コースの分岐の標識あり。右の滝入りコースを登りにとった。滝入りコースは比較的明るい沢筋の中を進んでいく。沢なので前半は傾斜はそれほどきつくなく、後半尾根に上がってから観音コースに合流するまでが意外に長い。前半の沢筋は登ってはトラバースという感じの道で、トラバースは道自体片斜面になっていて、大変歩きにくく滑りやすいので要注意。
 このコースの名前の通り、沢には大小とりまぜたくさん滝があって、楽しませてくれる。上部のナメの連続帯は沢登りしたら楽しそう。2合目は対岸の右岸に渡るので、まっすぐ進まないように。5合目の手前には最後の渡渉点があって左岸に移り、そのまま尾根に取り付く。この渡渉点のあたりから上部の紅葉がすばらしく、取り付いた尾根はブナ林の中を進み、この区間のハイライト。黄金ブナがすばらしく、一気に撮影のためペースダウン。ブナ林抜けると今度は展望の良い尾根道になってすばらしい景色だった。振り返ると越後三山と登ってきた紅葉の尾根道が広がった。
 観音コースを合わせると林相の美しい斜面の紅葉がピークを迎えて、越後三山を背景に紅葉写真を撮りまくり。斜光線の紅葉が映えてすばらしかった。尾根筋は8合目で金城山頂上がしっかり見えて、もう少しと気合を入れ直す。ここから上部の頂上部のブナ林はすっかり落葉して、ブナはお終い。水場の標識を越えて小ピークが眺望がよく、南側の上越国境方面眺望がとてもよく、魚沼平野全域が見渡せる。この少し先のブナ林の中に9合目がある。あとはブナ林の中の急登を一気に稼いで金城山頂上広場に着くが、最後が地味に長く感じられる。
 頂上広場からの展望はすばらしく、特に南側は開けて巻機山から奥利根水源の山々は一望できる。北側の魚沼平野側は潅木が若干うるさい。南側は50mぐらい垂直に切れ落ちた断崖絶壁になっており、高度感がすごいです。金城山の頂上は実はこの広場でなく、避難小屋のある小ピークだが、潅木に覆われ眺望はない。頂上は紅葉ピークは若干過ぎてはいたものの、まだ見られる状態で断崖下部のあたりの紅葉は十分きれいなものだった。頂上で簡単に昼食をとり、陽が落ちるのが早いので下山を急ぐ。
 避難小屋へ向うが、1箇所岩場の基部を捲いてゆく。ここから振り返る金城山広場は50mの断崖が切れ落ちている様をよく見て取れる場所で、ちょっとインパクトのある光景だ。避難小屋の入口はかんぬきが10本ぐらい貫通しているのを全部抜かないと入れなくなっており、いつも内部を見ずにパス。ここから水無しコースにはいる。
 直ぐに9合目で見晴らしの良い小ピークだ。越後三山の存在感がすごい。隣の尾根中腹のブナ林の紅葉もすばらしく、こちら水無しコースは全般的に眺望のコースですね。9合から一旦樹林帯に入って急坂をひたすら下る。5合目の先あたりまで樹林帯の中の道で、5合目付近〜やはり黄金ブナの紅葉ピークを迎えていた。残念ながら、北斜面だけに、すでに陽は翳ってしまい、輝く黄金色とまではいかなかったが、その規模や美しさは十分伝わってきた。またこちらの尾根はブナの純林というよりは、いろいろな木々の混生林の趣があり、カエデ類や、コナラミズナラ、ホウノ木、コシアブラなど多様な林を形成して、林相も美しかった。
 5合目をすぎると徐々に眺望の良い乾いた低潅木の尾根道に変わり、主役はタカノツメに変わる。この尾根は本当にタカノツメが多く、黄色いトンネル状態になっていた。またカエデ、ドウダンツツジ、ナナカマドといった赤系の紅葉が一気にふえて、赤と黄色がおりなすグラデーションは、まさに錦秋紅葉と表現するにふさわしい絶景でした。2合目当たりまでこの雰囲気が続き、最後は眺望のない樹林帯の中を一気に下っていく。降り立った沢を越えて、2本枝沢をわたって分岐点に戻る。怪我もせずに無事帰還、到着は17時と日没直後になってしまったが、まだ薄暗い中駐車場に戻ってこれてよかった。
 5合目以降は写真撮りまくりと下山の歩みを滑らないように、より慎重に下って言った結果で、大幅にタイムオーバーしています。最高のお天気とすばらしい錦秋紅葉の絶景にめぐり合えた事に感謝です。すばらしい山、金城山、ありがとう!

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