能登半島 珠洲の海岸歩き〜岬自然歩道から鉢ヶ崎

2019年11月02日(土) 〜 2019年11月04日(月)

• GPS: 11:30
• 距離: 46.7km
• 登り: 780m
• 下り: 836m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:43
• 休憩: 0:13
• 合計: 2:56

12:58 道の駅 白米千枚田
14:02 14:12 奥能登揚浜塩田
15:01 15:03 窓岩
15:16 15:16 せっぷんとんねる
15:48 15:49 垂水の滝
15:54 ホテル海楽荘

2日目

• 山行: 6:52
• 休憩: 2:04
• 合計: 8:56

8:16 ホテル海楽荘
9:03 9:52 道の駅 すず塩田村
9:56 9:56 珠洲塩田村バス停
9:56 10:26 （バス移動）
10:26 10:26 高屋新保バス停
11:12 11:14 椿展望台
11:54 11:54 シャク崎
13:08 13:20 禄剛埼灯台
13:26 13:37 道の駅 狼煙
14:12 14:19 珠洲岬
15:01 15:05 須須神社
15:13 15:22 寄り道パーキング寺家
17:12 珠洲鉢ヶ崎バス停

天候

＜1日目＞
＜2日目＞→
＜3日目＞

アクセス

利用交通機関：

電車 バス 飛行機

＜1日目＞
町田0632🚃0700東神奈川　JR横浜線　396
仲木戸0706🚃0731羽田空港国内線ターミナル　京急　333
羽田0855✈0955能登　ANA　25,390
のと里山空港1036🚌1108輪島駅前　北鉄奥能登バス　590　※IC不可
輪島駅前1215🚌1233白米千枚田　北鉄奥能登バス　町野線　480　※IC不可

🥾
起点：道の駅　白米千枚田
終点：能登海楽荘

💤能登海楽荘(泊)

＜2日目＞
🥾
起点：能登海楽荘
終点：珠洲塩田村

珠洲塩田村1001🚌1025高屋新保　北鉄奥能登バス　大谷B　0(無料化社会実験中　通常は590)　※IC不可

🥾
起点：高屋新保バス停
終点：鉢ヶ崎

💤鉢ヶ崎　瑞(泊)

＜3日目＞
珠洲鉢ヶ崎0750🚌0851のと里山空港　北鉄奥能登バス　珠洲特急　1,410　※IC不可
能登1030✈1135羽田　ANA　22,390
羽田空港国内線ターミナル1203🚃1229仲木戸　京急　333
東神奈川1240🚃1309町田　JR横浜線　396

写真

11/2 8:13

羽田空港。
ANAだらけ。

11/2 10:24

飛行機に乗って1時間少々。
のと里山空港。

11/2 10:26

乗ってきた飛行機。
向こうにさっそく海が見える。

11/2 11:10

路線バスに乗って30分ほどで...

11/2 11:15

輪島駅。
今は鉄道は通っていない。

11/2 11:27

まずは昼食。
ゴーゴーカレーで、能登丼ふぐカツカレー。
金沢カレーといえば鉄の器に先割れスプーンだけど、輪島店限定メニューを頼むと、漆器で出てくる。

11/2 11:39

旧輪島駅の線路とホームが残っている。

11/2 11:51

次の路線バスまでまだ時間があるので、輪島塩の塩あられと、輪島塩の柚子ドリンク。

11/2 12:01

輪島駅は、今は道の駅になっている。

11/2 12:35

路線バスに乗って15分ほど。
白米千枚田バス停で降りて、道の駅千枚田ポケットパークへ。

11/2 12:49

白米千枚田。
こんなに海に面していても米はできるのか...

11/2 12:51

さっき昼食を食べたばかりな気がするけど、塩むすび。

11/2 12:53

そして、たい焼き。

11/2 12:58

さて、白米千枚田の遊歩道へ。

11/2 13:02

遠くに見えるのは、七ツ島。

11/2 13:03

千枚田の遊歩道。
夜はライトアップされるらしい。

11/2 13:07

千枚田を通り抜け、そのまま海岸沿いを進む。

11/2 13:17

今日のゴールはあの白い崖のさらに向こう。

11/2 13:24

歩道は途中で途切れてしまう。

11/2 13:29

海に鳥居。

11/2 13:30

鳥居にトンビ？

11/2 13:31

鳥居の先は奥津姫神社。

11/2 13:32

ここは御陣乗太鼓の地。
奥能登に進攻してきた上杉謙信の軍を、海藻を被って面を付け、太鼓を打ち鳴らして夜襲をかけ、化け物と思わせて追い払ったらしい。

11/2 13:32

名舟港。

11/2 13:39

ひたすら海岸沿いを行く。

11/2 13:41

日本海側の外浦は、岩がちで波が荒い。

11/2 13:58

三ッ子浜。

11/2 14:02

揚げ浜塩田があった。
寄ってみよう。

11/2 14:03

塩の駅。
塩の産地直売ってなかなかない気がする。

11/2 14:04

これが揚げ浜塩田。
ここで、何を拗ねたのか突然カメラの電源が入らなくなってちょっと焦った。
ガツンと軽く地面にぶつけたら動きだした...

11/2 14:15

さて、ようやく白い崖のところに来た。

11/2 14:22

白い崖を越えると、広い下川浜。

11/2 14:45

町野川を渡ると曽々木。

11/2 14:46

岩倉山。

11/2 14:51

曽々木には平家の里があるようだけど、行かなかった。

11/2 14:57

岩が出てくると、曽々木海岸。

11/2 14:58

何やら真ん中に穴が開いた岩がある。
あれが窓岩かな。

11/2 15:00

窓岩は、封鎖してあり近くには行けない。

11/2 15:01

窓岩。

11/2 15:02

窓岩。
反対側から見ると、穴がはっきり見える。

11/2 15:08

向かう先は岩だらけの山。
今日のゴールはあの向こう側。

11/2 15:10

八世乃洞門新トンネル。
こっちは車道のトンネル。
左の旧道へ。

11/2 15:10

大きな石仏。
溶けていて顔はわからない。

11/2 15:12

そそり立つ岩の下を通るのは、曽々木隧道。

11/2 15:13

さらに曽々木隧道の側道に行く。

11/2 15:13

素掘りのトンネル。
ちょっと怖い。

11/2 15:13

福ヶ穴。
奥に岩窟不動があるらしいので行ってみる。

11/2 15:13

入口にすっかり融けてしまっている石仏。

11/2 15:14

奥へ行ってみるも、真っ暗で見えなくなったので引き返した...

11/2 15:15

洞窟と青空。

11/2 15:16

もうひとつ素掘りのトンネル。
せっぷんとんねる、という名前が付いている。

11/2 15:16

せっぷんとんねる。
素掘りのトンネルは少し怖いな〜

11/2 15:17

せっぷんとんねるを抜けると、道はまだ続いているようだけど、ロープが張ってあるような...

11/2 15:18

引き返すのも億劫なので、道が尽きるまで進もうかと思って少し進んだけど、海辺は危険なのでやっぱり引き返す。

11/2 15:20

せっぷんとんねるの近くから。

11/2 15:22

少し戻って、曽々木隧道を潜る。
中は灯りもなく真っ暗だった...

11/2 15:26

トンネルを抜けて、さっきの遊歩道を確認。
こっちは封鎖してないみたい。
やっぱり行けたのだろうか。

11/2 15:27

さらに進むと、波が道にまで打ち上がっている。

11/2 15:27

そして、もうひとつトンネル。
八世乃洞門。
左の海沿いに柵が見えて歩道があるようだけど、そこに至る道がない。
仕方ないので八世乃洞門を潜る。

11/2 15:28

が、反対側は鍵が掛かっていて、出られなかった...
ここまで来て引き返すのか...

11/2 15:30

トンネル横の遊歩道に行けないかな〜と様子を窺うも、やっぱり無理。
道が崩落してなくなった感じ。

11/2 15:32

仕方ないので引き返す。
また真っ暗な曽々木隧道...

11/2 15:37

結局、車道の八世乃洞門新トンネルを通る。
ちゃんと歩道は付いているので安心。

11/2 15:46

トンネルを抜けると、珠洲市に入って真浦海岸。

11/2 15:47

八世乃洞門。
さっき鍵が掛かっていた場所。
そこの扉まで来ていたのに、ずいぶん遠回りした。
反対側にせめて注意書きでも書いておいてくれ〜

11/2 15:47

波の花道遊歩道の案内。
ここに書いてある道はことごとく歩けなくなっている。
そして、歩けなくなっていることをどこにも書いてない！

11/2 15:49

波の花道遊歩道の入口にある、垂水の滝。

11/2 15:49

垂水の滝はこんな場所。
さっき鍵が掛かっていた八世乃洞門のすぐ上を通っている。

11/2 15:52

夕暮れの真浦海岸。

11/2 15:54

そして、本日のお宿、海楽荘。
看板に「食道楽の宿」と書いてある。
夕食が楽しみ。

11/2 15:55

明日は珠洲の海岸歩き。

11/2 16:19

宿の部屋から、海が少し見える。

11/2 16:34

戦利品。
産地直売の輪島塩に、塩まんじゅう。
ゴーゴーカレーでふぐカツカレーを注文すると、輪島塗だろうか、箸をもらった。
カレー屋なのに箸って...

11/2 16:48

天気が良かったから、夕日もさぞキレイに見えるかと思ったら...

11/2 16:49

いつの間にか雲が出て、何とも締まりのない日没に...

11/2 16:51

月はくっきり。

11/2 17:57

そして夕食。
なんと蟹がまるごと1杯！

11/2 17:59

そして、種類の多い刺身。
他にも煮魚に焼き魚に、魚尽くしで大満足の夕食。

11/3 8:16

2日目。
岬自然歩道の起点まで、バスがあるけど10時頃にしかないので、海岸をしばらく歩くことにする。

11/3 8:19

真浦海岸は緑色の岩が目立つ。

11/3 8:23

帆立岩。
これも緑色の岩。

11/3 8:25

塩田の公園って...

11/3 8:27

トンネルが見えてきた。
左に見える側道の方に行こうと思ったら...

11/3 8:31

またしても通行止め。

11/3 8:31

仕方ないので車道のトンネルを行く。
このトンネルも歩道完備。

11/3 8:39

反対側も封鎖してあった。

11/3 8:42

岩の上でじっとしているのは...イソヒヨドリの雌。

11/3 8:51

さっき通行止めで行けなかった辺りに、変わった岩が見える。
あれが鯖尾岩かな。

11/3 8:55

仁江海岸。

11/3 8:59

能登の揚浜式製塩。
ここに珠洲塩田村のバス停がある。

11/3 9:01

500年前から今も揚浜式の製塩を行っているらしい。

11/3 9:03

となりに、道の駅すず塩田村。
ここでバスを待つことにする。

11/3 9:20

ここは揚浜式製塩の体験ができる。

11/3 9:20

この海水が入った桶を担ぐだけでも厳しい...
海水を砂地に撒いて天日で乾かし、また海水を撒いて乾かし、と繰り返し...

11/3 9:22

砂を集めて海水を流し込み、出てきた濃い塩水を煮詰めて塩を取り出す。

11/3 9:24

海水を汲み上げる場所。

11/3 9:25

仁江海岸の波食台。

11/3 9:42

揚げ浜塩と塩れもん。
塩の試食があって、揚げ浜の塩はまろやかな味だった。
というわけで、また産地直売の塩を買った...

11/3 9:56

そろそろ時間なのでバス停へ。
珠洲塩田村バス停。

11/3 10:25

バスに乗って25分。
高屋新保バス停で降りる。
運賃を料金箱に入れようとしたら、今は無料なのでいらない、とのこと。
無料化社会実験中だったみたい。
でも、連休だというのに乗客は自分ひとりだけ...

11/3 10:26

さて、いよいよ岬自然歩道。
今日の歩きはここからが本番。

11/3 10:29

高屋町。
海に突き出た小さな岳山。

11/3 10:31

ここから海岸に下りる、が...

11/3 10:34

あれ、道が欠けてる。

11/3 10:37

そして、道が見えなくなった...

11/3 10:43

海岸はリスク高そうなので、引き返して車道を行く。

11/3 10:46

堂ヶ崎。

11/3 10:46

堂ヶ崎を過ぎたところで、海辺に下る階段があった。
ここを行く。

11/3 10:47

ここで正解だった。
明瞭な広めの道が続く。

11/3 10:49

振り返って堂ヶ崎。

11/3 10:50

岩だらけの海岸。

11/3 10:50

なんだか西伊豆を歩いている気分。

11/3 11:02

登り返すと、ひっそりと社。
徳保八幡神社。

11/3 11:03

車道に出て、そのまま車道を登っていく。

11/3 11:08

少し色付いている。

11/3 11:11

いい眺め。
海岸からけっこう登った。

11/3 11:12

何のゴールかわからないけど、椿展望台に到着。

11/3 11:12

展望台からの眺め。
さっきの車道からの方が眺めがいいような...

11/3 11:14

ここで初めて岬自然歩道の案内が出てきた。

11/3 11:17

椿展望台から自然歩道に入ると、すぐに絶景。
足元は凄い絶壁みたいだけど...

11/3 11:17

見渡す限り日本海。

11/3 11:21

途中で海沿いコースが分岐するけど、行かなかった。

11/3 11:22

車道を横断。
椿展望台から先は道標が充実している。

11/3 11:26

椿のトンネル。

11/3 11:28

椿の実。

11/3 11:33

そして、木ノ浦。

11/3 11:33

巨大な洞窟が見える。

11/3 11:35

風格のあるにゃんこが、のっしのっしとやって来た。

11/3 11:36

何を見つけたのか、地面を一心不乱に...近付いたら睨まれた。

11/3 11:40

芝生の広場に出てきた。

11/3 11:40

木ノ浦の眺め。

11/3 11:48

少し登り返して車道を掠める。

11/3 11:54

そして、シャク崎。

11/3 11:56

けっこうな断崖絶壁。

11/3 12:01

急坂を一気に下って砂浜に出る。

11/3 12:06

岩だらけから一転して、白い砂浜。

11/3 12:12

日置神社。

11/3 12:16

そういえば曇り予報だったはずだけど、すっかりいい天気。

11/3 12:25

一旦砂浜が途切れたと思ったら、まだまだ砂浜が続く...

11/3 12:34

芝生の広場でようやく砂浜は終了。

11/3 12:44

急坂を登って海が見えなくなる。

11/3 12:52

海が見えたと思ったら、道の脇はけっこう断崖。

11/3 13:00

今度は畑の中の道。
ころころと景色が変わる。

11/3 13:06

建物が見えてくると...

11/3 13:06

広い芝生の広場に出て...

11/3 13:08

やっと着いた禄剛崎。
能登半島最先端。

11/3 13:08

禄剛崎の灯台。
って工事中...

11/3 13:09

禄剛崎の下は海食台。

11/3 13:14

下りに使おうと思っていた道は、通行止め。

11/3 13:15

禄剛崎の展望台。
見えるのはひたすら海。

11/3 13:21

日本の中心の碑があった。

11/3 13:30

道の駅でひと休み。
豆大福としおサイダー。

11/3 13:37

道の駅狼煙。
意外と小さな道の駅。

11/3 13:40

狼煙漁港。

11/3 13:57

しばらく上って峠らしい場所に小さな社。

11/3 14:11

そして、珠洲岬。

11/3 14:11

床が吊ってある展望台。

11/3 14:13

崖下にランプの宿。
面白いロケーションだけど、ちょっと怖い場所だな〜

11/3 14:18

ここから先は有料施設だった。
1500円もするのでパス。

11/3 14:19

展望台だけなら500円。
...でも高いと思うのでパス。

11/3 14:21

車道の途中でいい景色。

11/3 14:40

工事現場に見事な地層。

11/3 14:48

再び下って砂浜に出てくる。

11/3 14:52

外浦から内浦に変わると、とても穏やかな海。

11/3 14:56

そして、須須神社へ。

11/3 14:57

キリコ祭りで使うキリコの倉庫。
珠洲の至るところにこのような倉庫がある。

11/3 14:59

須須神社の参道。

11/3 15:01

須須神社。

11/3 15:01

何だか得意気な顔。

11/3 15:08

満面の笑顔。

11/3 15:09

さて、鉢ヶ崎までまだ10kmもあるのか...

11/3 15:11

今日のゴールは、向こうに見える陸地のさらに奥側。

11/3 15:13

寺家寄り道パーキングに寄り道。

11/3 15:17

さざえご飯を買って、その場で食べる。
お茶まで出してくれた。

11/3 16:01

防砂林で景色のない車道をひたすら歩いた後、砂浜に出てみると、砂浜沿いに道があった。

11/3 16:05

広い砂浜の海岸が続く。
外浦とは対照的に、岩もないとても穏やかな海。

11/3 16:07

砂浜沿いの道が途切れて、砂浜を歩く。
道がなくならないことを祈りつつ。

11/3 16:32

長手崎灯台。

11/3 16:44

八幡神社。

11/3 16:50

空も海も赤くなり、とうとう日没。

11/3 16:58

空が真っ赤。

11/3 17:06

そして、やっと鉢ヶ崎に着いた〜

11/3 17:11

珠洲ビーチホテル。
でも今日のお宿はここではない。

11/3 17:17

今日のお宿は、民宿。
須須神社から2時間強。
岬自然歩道の起点からだと7時間弱。
疲れた〜

11/3 18:32

お楽しみの夕食。
刺身に釜飯に...

11/3 18:32

すき焼き！

11/4 7:31

さて3日目。
今日は帰るだけ。

11/4 7:33

珪藻土資料館。
珪藻土の七輪を売ってるらしい。

11/4 7:34

能登半島最終スーパー。

11/4 7:35

珠洲ビーチホテルの前に、珠洲鉢ヶ崎バス停。

11/4 7:42

バスの時間まで、ちょっと海岸へ。
鉢ヶ崎海水浴場、

11/4 7:44

珠洲特急のバスに乗る。

11/4 8:53

バスに乗って1時間ほど、2日ぶりの、のと里山空港。

11/4 9:24

2時間前に宿で朝食を食べたばかりな気がするけど、空港のレストランで能登牛丼。
またも箸をもらった。

11/4 9:50

これから乗る飛行機がやってきた。

11/4 10:39

さらば能登半島。
また来たいな〜

撮影機器：

PENTAX K-3 II ボディ ペンタックス

Xperia XZ3 SO-01L docomo SONY

感想

WashiTabi

11月の3連休は、初の能登半島。
石川県としては、3年前に金沢観光と白山に登って以来2度目。
で、初の能登半島は最奥の珠洲(すず)市から。
能登半島の先端部分にある「岬自然歩道」を中心にして、海岸沿いを歩いた。
岬自然歩道は珠洲市の高屋町から禄剛(ろっこう)崎のある狼煙までの3時間ほどのコース。
これに付け足して、珠洲岬と須須神社、さらに鉢ヶ崎までを歩いた。

能登半島の奥の方はバス便も宿も数少ないので、行程を決めるのにずいぶん悩んだ。
起点の高屋町へは、バスが午前中に1本だけなので、初日に着くのは無理。
なので、初日は宿がある真浦海岸の辺りで1泊とし、この宿まで輪島の海岸を歩くことにした。
輪島駅から路線バスで白米千枚田に行き、そこから曽々木海岸を経て、珠洲市に入ってすぐ真浦海岸の宿で1泊。

2日目の朝に岬自然歩道の起点までバスで移動...だけど、1日1本のバスは朝10時頃にしかない。
なので、宿を8時過ぎに出て、1時間ほど歩いて珠洲塩田村に行き、ここで製塩場を見学しつつ10時まで待ってバスに乗った。
というわけで、岬自然歩道のスタートはバスの時間の制約があって10時半頃のスタートになってしまう。
そこから30km近く歩いて、鉢ヶ崎に着いたのは17時過ぎ。もう日が暮れていた。

で、感想。
能登半島は、日本海側の外浦と富山湾側の内浦で海の表情が全く違っていて面白い。
岩だらけで荒々しい外浦と、砂浜が広がる穏やかな内浦。
歩いて楽しかったのは外浦側。
岩だらけの景観はまるで西伊豆を歩いているような気分になり、外浦側にだけ点在する揚げ浜式の製塩場も面白い。
内浦側は日暮れが迫って急ぎ足になり、じっくり見られなかったのが惜しかった。
須須神社の奥宮とかも巡ってみたかった。
今回は見附島まで行けなかったけど、今度行くときは、鉢ヶ崎からの内浦側の海岸歩きにしようかな。

〇写真（Googleフォト）
https://photos.app.goo.gl/9PnW8cg8u1yvTtRA6

○関連　前回の石川県
・2016年10月　金沢観光と白山　https://yamare.co/977982