妙義山:大小山(9月8日大坊山からのプチ遭難リベンジ)


- GPS
- 06:36
- 距離
- 8.1km
- 登り
- 703m
- 下り
- 703m
コースタイム
- 山行
- 5:25
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 6:17
標高差:205m/移動距離:1280m/
平均勾配:16%/平均傾斜:9度
天候 | 晴れ(朝は靄、だんだん晴れわたり午後から風が吹いて快晴に) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
低山だが、切り立った岩をよじ登ったり、鎖やロープが張ってあるところがあり、要注意。妙義山頂上からの下山の方向の道標が曖昧、さらにそこから下ったベンチがあるところの先に「行き止まり」の標識はあるが、見落とす危険あり。左に下る「大坊山」方面の標識がないので、迷う可能性大。もう一つ、やまゆり学園から登り、右に大きく回って阿夫利神社に至るルートは、いくつもの岩塊を越えていくが、途中から下山道を見失い、コースアウトした。岩塊があるところ、方向の下山道に要注意。 |
その他周辺情報 | 登山道入口にトイレがある。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
日よけ帽子
靴
ザック
ザックカバー
飲料
GPS
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
熊避けベル
スマホ用予備バッテリー
充電用コード
へっドライト
雨避けポンチョ
j 折りたたみ傘
防寒着衣
予備メガネ
ガムテープ
軍手
|
---|---|
備考 | 秋なので寒さ、冷えを心配したが、またまた大汗でTシャツでもよかったほど温暖。岩場やロープがあるところではストックが邪魔。岩場では手でよじ登る必要があり,軍手がとても役にたった。 |
感想
●今回は、ヤマレコの山行計画に基づき、スマホで追跡をしてもらったおかげで、実は数回、道の間違いを警告されました。事前に充分に調べたつもりでしたが、今回のコースには、調べた以上にたくさんの分け道があり、登山の難しさを知りました。
●途中(山祠から妙義山に向かったところ)、迷ったポイントがあります。ベンチがあって、その先に下山できそうなのですが、よく見ると「行き止まり」と書いてある。と迷っていたところに、後の左から熊ベルの音。振り向くと、そこに下山道があることがわかりました。登ってこられた方に聞くと、そこが大坊山の方向と分かりました。が、そこには標識がありません。そこに偶然に、足利で活躍されていらっしゃるガイドさんが現われ、案愛してくれることになりました。その方は、「大小山ポランティアガイド」をされている「山湯酒音(さんとうさかね)」氏。登山のベテランです。その方には越床峠(こえどことうげ)までご案内をいただきました。このガイド氏のおかげで、「山祠」や予定になかった「ローソク岩」をご案内いただき、さらにかつての越床峠の旧道を再び歩くことができました。この道こそ、私が9月8日の山行で、大坊山から登り、途中、足利鉱山のところで台風の大雨からエスケープするために下山して迷い、遭難しかかった道でした。その思い出とともに今回はその確認ができ、リベンジが達成できました。偶然とはいえ、ボランティアガイド、山湯氏のお蔭です。この場から御礼、感謝申しあげます。ありがとうございます。
●ガイドの山湯氏からコーヒーまでご馳走いただきお別れしたあとは、私は越床峠から足利病院側に下り、再びやまゆり学園から大小山の登りました。計画では、大小山頂上の手前から右に折れて神社まで下りる予定だったので、標識があったところで右のコース(NHKアンテナ方向)を行きました。すると、スマホ、ヤマレコがコースを外れていると警告がを発しました。地図を確認すると、どうもこのラインで下りられそうなことがわかったので、この道を進めました。が、あと一下りというところで、何と登山道が見つからなくなりました。
●このコースでは、岩塊が登山道の真ん中に突き出ていて、それを跨ぐように乗り越えるとその先に道があるパターンがほとんどでした。ところがある岩塊の先には崖で道が見あたらなくなりました。「道はどっちだ?」と目をこらすと、何となく道に見えるラインがあり、慎重に岩を這い下りてその道を行くと、道がなくなりました。
焦りました。道がないのです。右往左往し、一度戻ってまた目を凝らし、見ていると、また、道らしき道が見えてくる。が、そこに行ってみると、また道がなくなりました。心のなかで「天狗さん、助けて〜」と祈り、とにかく、道なき道を下り、やっと沢に出てそこを渡りました。するとそこに神社の社が見え、ほっとしました。迷ったものの結果として、ほとんど一直線に神社に向かって下りることができたのです。
●どうして道を見失ったのか? 迷った時には、スマホで地図を確認すべきだったのです。迷ったポイントで確認したなら、正規の道は少し手前左であることがわかったはずなのに、なぜかその確認をその時はしませんでした。今回は、数回、スマホのヤマレコ計画での地図確認で、コース違いを修正できたのに、最後のところで、その操作をしなかったことが間違いでした。が、今後のためにとても重要な体験となりました。ヤマレコさん、ありがとうございます。
●今回は、今になって振り返ると、ガイドの山湯氏に偶然に出会うことができたことは、天狗さんの導きがあったのではないかと一人勝手に考えています。しかもちょうど私がリベンジしたかった越床峠をしっかりと確認までしてくれたのです。どう考えても偶然ではないです。迷ったポイントで、タイミングよく道案内をしてくださったのです。渡りに舟です。私にとっては、たいへんラッキーな出来事です。もう一つ、私は今回、あの迷ったポイントと似たパターンで、最後の駐車場に向かう下山で道を見失いました。が今回は、下山道ではありませんでしたが、まっすぐに向かった方向が、阿夫利神社の社のあるところだったのです。これも偶然なのでしょうか。私は勝手に、天狗さんが導いてくれたのだと思います。「信じるものは救われる」天狗さん、ありがとうございます。
コメント
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eikoboさんこんにちは😄
前回よりも色々と体験された様で、
大小山は地元の方の社交場のようです。
私も何度かお邪魔してますが、週何度も来ますという方が多いようです(^。^)
私も年数が長いだけでまだまだです。
さすがに道迷いとかは少なくなりましたがVRは行かないようにしてます。
4日の日に50数年ぶりに福島県の霊山へ行きました(^。^)
怖かった岩場の記憶がありましたが殆ど初めての感じでした。
よる年波で高い所はお尻がムズムズします。
怖いくらいがちょうどいいですね。
何年経ってもまだまだです( ̄▽ ̄)
この度はお便りを賜りありがとうございます。
この前(9月8日)、大坊山から登った時は、台風が迫っていたのですれ違ったのがお一人だけでした。が、今回、阿夫利神社からは、家族ずれも含めたくさんいらっしゃったので、気持ちが和みました。
私は今年になってから登山を始めたので、今回6回目程度で未熟者です。しかも70なので若くありません。そのため、勉強のために低くて登り安そうなイメージが大小山にはあったので、トライをしてみましたが、正直、切り立った岩場があちこちあり、よじ登る場面もたくさんあって、初心者には手強い山ですね。
しかも私の悪い癖というか、現場での判断力が弱いためか、今回は何ヶ所も方向を誤りました。
ヤマレコアプリがその都度、コースアウトの警告をしてくれたので、復帰できましたが、分岐がたくさんあってよい勉強になりました。
幸運だったのは、大小山ボランティアガイドの山湯さん(名刺)という方に、ローソク岩などにご案内していただいたことでした。とても感謝をしています。
こんな方がいらっしゃるので、地元はもとより、たくさんの方に愛されている山なんですね。
さいたま市の私の孫が通っていた保育園では、園児の遠足の地が、大小山でした。
今後ともよろしくご指導のほど、お願い申しあげます。
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