百里ケ岳《眺望と自然豊かな紅葉の山》
- GPS
- 04:39
- 距離
- 7.3km
- 登り
- 709m
- 下り
- 714m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・百里新道登山口 車で京都駅から約1時間、朽木久多キャンプ場を更に奥に進む |
コース状況/ 危険箇所等 |
〈道の状況〉 ・自然豊かな歩き易い尾根道。所々に痩せ尾根がありますが危険ではありません。また距離は短いが急坂が多い。 〈登山ポスト〉 ・登山口に設置されている |
写真
感想
百里ケ岳、山頂に立てば百里四方が見渡せることがこの山名の由来。
滋賀県と福井県の県境にあり、百里ヶ岳を含む国境尾根は中央分水嶺に属し日本海側は遠敷川、琵琶湖に安曇川が流れる。
また高島トレイルの縦走路の山、山頂付近には広大な原生的なブナ林が拡がる豊かな自然に恵まれた山です。
昨日、近畿地方で木枯らし一号が観察された。
季節が晩秋から初冬に変わろうとしています。
百里新道登山口に立つと、冷たい北風が吹き抜け肌寒い。
見上げると青空が一面に拡がる。
今日は最高の登山日和になりそうだ。
登山口から百里新道尾根を登り百里ケ岳山頂を目指す。
南から北に伸びる百里新道は整備され歩き易い登山道。
そして眺望に優れた尾根道だ。
自然林、落葉樹に覆われた尾根道は標高が高くなるほど紅葉は鮮やかになる。そして尾根道に敷き詰められた枯れ葉や落葉は柔らかく、踏み締めると足に優しい音がする。
所々にチャート岩の痩せ尾根が連続する。
そこは春になるとイワカガミの花が咲き、特に眺望の良い場所である。
尾根道の東側には比良の山々、琵琶湖と周辺の伊吹山、霊仙山や更に遠方に鈴鹿の山脈まで見ることができる。
登る毎に紅葉は拡がり、尾根道は秋色満載である。
尾根道の途中にはシチクレ峠や根来峠分岐などの平坦地もあるが、基本は急坂が連続する尾根道だ。
最後のブナ林の急勾配を登り切ると、広い百里ケ岳の山頂だ。
今日は好天気と紅葉の季節が重なり、いつもは静かな山頂が想定以上の登山者で賑やかだ。
山頂は風もなく、比較的に暖かく何時までもいたいような気分。
そして山頂からの眺望が素晴らしい。
北西には若狭湾、越前海岸の海が輝き、双耳峰の青葉山が見える。
北には能郷白山や奥美濃の山々、東には伊吹山、南東には比良の山脈が拡がり、南には武奈ヶ岳を望むことができる。
まさに百里四方が見渡せる山です。
長い休息の後、山頂から下山を開始する。
折り返しの尾根道だが、登りと下りでは見える景色が違ったり、見落としていたものを再発見することが多々ある。
朽ちかけているクヌギの木に自生の天然椎茸を見つけた時、みんな子供に帰ったように木の枝を振り回し、大騒ぎをして椎茸を取り落としていた。
今回は大勢の山友との楽しい大人の山遊びができました。
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