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記録ID: 2094155
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ハイキング
東海

オゾウゾ山

2019年11月02日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
3.9km
登り
685m
下り
684m

コースタイム

日帰り
山行
5:10
休憩
0:30
合計
5:40
9:20
170
スタート地点
12:10
12:40
140
15:00
ゴール地点
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2019年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
行き:東海北陸道の白川郷ICで降り、国道156号線を12,3km北上する。斜張橋の合掌大橋を渡って短いトンネルを抜けた所で右折し、側道へ入って左に折れ、成出ダムの見える辺りの50mほど手前右に登山口がある。
帰り:国道156号線で「ひるがの」まで戻って民宿に泊まり、翌日の毘沙門岳登山に備える。
コース状況/
危険箇所等
・ 登山口から標高910m付近までは電力会社の高圧線鉄塔管理道が造られており、勾配は急だが踏み跡のはっきりした普通の山道である。
・ 標高910mから山頂までは登山道が無く、小藪、中藪程度の藪の中を目印の荷造り紐や赤符を頼りに歩く。注意してこれを辿れば迷うようなことは無いと思うが、山慣れない人の単独行はお勧めできない。
 オゾウゾ山の登山口駐車は路駐であるが、縦列で数台は止められる。登山道は先の杉の木の手前を左へ登る。この舗装道路の先が国道156号線である。
2019年11月02日 09:23撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
11/2 9:23
 オゾウゾ山の登山口駐車は路駐であるが、縦列で数台は止められる。登山道は先の杉の木の手前を左へ登る。この舗装道路の先が国道156号線である。
 登山口である。道路のすぐ脇で判りやすい。左に黄色い高圧線鉄塔の案内標識、右に赤い火の用心の立札がある。
2019年11月02日 09:25撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
11/2 9:25
 登山口である。道路のすぐ脇で判りやすい。左に黄色い高圧線鉄塔の案内標識、右に赤い火の用心の立札がある。
 初めは石のごろごろした山腹斜面の道をジグザグに登って行く。
2019年11月02日 09:26撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
11/2 9:26
 初めは石のごろごろした山腹斜面の道をジグザグに登って行く。
 登山道の尾根道は4本の高圧線が横断しており、尾根の頂部には4本の鉄塔がある。最初の鉄塔手前から見た尾根であり、すぐ先に二番目鉄塔、高い位置に大きな2本の鉄塔が見える。快晴の青空が気持ち良い。
2019年11月02日 09:41撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
11/2 9:41
 登山道の尾根道は4本の高圧線が横断しており、尾根の頂部には4本の鉄塔がある。最初の鉄塔手前から見た尾根であり、すぐ先に二番目鉄塔、高い位置に大きな2本の鉄塔が見える。快晴の青空が気持ち良い。
 登山道は鉄塔管理道として造られた道であり、プラスチック製の階段が作られている。
2019年11月02日 09:53撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
11/2 9:53
 登山道は鉄塔管理道として造られた道であり、プラスチック製の階段が作られている。
 岩に着く苔の緑を背景に、朝日に輝く白いブナの木が綺麗である。
2019年11月02日 09:56撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
11/2 9:56
 岩に着く苔の緑を背景に、朝日に輝く白いブナの木が綺麗である。
 山腹斜面には、遠くまではたくさんの鉄塔が列をなしている。この尾根の三番鉄塔、四番鉄塔に続く中部電力越美幹線の鉄塔群である。
2019年11月02日 10:26撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
11/2 10:26
 山腹斜面には、遠くまではたくさんの鉄塔が列をなしている。この尾根の三番鉄塔、四番鉄塔に続く中部電力越美幹線の鉄塔群である。
 三番目の鉄塔から四番鉄塔を見た写真である。三番鉄塔真下の斜面が非常に急峻で、階段も壊れているので、朝露に濡れた急斜面は良く滑る。
2019年11月02日 10:27撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
11/2 10:27
 三番目の鉄塔から四番鉄塔を見た写真である。三番鉄塔真下の斜面が非常に急峻で、階段も壊れているので、朝露に濡れた急斜面は良く滑る。
 三番鉄塔の急斜面にはトゲトゲの茎が特徴的なタラの木が沢山ある。春には天ぷらがおいしいタラの芽が沢山採れそうである。
2019年11月02日 10:31撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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11/2 10:31
 三番鉄塔の急斜面にはトゲトゲの茎が特徴的なタラの木が沢山ある。春には天ぷらがおいしいタラの芽が沢山採れそうである。
 三番鉄塔から見下ろす、関西電力の水力発電用ダムである。成出発電所および新成出発電所へ水を流して最大出力93,000KWほどの発電を行っている。
2019年11月02日 10:33撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
11/2 10:33
 三番鉄塔から見下ろす、関西電力の水力発電用ダムである。成出発電所および新成出発電所へ水を流して最大出力93,000KWほどの発電を行っている。
 三番鉄塔を過ぎるとすぐにこのような鉄はしごが二か所ある。
2019年11月02日 10:36撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
11/2 10:36
 三番鉄塔を過ぎるとすぐにこのような鉄はしごが二か所ある。
 三番鉄塔から四番鉄塔へ向かう山腹斜面も非常に急な斜面であるが、鉄梯子や写真のような比較的新しい木製階段が作られていて歩きやすい。
2019年11月02日 10:34撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
11/2 10:34
 三番鉄塔から四番鉄塔へ向かう山腹斜面も非常に急な斜面であるが、鉄梯子や写真のような比較的新しい木製階段が作られていて歩きやすい。
 色づき始めたブナの紅葉が爽やかである。
2019年11月02日 10:44撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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11/2 10:44
 色づき始めたブナの紅葉が爽やかである。
 雑草の緑、ススキ穂の白、紅葉の赤と、空の青の色合いが綺麗である。
2019年11月02日 10:48撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
11/2 10:48
 雑草の緑、ススキ穂の白、紅葉の赤と、空の青の色合いが綺麗である。
 宝石のような綺麗な紫の実。
2019年11月02日 10:52撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
11/2 10:52
 宝石のような綺麗な紫の実。
 四番鉄塔を過ぎてもプラスチック製の階段は上へ上へと続いている。次の鉄塔へ向かう管理道である。登山道の多くは電力屋さんによって造られている。
2019年11月02日 11:02撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
11/2 11:02
 四番鉄塔を過ぎてもプラスチック製の階段は上へ上へと続いている。次の鉄塔へ向かう管理道である。登山道の多くは電力屋さんによって造られている。
 ブナの紅葉。標高が1,000m程であるし、今年は紅葉が遅れているそうであるから、完全な紅葉はもう少し先かも知れない?
2019年11月02日 11:07撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
11/2 11:07
 ブナの紅葉。標高が1,000m程であるし、今年は紅葉が遅れているそうであるから、完全な紅葉はもう少し先かも知れない?
 管理道はこのNO.LR189、NO.LR190と書いた鉄塔標識の少し先で下りになる。標高910m付近のこの緩い窪みか、右の尾根を登るのが山頂へのルートである。
2019年11月02日 11:12撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
11/2 11:12
 管理道はこのNO.LR189、NO.LR190と書いた鉄塔標識の少し先で下りになる。標高910m付近のこの緩い窪みか、右の尾根を登るのが山頂へのルートである。
 小さいながらも、一人前に紅葉したモミジの赤ちゃん。
2019年11月02日 11:14撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
11/2 11:14
 小さいながらも、一人前に紅葉したモミジの赤ちゃん。
 尾根頂部を歩くより、藪がうすい窪みの中を歩く方が歩きやすい。いずれにしても3,40m先で合流する。
2019年11月02日 11:14撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
11/2 11:14
 尾根頂部を歩くより、藪がうすい窪みの中を歩く方が歩きやすい。いずれにしても3,40m先で合流する。
 標高960m付近の急坂を上ると中藪程度になる。藪の中には荷づくり紐の目印や赤腑が付けられている。
2019年11月02日 11:23撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
11/2 11:23
 標高960m付近の急坂を上ると中藪程度になる。藪の中には荷づくり紐の目印や赤腑が付けられている。
 この荷づくり紐のルート案内は途切れ途切れではあるが、山頂手前まで続いている。
2019年11月02日 11:51撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
11/2 11:51
 この荷づくり紐のルート案内は途切れ途切れではあるが、山頂手前まで続いている。
オゾウゾ山の山頂であり、三等三角点がある。この山名版はeizさんが3日前の10月30日に登って設置されたとのことである。旧い記録に見る立派な熊の顔絵の山名板は発見できなかった。
2019年11月02日 12:15撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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11/2 12:15
オゾウゾ山の山頂であり、三等三角点がある。この山名版はeizさんが3日前の10月30日に登って設置されたとのことである。旧い記録に見る立派な熊の顔絵の山名板は発見できなかった。
 青空に飛行機雲が伸びている。上空の水蒸気が増えると、この雲が長く伸びて天候の悪化が想定されるが、比較的短いので明日の大崩れはなさそうである。
2019年11月02日 12:29撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
11/2 12:29
 青空に飛行機雲が伸びている。上空の水蒸気が増えると、この雲が長く伸びて天候の悪化が想定されるが、比較的短いので明日の大崩れはなさそうである。
 山頂広場はイノシシに大きく掘り返されている。2017年9月に登られたsyousanの記録にもこのことが書いてある。イノシシの好物があるのかも知れない。
2019年11月02日 12:35撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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11/2 12:35
 山頂広場はイノシシに大きく掘り返されている。2017年9月に登られたsyousanの記録にもこのことが書いてある。イノシシの好物があるのかも知れない。
 帰り道で撮った藪の中の紅葉。
2019年11月02日 12:49撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
11/2 12:49
 帰り道で撮った藪の中の紅葉。
 同じく藪の中の紅葉である。真っ赤一色も良いが、適度に黄色や緑の入り混じった紅葉が良い。 
2019年11月02日 12:53撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
11/2 12:53
 同じく藪の中の紅葉である。真っ赤一色も良いが、適度に黄色や緑の入り混じった紅葉が良い。 
 同じく藪の中の紅葉。
2019年11月02日 12:54撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
11/2 12:54
 同じく藪の中の紅葉。
 帰りは荷づくり紐マークと赤符を見逃さないように注意して歩いたら、意外とすんなりと藪を抜けられた。
2019年11月02日 13:15撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
11/2 13:15
 帰りは荷づくり紐マークと赤符を見逃さないように注意して歩いたら、意外とすんなりと藪を抜けられた。
 13:40分に鉄塔管理道まで戻ったが、もう日が陰って肌寒い感じである。昼を過ぎると日が入らないようなので、写真は登りで撮っておくのが良い。
2019年11月02日 13:37撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
11/2 13:37
 13:40分に鉄塔管理道まで戻ったが、もう日が陰って肌寒い感じである。昼を過ぎると日が入らないようなので、写真は登りで撮っておくのが良い。
 綺麗な赤い星形。何の実だろう?
2019年11月02日 14:55撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
11/2 14:55
 綺麗な赤い星形。何の実だろう?
 15:00丁度に無事下山した。今日も貸し切りの静かな山であった。道の奥に見える建物は成出ダムの管理棟である。
2019年11月02日 15:03撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
11/2 15:03
 15:00丁度に無事下山した。今日も貸し切りの静かな山であった。道の奥に見える建物は成出ダムの管理棟である。
撮影機器:

感想

 三連休は天候が良さそうであるが、車のナビが壊れていて複雑なアクセスの山は無理なので、東海北陸自動車道沿いの登山口の判り易い山を一泊二日で二座登ることにした。
 岐阜百山も残すところは美濃や飛騨の北部で、遠距離の山ばかりであるので、民宿の位置などを考え併せて、白川郷IC先の変わった山名の「オゾウゾ山」と、同じ国道156号線近くの石徹白地区の「毘沙門岳」の二座を選んだ。
 この「オゾウゾ山」はカーナビなしでも迷うことなく登山口に着けた。登山道は大部分が高圧線鉄塔の管理道であるし、藪山ではあったが、中程度の藪で比較的容易に山頂に着いた。
 この山の山名版は、かつて、2012年に登られたmaripoさんや、2014年に登られたblue-ridgeさんの頃には、熊の顔を描いた立派な山名版があったようであるが、その山名版は探しても見当たらなかった。数日前に登られたeizさんが立てられた金属とプラスチック製の山名版は、周囲を猪に引っ掻きまわされていたが、確りと立っていた。木製のものはどうも熊や猪に壊されるようであるが、これならば長持ちすると思われる。
 今日も登山者は自分だけで、貸切の静かな山登りが出来た。この山で岐阜百山は90座となった!

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