ぎふ百山
東海
オゾウゾ山(おぞうぞやま) / 天回峰

最終更新:nagara
基本情報
標高 | 1085m |
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場所 | 北緯36度20分22秒, 東経136度51分38秒 |
オゾウゾ山は、飛越合掌ライン(国道156号)の岐阜県最北部付近(加須良地区)に位置する三等三角点峰(点名:小白川)である。
この一風変わった山名の由来は現在のところはっきりとしない。アイヌ語系の名称と見る学者もあるという文献(飛騨の山山「国境編」)や、吹き荒れる強風の擬音を表しているという説など、様々な憶測が飛んでいる。その中で大変興味深い見解として、岐阜の山々を精力的に登り続けている「float cloud」氏が自身のブログ「藪山独自ルート」内で、四方山裾が断崖絶壁となって切れ落ちていることから、飛騨地方の方言で「怖い怖い」=「オゾオゾ」が起源ではないだろうか、という趣旨の考えを綴っている。確かに当山の谷は冬季は雪崩の巣でもあり、過去に滑落死亡事故の事例もある。また、飛騨出身の方が「怖い」=「おぞい」と発言されていたので納得出来る。ただどのような説にせよ、オゾウゾ山は意外にも地形図にも記載された正式な山名である。また白山信仰が盛んな頃には「天回峰」とも呼ばれていた。
「ぎふ百山」にも選定されている山であるが、他の多くの山と同じように登山道は存在しない。無雪期であれば関西電力成出ダムよりの巡視路が途中まで利用出来るので、このコースが取られる事が多い。また積雪期であれば山頂は360度の大展望で、特に笈ヶ岳・大笠山方面や、加須良川対岸の笠松山と呼ばれる1203.7m峰が美しい。
この一風変わった山名の由来は現在のところはっきりとしない。アイヌ語系の名称と見る学者もあるという文献(飛騨の山山「国境編」)や、吹き荒れる強風の擬音を表しているという説など、様々な憶測が飛んでいる。その中で大変興味深い見解として、岐阜の山々を精力的に登り続けている「float cloud」氏が自身のブログ「藪山独自ルート」内で、四方山裾が断崖絶壁となって切れ落ちていることから、飛騨地方の方言で「怖い怖い」=「オゾオゾ」が起源ではないだろうか、という趣旨の考えを綴っている。確かに当山の谷は冬季は雪崩の巣でもあり、過去に滑落死亡事故の事例もある。また、飛騨出身の方が「怖い」=「おぞい」と発言されていたので納得出来る。ただどのような説にせよ、オゾウゾ山は意外にも地形図にも記載された正式な山名である。また白山信仰が盛んな頃には「天回峰」とも呼ばれていた。
「ぎふ百山」にも選定されている山であるが、他の多くの山と同じように登山道は存在しない。無雪期であれば関西電力成出ダムよりの巡視路が途中まで利用出来るので、このコースが取られる事が多い。また積雪期であれば山頂は360度の大展望で、特に笈ヶ岳・大笠山方面や、加須良川対岸の笠松山と呼ばれる1203.7m峰が美しい。
山頂 |
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