檜洞丸・犬越路隧道・祠尾根


- GPS
- 07:21
- 距離
- 18.3km
- 登り
- 1,854m
- 下り
- 1,833m
コースタイム
- 山行
- 5:50
- 休憩
- 1:21
- 合計
- 7:11
天候 | ☀⛅ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
板小屋の頭から降りる祠尾根はバリエーションルートです。 支尾根が多く道に迷いやすい上に、ヤセ尾根、急斜面のルートですので、安易に立ち寄らないでください。過去に板小沢ノ頭付近で滑落死亡事故がありました。 |
写真
感想
台風の影響で用木沢ルートが通行できないので、犬越路隧道経由で檜洞丸へ。山荘では小屋番さんと常連さんが小屋の修繕作業していましたが、ここ半年でだいぶ使い勝手が良くなりましたので、ぜひ立ち寄ってみてください。
下山は板小沢ノ頭から祠尾根を下降しましたが、樹木にマーキングらしき赤色スプレーが約5mピッチでされてあり、とても残念な思いになりました。テープならば見つけ次第撤去できますが、スプレー(しかも目立つ赤)では樹皮を剥がすわけにもいかず何とも施しようがない。
私個人の意見としては、どんなに難しいバリエーションルート(以後VR)であってもペイントやテープなどは無くて良いし、有ったとしても分岐点のみで目立たない程度で良いと思っています。
VRの楽しみは読図&ルーファイであり、現在地を確認し、自分が行きたい方向を確認し、時には道に迷い、崖にぶつかって引き返したり、思わず美しい滝やを美尾根を見つけたり。
自分の地図読み通りに目的地に行けた時の喜びは、困難が多いほど大きくなります。多少の道迷いなどは有った方が楽しいものです。
最初からペイントされたルートでは地図を見ることさえありません。
恐らく、親切心でマーキングしているのかもしれませんが、この様なルートでは必要ありませんので、やめて欲しいです。
他の尾根でもマーキングしていないか本当に心配になります。
西丹沢に入れる事がわかり檜洞丸へ。未踏の犬越路隧道から向かいました。
山荘と山頂で少し休んだあと少しずつ青空に。やっぱり紅葉と青空は必須ですね。
下山は石棚方面から祠尾根へ(一般道ではありません)
歩き始めすぐから目を疑う光景が。分岐箇所等、難しい箇所にあるならまだしも、尾根沿いの木々が赤ペイントだらけです。アルプスでの岩場上のマークのように。
ペイントは何年も残ってしまいます。人それぞれ色々な考えはあると思いますが、これには怒りと共に悲しさがこみ上げてしまいました。
他の尾根でこのような事がない事を願います。
is_pinarelloさん、goechanさん、こんばんは。
祠尾根のマーキング、酷いですね。
ここは、RFが難しいのが楽しい尾根で3回程通っていますが、
何か所も樹皮にペンキはあり得ません。
謎の丹沢百名山の標識といい、自分勝手な輩がいますね。
詳細図にもないルートなので、他の被害も心配です。
情報ありがとうございました。
zuppy1519さん、こんにちは。
祠尾根は本当に難しいんですよね。
私たちも何回歩いても必ず分岐では確認しながら歩いてます。
読図の勉強にもなる尾根です。
あの光景には本当に悲しくて、涙でした。
丹沢には人知れずの美尾根がたくさんありますので本当に心配・・
コメントありがとうございました。
zuppyさん、こんばんは。
コメントいただきありがとうございます。
今回のスプレーには本当に心を痛めました。この思いは丹沢のVR愛好家共通の思いと思っています。自分も山を始めたころは、迷いそうなときテープを見つけると「このルートで合っている」と確信しホッとしたものです。おそらくその延長線上での行為なのでしょうが、アルプスなどで岩に印しているペンキなどとは訳が違うわけですからね。
丹沢も良い季節を迎えましたが、林道の崩落でアクセスが難しくなったのが残念ですね。
goechanさん、初めまして!
西丹愛好者の一人です。用木沢手前の林道が陥没して通行禁止なので(禁止を無視すれば通れるようですが
東沢ノ丸に上がらず更にトラバースすると、犬越路から神ノ川に下る道に合流するんですが、途中の崩壊が気になっています。goechanさんが見た範囲ではどうでしたか?(まあ、駄目なら戻りますが)
祠尾根の赤ペンキマーキング、酷いですね! やたらにテープを付けるのは道迷いをさせる原因にもなるのに、撤去困難な赤ペンキとは。
私も怒りを感じます。
f15eagleさん、初めまして。
西丹沢は静かでいいですよね〜私も大好きです!林道の陥没ですが、確かに端を歩けば?!
とも思っていますが、「禁止」となっているので抵抗があるところです・・
白石方面も行けなくなってしまうので早く復活してほしいですね。
東沢ノ丸への道はほとんど無傷でしたので、神ノ川へ続く登山道どうでしょうか?!
神ノ川からも入ってこれないのでより荒廃が進みそうですね。
祠尾根のペイントは本当に酷いです。ネット上でこういう事は記載したくなかったのですが、悲しすぎて。今回は感想に書かせていただきました。
コメントありがとうございます。
s_pinarelloさん、goechanさん、こんばんは。
どこを歩こうか迷っていた時、このレコを読んで早速まねさせてもらいました。
ありがとうございます
ところで祠尾根の赤ペンキ、確かに惨いですね。あそこまで塗りまくっているとは思いませんでした。しかも同一人物と思われますが、石棚山北西尾根も赤ペンキだらけでした。どちらも塗り方がそっくりで、下りしか考えてない(登りだと見えない)点など、同一人物だと思います。
丹沢のバリルートに全て赤ペンキを塗るつもりかもしれません。そうなったら大変です
Futaroさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
いつも災害ボランティア活動ご苦労様です。山は久しぶりですね。
石棚北西尾根(別名象さん尾根)もペンキ塗られましたか!この分だと歩いたルートすべてペンキ塗るつもりですね。何とか止めさせなければなりませんが、どうしたら良いでしょうか?本当に困ったものです
Futaroさん、こんにちは。
ショックです。北西尾根も同じになってるのですね。
自然豊かな景観が楽しみなのに、VRの良さが全て無くなってしまいますよね。
これ以上広がらない事を願うばかりです。
goechanさん、is pinarelloさん、Futaroさん、Zuppy1519さん
赤ペンキのマーキングについてのコメント交換、拝読しています。
VRへのピンクテープ等によるマーキングは、一般登山道を歩くハイカーをVRに迷い込ませる危険を伴うものですよね。
私自身、数年前の冬に石棚山稜を下降中、板小屋沢の頭付近からピンクテープに誘われて北西尾根に入り込み、急斜面で足首を捻挫して苦労して下山した経験があります。
以来、危険なテープは外していますが、赤ペンキでは・・・困りますね!
一般登山道外のVRの問題に対応してもらえるか不明なのですが、一般登山者への危険性、自然の樹木にペンキを塗る自然保護違反という視点から、何らかのアクションをしてもらえるかも知れませんので、神奈川県のパークレンジャーに情報提供しておいたら如何かと思います。
かながわパークレンジャーのホームページ
画面の一番下に自然環境保全センターへの問い合わせフォームがあります
http://www.pref.kanagawa.jp/docs/f4y/02yama/kanagawaparkranger.html
f15eagleさん。ありがとうございます。
私も何とかならないかと思い、西丹沢の事ですので先週の21日に、まずは青ヶ岳山荘に相談、西丹沢VCセンター、更に秦野のVCに相談したところf15eagleさんが勧める自然環境保護センターのAさんを紹介してもらいました。とても親切に対応して頂きましたが、まずは国定公園内であり樹木の所有者がわからない、一般登山道ではない、更に写真を見せましたが自然環境を破壊するほどではないなどの理由で対応は難しいのでセンターとして動きようがない。との回答が返ってきました。西丹沢VCには、このような行為は控えて欲しいと訴えるような注意喚起をしてもらえないかと話しましたが、秦野のVCなどが動かないと自分たちは動けないとあっさり断られました。仕方ないのかも知れませんが、お役所仕事的な対応にはがっかりです。
我々としては、地道にレコに載せたりして注意喚起するしかないですね。
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