仙丈ヶ岳（初めての南アルプス：北沢峠からハーフピストン)
gutenmrgen
体力度について
- GPS
- 07:05
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 1,158m
- 下り
- 1,154m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 6:03
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 7:01
07:02 一合目
07:15 二合目
07:36 三合目
07:49 四合目
08:10 大滝の頭(五合目：2,510m)
09:11 小仙丈ヶ岳(2,855m) 09:16
10:30 仙丈ヶ岳(3,033m) 10:42
11:00 仙丈小屋 11:12
11:53 馬の背ヒュッテ
12:02 大平山荘分岐
12:13 仙丈藪沢小屋
12:40 大滝の頭(五合目)
13:51 北沢峠（着）
| 天候 | 快晴！ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2012年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
バス タクシー 自家用車
平日(金曜日)でしたが、到着時点(AM3:30頃)で乗合タクシー乗り場のある第2駐車場は「満車」、利用した第1駐車場は7〜8割程度の駐車率でした。 http://www.city.minami-alps.yamanashi.jp/kanko/yama/my-car_bus_taxi.html ・芦安⇔広河原(約50分)：乗合タクシー(山梨県タクシー協会) http://www.city.minami-alps.yamanashi.jp/kanko/yama/files/bus_taxi2012.pdf ※始発(AM5:10)の時間は、夜叉神ゲートの開門時間(AM5:30)で決まっているそうです。 ・広河原⇔北沢峠(約25分)：南アルプス市営バス http://www.city.minami-alps.yamanashi.jp/kanko/yama/files/m-alps_bus2012.pdf |
| コース状況／ 危険箇所等 |
[北沢峠〜大滝の頭(五合目)] ・樹林帯の登山道になります。特に危険箇所は無く、道に迷うことも無いと思います。 [大滝の頭(五合目)〜小仙丈ヶ岳] ・小仙丈ヶ岳の山頂直下からは、開けた尾根道になりますので、直射日光による熱中症に注意しましょう。 [小仙丈ヶ岳〜仙丈ヶ岳] ・開けた稜線歩きになります。山頂直下の急登り箇所もありますので、直射日光による熱中症に注意しましょう。 ・小仙丈ヶ岳直下に岩場があります。両手を使って攻略しましょう。 [仙丈ヶ岳〜馬の背ヒュッテ] ・尾根道の登山道になります。直射日光による熱中症に注意しましょう。 [馬の背ヒュッテ〜大平山荘分岐〜大滝の頭(五合目)] ・樹林帯の登山道になりますが、道に迷うことは無いと思います。 ・馬の背ヒュッテの周辺は『お花畑』が続きます。 ・大平山荘分岐からは何箇所か渡渉ポイントがあり、さらに藪沢小屋近辺には雪渓を迂回するポイントがあります。 <水場とトイレ> ・北沢峠/長衛荘、仙丈小屋、馬の背ヒュッテ、藪沢小屋 にあります。 <登山計画書> ・ヤマレコの登山計画書提出機能を使って、山梨県警へ提出しました。 ・登山ポストは、北沢峠の長衛荘にあります。 |
| 予約できる山小屋 |
|
写真
お早うございます。今日の山行は北沢峠からスタートです。広河原から臨時バスを出していただいたので、予定より30分早く山行をスタートすることが出来ました！
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今日はお天気にも恵まれる予報で、さらにワクワクしながら、直球勝負の小仙丈尾根ルートから登ります。それでは張り切って行きましょう。
小仙丈ヶ岳(2,854m)に到着です。ふ〜、登りの連続で結構きつかったです。メインの仙丈ヶ岳に向けてエネルギー補給しながらひと休みです。
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そして、ついにお目当ての『仙丈ヶ岳(女王さま)』の登場です。「う〜む」と唸ってしまうほど、とても美しい山容を肉眼で直接見ることができました！
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という訳で、山の裏側(北面)へやって来ました。左側から尾根伝いに山頂を目指します。ちなみに、こちら側(北面)は薮沢カール、反対側の南面は小仙丈沢カールと呼ばれています。
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仙丈ヶ岳(3,033m)の山頂に到着です。道中、山ガールを含む他のハイカーさんにバンバン抜かれましたが、なんとか山頂に辿り着くことができ、とてもうれしいです！
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小屋前のベンチで休んでいると、鋸岳方面に雲がモクモク湧いて来ました。山行中は降られませんでしたが、帰りの乗合タクシーの運転手さんが、下界では夕立が降ったと話されていました。
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馬の背方面から下山します。小屋から少し下りた所にある水場には豊富に水が供給されていました。バックは今日歩いた素晴らしい稜線です。
この辺から両側お花畑の登山道が続きました。事前情報として認識していなかったので、とても得した気分になりました。鹿よけネットの効果で回復している様です。
馬の背ヒュッテ、100人収容可能な大きな山小屋です。小屋の前でソフトドリンクを冷やしていた小屋の方と軽く挨拶を交わして通過。
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大滝の頭(五合目)に戻ってきました。大平山荘分岐からは樹林帯の登山道になっていて、直射日光を受けずに済みましたが、足元を気にしながら歩いている時に、頭を木の枝に2回ぶつけました。
平日でしたので、広河原方面のバスは15:30発が最終でした。出発ギリギリの時間に山から戻って来ても人数が多いとバスに乗れないかも知れませんね。※週末は16:00が最終です。(時期によって変わるので要確認)
感想
【経緯】
・奥多摩や大菩薩から眺望できる南アルプスの山々を目の当たりにするたびに『歩いてみたいな』とは思っていましたが、自分にとってはまだ敷居が高いと考えていて、なかなか実行に移せませんでした。
とは言え、山行の幅を広げたいと考えている自分が居ることも事実で、今シーズンは南アルプスに関するガイドブックを購入したりして、情報を収集していました。
そんなこんなで、最近になって、「まずは南アルプスへ行ってみて、どんな感じか確認してみないことには何も進まないな」との考えに至り、南アルプスでの山行を計画することになりました。
【山行ルート】
・山行ルートに関しては、最初は前衛の比較的低い山から入ることも検討していましたが、検討しているうちに、”どうせ行くなら登り応えのある有名な山にしよう”などと欲も出てきて、最終的には北沢峠から仙丈ヶ岳に登るルートに決めました。
決定理由としては、�‥仍蓋�からの標高差が1,000m程度なら自分でも登れそう（GPSによる累積高度は1,200mほどでした。）、�∋獲討�美しく眺望も良い、�９盪蛙∧�(花)が豊富、�ぅ襦璽半紊亡躙渦媾蠅�少ない、�セ馨�屋がルート上に3箇所もある ・・・などです。
下山のルートに関してはヤマレコユーザーさんのレコを参考にさせていただき、仙丈小屋から馬の背方面へ下りるルートを選択しましたが、馬の背ヒュッテ付近のお花畑の情報を事前に認識していなかったので、花の香りに包まれながらお花畑の中を歩いている時には非常に得した気分になりました。
【仙丈ヶ岳】
・”当たり前だ”と怒られそうですが、非常に美しい山で登り応えもあり、眺望も良くて山行の醍醐味を充分に味わうことができました。
【高山病】
・今までに3,000m級どころか2,500m級の山にも登ったことが無かったので、高山病にならないかと心配していましたが、山行中に頭痛は発生せずに、小仙丈尾根の稜線を歩いている時に軽く吐き気がした程度で済みました。
自分にとって今回の小仙丈尾根ルートは結構な急坂でしたので、登りのペースが早くならなかったのが、高山病に対しては好影響だったのかも知れません。
【その他】
・実は、自宅から北沢峠までの交通手段も結構気になっていたのですが、実際は中央高速を使うことで2時間程で自宅から芦安駐車場に到着することができ、その後の乗合タクシー(芦安⇔広河原)と南アルプス市営バス(広河原⇔北沢峠)への乗り継ぎに関しても往路復路ともスムーズに行うことができました。
往路の乗合タクシーの中では、肩の小屋泊で北岳に登られるという年配の方と同席になり、いろいろと山の話をさせていただきました。また、お客さんの半数が山行目的ではなく、渓流釣り目的で広河原に向かわれる方々だったのが少し以外でした。（復路は帰りの運転に備えてもちろん寝てました。）
【まとめ】
・今回の山行の結果として、はじめての南アルプスの山に、仙丈ヶ岳を選んだ事に対して大変満足しています。やはり物事は最初が肝心ですね。
・比較的奥まった山域を選択したことで、南アルプス北部エリアに関するいろいろな情報(芦安、広河原(登山基地)、夜叉神、野呂川出合、北沢峠、登山道の雰囲気や各山小屋など)を1日で得ることができました。これらの情報は今後の山行を計画するにあたり、とても役にたつと思っています。
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素晴らしい写真の数々で行って見たくなりました
最近山登りを初めたばかりで北アルプスに登る予定だったんですが俄然南アルプスに興味が湧いてきました。
北アルプスには人気の山が沢山あると思いますが、南アルプスも良いと思います。
ヤマレコの「人気の山のランキング」で、この時期は北岳が１位になっているくらいですので。
私もこれからそれぞれの山に挑戦してみようと考えていますが、やはり低山の高度差1,000mと高山の高度差1,000mは同じではないと考えますので、準備を怠らずに充分に気をつけて山行をたのしみましょう。
おっ！南アルプスに進出されましたね！
カール、いいですねー！
イワヒバリ、よくこんなに至近距離で撮れましたね！
甲斐駒の角度が微妙ですねー！
広河原からは北岳・間ノ岳や甲斐駒など楽しい山々がこれから待っていますね。
それと、ちょっと遠いかもしれませんが、秋の紅葉の時期に北沢峠には信州側からバスに乗るのもなかなかいいですよ。
おつかれさまでした！
いや〜南アルプス よいですね。
これから北岳・間ノ岳、甲斐駒などなど、名峰をあせらずじっくり歩いて行こうと考えています。
イワヒバリにはちょっとモデル料を奮発して・・・ウソです。
北沢峠で広河原行きのバスを待っているときに、信州(戸台)側のバスが何台も目の前を通過して、羨ましかったです。
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