記録ID: 2111075
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沢登り
志賀・草津・四阿山・浅間
入道沢↗鉱山跡へ 😢 負の遺産を探索
2019年11月09日(土) [日帰り]
体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 07:52
- 距離
- 9.0km
- 登り
- 572m
- 下り
- 564m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 6:42
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 7:52
7:09
171分
スタート地点
10:00
11:10
231分
鉱山跡
15:01
ゴール地点
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
*白根山、湯釜は火山警戒地域があり事前確認が必要。 この日は、噴火警戒レベル2のため湯釜火口より1Kmの範囲は立ち寄れない。 今回の山行は範囲外。 白根・芳ヶ平方面遊歩道入口から入渓地点へは、大周りの道標地点より 左手の細い作業道に入る。この時期は草や葉が枯れ落ち道がわかりやすく 見通しがきく。そのまま道なりに進んでいくと笹薮に中に鉄階段が現れ そこを下りると沢へ下りられる。 入道沢の出合は明瞭。入道沢は途中まで、晴れていても日が当たらず 表面が凍っている岩もあるので注意。登攀が必要な滝らしい滝は無し。 遡行していくと右岸には鉄塔と山肌に作業道、左岸前方には白い塊と 廃墟の建物が見えてくる。 鉱山跡見学後は沢を渡渉し右岸に筋状に見えていた作業道より下山。 |
写真
装備
共同装備 |
ロープ(20m ・ 10m)
|
---|
感想
今シーズン最後の沢は、みんなと鉱山跡地見学で〆ました。
戦時中、資源確保のためいろいろな所で開かれた鉱山。
沢を遡行しているとワイヤーやレールなどの残骸を見かけることはしばしばでした。
先輩を通じて色々なこと聞き、知り、目で見て 考えさせられることも多いです。
先輩が付けたタイトル「負の遺産」ずっしりと重く感じました。
今回は負の歴史を感じる入道沢に行ってきました。
前回谷沢川遡行時に気になった頭上を横切る太いワイヤ−と遠くにみえる錆びた鉄塔が遥か昔の
入道鉱山跡地の遺構との事で一度訪問したいと思っていました。遺構付近はまるで千畳敷を思わせる秋の景色でとても美しく感動しました。
沢の水はもうこの季節は冷たく岩や石はところどころ凍りついていました。
今期はこれにて沢は終了です。また来春まで!
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コメント
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入道沢鉱山は、(第一次)〜(第二次)世界大戦終了〜 その後の1956年1月31日・雪崩による14人の大遭難をきっかけに廃鉱になってしまいました。 一時は、日本で二番目の硫黄産出量があったそのです。
右岸の岸上には立派な道が続く(かっての作業道)今は大量の水! 驚きました。水用のパイプが埋設されている 水路兼用の作業道です。
私の推測ですが、下流には品木ダム(中和作業用の人口ダム)があり、距離も近い きっと‼大量の水をパイプに通して(硫黄水)を中和する作業に毎年16億円 ほぼ永遠に16億円も掛かってしまうのです。
必要以上の掘削 必要以上の大地破壊 それは、悲しい戦争(兵器)に繋がった 😢の遺産なのです。
硫黄鉱山の跡があのあたりにあるのは聞いたことがありましたが、廃鉱のきっかけや維持にかかる費用など、とても勉強になりました。
負の歴史として、学校の課外学習に使いたいくらいの場所ですね。
それにしても先輩は、沢そのものへの探求心が誰よりも熱く、勉強家ですね
いったいどのようにして情報を得ているのでしょうか。
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