西穂高岳(上高地からピストン)
- GPS
- 26:25
- 距離
- 12.7km
- 登り
- 1,487m
- 下り
- 1,487m
コースタイム
7/29 04:40西穂高山荘発-04:50丸山-05:28独標-05:58ピラミッドピーク-
06:50西穂高岳山頂-07:00山頂発-08:03ピラミッドピーク-08:35独標-
09:23丸山-09:35西穂山荘-ブランチ-10:27西穂山荘発-11:23宝水-
12:43西穂高岳登山口-12:53帝国ホテル前-13:00河童橋-
13:15上高地バスターミナル-13:40沢渡
天候 | 7/28 晴れのち曇り夕雷雨 7/29 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
沢渡からアルピコのバスに乗り換えて帝国ホテル前で下車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
上高地-西穂山荘 :特に危険箇所はなし。 西穂山荘-独標 :独標の登りが子供には少し困難さありかな?。 独標-ピラミッドピーク :岩場は3点支持を確実に。 ピラミッドピーク-西穂高岳:主峰基部はスラブが難なく登れるとよい。 |
写真
感想
先週、西穂高岳-ジャンダルム-奥穂高岳の縦走を行い、西穂高岳までなら天気などの条件が良ければ子供を連れていけそうと思った。うちの娘(小学5年生)はトレランジュニア大会で入賞したり、クライミングジムにも一緒に行っていたので、実力の程は理解していた。娘が「連れて行ってほしい」といったので、お父さんと一緒に行ってくれなくなる前に行こうと思い立った。
1日目、元気に上高地をスタート。初めは鼻歌交じりであったが、中尾根までの激坂を一緒に登っていると「小屋までどのくらい」と頻回に聞いてくるようになった。疲れているのはわかったが、なだめて宝水に到着。ここがほぼ中間地点で一息ついたところで、元気になって山荘まで。コースタイムは2時間38分でまずます。西穂山荘は先週の2倍はいるんではないかと思うくらいの激込出会った。夕飯は6回に分けて行われ、廊下にも寝る人がみうけられたが、娘は「思ったより眠れた」と肝っ玉の大きなところをみせてくれた。
2日目、4:00に娘を起こす。いつもはうだうだいいながらやっと起きてくるが、今日はいつもと違ってすんなり起きてきた。4:40に山荘を出発。独標までは特に問題なく通過。独標の初めの下りには十分気をつけて、ピラミッドピークまでは3点支持を確実にしながらピラミッドピークに。ピラミッドピークから西穂高山頂まではガレ場に注意しつつ、主峰のスラブには子供も手こずっていたが、コースを支持しつつ確実に安全に登ることができた。6:50に西穂高岳山頂着。コース上ではこわばった顔つきであったが、山頂では満面の笑みを見せてくれた。時間はたっぷりあるし、天気もすぐに崩れそうになかったので下山には時間をかけた。特に独標の基部に下るまでは、緊張感を持って降りて行った。子供ながらふざけることもなく辺にこわがることもなく、親の指示に従い、慎重に下山できていた。丸山のあたりでなぜかカエルに出会った。「無事帰る」にひっかけて、カエルが踏まれないように登山道のわきにのけてあげた。9:35西穂山荘着。ここで漸く落ち着いて食事を取った。「西穂山荘のラーメンはみその方がおいしいね」と娘。10:27西穂山荘を出発。ここからリーダーを娘にして、娘のペースで下ることにした。「リーダーが的確なコースを選んで、隊員の体調にも気を配ってペース配分していくんだよ」と言い聞かせると、「わかっているって!」と元気にリーダー振りをみせてくれた。僕が先行すると、「リーダーより先に行ってはダメです!」と怒られてしまった。最後まで泣き言も言わず元気に歩き通した娘は、本当に偉かった!。「また山に行きたいね!」と言ってくれて安心した。娘の成長を目の当りにできて幸せであった。しかし、翌朝にはやっぱり寝坊して、ラジオ体操にあわてて送り出した。下界だと甘えちゃうんだよなあ!
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する