鳳凰三山
- GPS
- 21:12
- 距離
- 11.1km
- 登り
- 2,019m
- 下り
- 481m
コースタイム
- 山行
- 7:38
- 休憩
- 0:37
- 合計
- 8:15
- 山行
- 7:48
- 休憩
- 1:28
- 合計
- 9:16
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険個所はなかった。ドンドコ沢も困ることなく下山できた。 |
その他周辺情報 | 韮崎旭温泉 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ズボン
雨具
靴
ザック
昼ご飯
飲料
ランプ
携帯
ストック
長袖シャツ
筆記用具
ガイド地図(ブック)
靴下
グローブ
防寒着
行動食
地図(地形図)
GPS
タオル
カメラ
|
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感想
鳳凰三山が好きで今年も登りたいと思っていた。しかし、今年も9月10月は雨天が多く、決行は11月になってしまった。
事前にネットで調べた情報では、この前の台風の影響でドンドコ沢が通行不可、御座石ルートか中道ルートは通行可と把握していた。そのため、御座石ルートを考えていたが、当日早朝5~6時だというのに高速道路で渋滞にはまり、一旦下道に降りて迂回したため、到着が遅れに遅れ11時になってしまった。それでも、情報では中道なら所要時間5時間程で薬師岳に着くとあったので、初めてだったが中道を行き、予約していた薬師岳小屋を目指すことにした。
青木鉱泉で駐車券を購入した際、管理人にドンドコ沢は「整備しておいたからもう通って大丈夫だよ」と言われた。帰りはドンドコ沢を通って帰ろうかどうしようか迷ったが、後で決めることにした。
いざ中道を登り始めると、とにかく急登がずっと続き、半端なかった。スタートが遅かったので、写真などほとんど撮らず休憩もせずガツガツと登ったが、途中スマフォでヤマップのアプリでルートを見ると全然ルートを消化してない。本当に所要時間5時間なのかと思いながらそうこうしているうちに夕方になり、スタートから5時間過ぎてようやく御座石まできて、山頂まですぐだろうと思ったが、一向に急登が緩む気配がなく、まだ時間がかかる。フラフラになりながらようやく18時〜19時に真っ暗の山頂に着いたが、そこから小屋までの行き方が分からない。山頂にさえ着けばと思っていたが、浅はかだった。スマフォはコンパスが元々正常に機能せず、方向が分からない。寒風吹きすさぶ中ウロウロウロウロしていたが、ようやく少し下に明かりが見え、小屋の位置が分かった。しかし、小屋へどう行けばいいのか分からず途方にくれた。凍死も頭によぎる中、ダメ元で小屋に電話した。そしたら奇跡的に通じ、小屋の人の案内でなんとか小屋に辿り着くことができた。本当に手間をかけて申し訳なかった。九死に一生を得た格好だ。感謝してもしきれない。お小言もいただいたが、言われるのも致し方ないことだった。
中道の登りはこれまでの山行で最も過酷だった。登山口から最後までこんなに長く、終始急登ってのは記憶にない。山頂に着いた時には体力が消耗しきって、戻るにも戻れない状態だった。本当に助かった。もう中道を登ることはこの先ないだろう。小屋で8時間熟睡できたおかげで、起床時にはかなり回復した。とくにどこかに痛みがあるわけでもなかったので、薬師岳から地蔵岳までの稜線をゆっくり歩き、絶景を堪能した。
鳳凰小屋からドンドコ沢への入り口にはロープが張ってあり通行不可の表示があったが、青木鉱泉の言葉を信じ、あえてドンドコ沢を下りることにした。ドンドコ沢は過去三度往復したことあり馴染みがあったし、御座石鉱泉から青木鉱泉へは結構距離が長そうだったし、何よりスマフォのバッテリーがなくなってしまっていたので、ナビも使えなかった。
ドンドコ沢は、結局、特に通行に困るような箇所はほとんどなく、無事下山できた。強いて言えば、1箇所登るのに苦労しそうな箇所があったが、ロープなどで整備してあった。感謝!通行は現状問題ないように思えた。
今回の教訓としては、とにかく余裕を持ってスタートすることが大事だと痛感した。情報のとおりの所要時間ギリギリでは危険ということを肝に銘じ、今後の山行に活かしたいと思う。
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