青木鉱泉～鳳凰三山～南御室小屋～青木鉱泉 周回

2024年05月05日(日) 〜 2024年05月06日(月)

• GPS: 17:38
• 距離: 20.5km
• 登り: 2,497m
• 下り: 2,482m

コースタイム

1日目

• 山行: 9:22
• 休憩: 2:12
• 合計: 11:34

4:37 スタート地点
6:24 6:34 南精進ヶ滝
8:04 8:14 白糸の滝
8:43 8:45 五色の滝
10:06 10:51 鳳凰小屋
11:59 12:06 地蔵ヶ岳
12:36 12:38 アカヌケ沢の頭
13:22 13:23 鳳凰小屋分岐
13:54 14:27 鳳凰山
14:50 14:51 薬師岳
15:01 15:14 薬師岳小屋
15:19 15:28 砂払岳
16:12 南御室小屋

2日目

• 山行: 5:03
• 休憩: 0:00
• 合計: 5:03

16:12 南御室小屋
7:32 7:32 砂払岳
7:37 7:37 薬師岳小屋
7:52 7:52 薬師岳
8:56 8:56 御座石
10:32 10:32 林道出合
11:06 11:06 中道ルート登山口
11:33 11:33 御所山登山口
11:43 ゴール地点

天候

5/5（日）終日快晴に近い陽気
　　　　気温は高めで、若干モヤってました。

5/6（月）曇り、早朝より強風
　　　　予報よりは強くならかったです。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

青木鉱泉に5/5早朝より駐車、鳳凰小屋が営業していないため、空いている模様。朝4:00着くらいで6台くらいの駐車。まだまだ余裕ありました。

コース状況／危険箇所等

良好。
標高2400m付近より少しずつ残雪や固まった氷がコースに出現。登りは、鳳凰小屋先からチェーンスパイク装着。
下りは南御室小屋から薬師岳までの登り～中道の2300m付近までチェーンスパイク装着。朝は固まっているのでチェーンスパイクあった方がよいです。

その他周辺情報

青木鉱泉
　駐車と帰りの温泉で利用させていただきました。
　駐車は1日あたり800円。
　日帰り温泉は1000円。鉱泉らしい岩のミネラルが溶け出したような泉質でよかったです。

　前述のとおり、鳳凰小屋が営業していないため、空いているようです。朝は日帰り周回の猛者たちがたくさんいました。

鳳凰小屋
　営業停止。水場もつかえない模様。公式だと使えるとの記載がありましたが、ベンチ近くの水場からは水は出ていませんでした。

薬師岳小屋
　初日にお菓子やジュースを補充。とてもよい対応をしてくださいました。

南御室小屋
　テント1張り500円プラス1人当たり1000円
　‥だったと思います。疲れ果てていて記憶が。
　16:30まで売店開いてます。売店は夕飯後18:00
　からまた再開します。

写真

5/5 4:28

青木鉱泉駐車場着。
かなり空いていました。

5/5 4:37

青木鉱泉の様子。
雰囲気のある作りでした。

5/5 4:45

ドンドコ沢コースへ。

5/5 4:49

最初は舗装路もあります。
日帰り装備の早い方ばかりでした。

5/5 4:51

ここは落石が怖い‥

5/5 5:18

まずは南精進ヶ滝へ。

5/5 5:18

気持ち良い林道。

5/5 5:22

雰囲気のある看板。

5/5 5:25

行き先の山並みが見えます。

5/5 5:27

少しずつ高度を上げていきます。

5/5 5:28

急登の始まり。
葛折りでどんどん高度を上げていきます。

5/5 5:29

テント泊装備にこたえます‥

5/5 5:40

でもこういう景色が見えると帳消し（にはなりませんが‥）という気持ちに！

5/5 5:56

涼しい風が吹き抜ける、看板ポイント。

5/5 5:59

渡渉ポイントもありました。

5/5 6:00

脇には岩登りポイント。
特に危険ではないです。

5/5 6:09

沢を片目にドンドコ高度を上げる。

5/5 6:15

苔むし岩と清水。
飲めそうです。

5/5 6:18

滝まであと少し！

5/5 6:20

崩落の跡。
ところどころありました。

5/5 6:24

南精進ヶ滝到着！
スケール感のある滝で一見の価値あり！

5/5 6:24

下までは行けない様子。
仮に行けても上げてきた高度を下げる勇気が‥

5/5 6:33

急登は続く‥

5/5 6:42

美しい沢

5/5 7:17

登山道崩落ポイント。
基本的に横ぎります。

5/5 7:24

癒される湧き水‥
苔、木、岩、水のコントラストが美しい。

5/5 7:25

崩落後、止まったと思われる大岩。

5/5 7:26

登山道脇の大岩。

5/5 7:31

鳳凰小屋に行くには白糸方面。
鳳凰滝方面に登ると、途中からヤブをトラバースするようです。

5/5 7:41

岩地帯を登り上げる。

5/5 8:04

これは何滝でしょう？
片目に見えました。

5/5 8:04

かなり上がってきました。

5/5 8:06

白糸滝は？！

5/5 8:19

五色滝へ！

5/5 8:22

沢から滝の音が。

5/5 8:37

五色滝到！
休みがてら少し降ります。

5/5 8:39

滝壺には虹が。

5/5 8:41

大きな滝がいくつもあり、ドンドコ沢コース、ハードですが見どころたくさんあり。

5/5 9:15

階段でグローブを落とす‥降りたくない‥
でも取るしかない。

今回は物落としがなんだか多かったです。

5/5 9:23

崩落ポイント。
ここは少し行きづらかったです。要注意。

5/5 9:25

初の残雪。

5/5 9:41

オベリスクらしき物体が見えた！

5/5 9:46

沢を登ります。
濡れたりはしません。

5/5 9:56

沢を越えると残雪歩き。
チェーンスパイクは使いませんでした。

5/5 10:18

鳳凰小屋着後、タオル落としに気付く。
300mくらい戻って、どなたかが木にあげてくれた様子。感謝です。

5/5 10:50

鳳凰小屋は水場が見当たらず‥少し水の残量が心配。
地蔵岳へ。

5/5 10:56

チェーンスパイクが活躍しました。

5/5 11:02

高度感のある橋。
ここまで結構高度を上げてきました。

5/5 11:11

残雪を越えて‥

5/5 11:19

倒木を越えて‥

5/5 11:20

いよいよ地蔵岳直下へ。

5/5 11:24

砂地獄！
ここは本当にキツい！

5/5 11:26

残雪ではなく、白砂。
残雪の方が登りやすそうです。

5/5 11:29

砂と土のブレンド。
日差しも強く、心が削られる‥

5/5 11:30

振り返ると街並みも。

5/5 11:33

観音ヶ岳もくっきり。

5/5 11:33

でもまず、砂をクリアせねば。

5/5 11:40

ここは下りが正解な気がしてきました‥

5/5 11:53

オベリスクを見上げる。

5/5 11:54

登るとお地蔵さん3体。
だいぶオベリスク方面に流された模様。

5/5 11:57

オベリスクもそこそこ、稜線の先には堂々とした甲斐駒ヶ岳が！
これが一番の感動だったかも。

5/5 12:01

富士山も見えました。

5/5 12:01

オベリスク、少し登ってみました。

5/5 12:22

観音ヶ岳に向かう。

5/5 12:23

ここが地蔵ヶ岳かな？

5/5 12:33

八ヶ岳もよく見えました。
ニョッキリは赤岳かな？

5/5 12:33

さらばオベリスク。

5/5 12:35

北岳、間ノ岳方面も視界良好。

5/5 12:46

稜線沿いは奇岩がたくさん。
お菓子みたいな岩。

5/5 12:48

奇岩と北岳。

5/5 12:52

雪のような白さですが、白砂です。
イルカがたくさん。

5/5 12:53

鳳凰のイルカはこれ？

5/5 12:53

奥にはカオナシ岩。

5/5 12:54

岩の下にカワハギのような岩。
なんとでも見えますね。

5/5 13:00

降りと登りが体にこたえます。

5/5 13:18

観音ヶ岳まであと少し。

5/5 13:22

鳳凰小屋への分岐点。

5/5 13:24

ここも砂歩き。
地蔵ヶ岳ほどではない。

5/5 13:35

山並み揃い踏み。

5/5 13:45

観音も奇岩多いですね。

5/5 13:49

オットセイとアシカ岩。

5/5 13:51

ピークは目の前。

5/5 13:54

観音ヶ岳登頂。
コーヒーをいただきました。

5/5 13:56

三角点。

5/5 13:58

薬師ヶ岳と富士山。

5/5 14:34

底まで落ちそうな砂走り。

5/5 14:51

薬師岳到着。
ここから中道もありますが、今回は南御室小屋へ。

5/5 14:52

広い山頂。

5/5 14:52

三山山頂にあるトーチ？
何かの時に火がともったりするんでしょうか？

5/5 14:56

残雪を越えて薬師小屋へ。

5/5 15:00

薬師小屋。
コーラ美味しかったぁ！

5/5 15:28

クジラ岩？！

5/5 15:44

岩場を越えてひたすら下ります。

5/5 15:59

チェーンスパイクが役に立ちます。

5/5 16:08

南御室小屋近辺にアイゼンらしきものが。
心当たりある方は！

5/5 16:14

南御室小屋到着！
設営もそこそこに、まずはビールで疲れを癒します。

5/6 4:47

朝焼けの様子。
ここからはご来校見えません。

5/6 6:31

下山に向けて薬師岳まで登り返し。

5/6 7:24

ガスってましたが、富士山は本日も見えました。

5/6 7:26

北岳方面も見えます。

5/6 7:28

富士山と下界。
これから1日が始まる‥

5/6 7:38

薬師小屋から薬師岳へ。

5/6 7:49

ここから仲は中道を通って青木鉱泉へ。

5/6 7:55

激下りが始まる‥

5/6 8:05

残雪の中、下っていきます。

5/6 8:18

とにかく下り、ところにより残雪あり。

5/6 8:55

御座石。巨大！

5/6 9:07

いつ終わるのか‥

5/6 9:09

振り返ると苔むした倒木。

5/6 9:44

開けてくると幸せ感が！

5/6 9:48

テント張ってゆっくりしたい場所。
水場はありませんが‥

5/6 9:52

このあたりは、ゆたーりと下る。

5/6 10:30

中間ポイント。
キャンプサイトのような跡あり。

5/6 10:36

ここからまた、ひたすら高度を下げます。

5/6 11:02

新緑が美しい。

5/6 11:04

長い下りの終わり。

5/6 11:05

4時間30分で着く自信全くなし！

5/6 11:06

砂利道を沢沿いに進む。
疲れた足には硬い道が厳しい‥

5/6 11:24

道路脇崩落。

5/6 11:34

青木鉱泉への近道、渡渉のエントリーポイント。

5/6 11:36

渡りやすい場所にわかりやすく目印があります。

5/6 11:39

沢沿いに少しくだって

5/6 11:40

ここから登って青木鉱泉へ。

5/6 11:40

青木鉱泉からの渡渉エントリーポイント。

5/6 11:43

到着、お疲れさまでした！

5/6 13:28

青木鉱泉で温泉をいただき、北杜市のラーメン屋蘇州で肉味噌ラーメンをいただきました。

撮影機器：

iPhone 11 128GB SIMフリー Apple

感想

アツシ

ゴールデンウィーク後半にテント泊、ご来校、遠征という三本柱で、南アルプスの鳳凰三山に行ってきました。
　夜叉神からの混雑を恐れ、青木鉱泉からの周回ルートに。ドンドコ沢コースは、魅力溢れる景観や自然、鳳凰の稜線歩き、山頂からの山々の美しさを堪能できる素晴らしいものでした。残念だったのは、鳳凰小屋が営業しておらず、水の補給や売店の利用ができなかったことでした。また、鳳凰小屋が開いていれば、鳳凰小屋をベースとしたテント泊も考えられたので、今後の営業再開が待ち遠しいところです。
　今回の山行では、初日の南御室小屋までの行程で体力を削られ、休みを多く取ることを1番にしたことと、2日目の爆風予報に怯えていたため、ご来校を断念したことが悔やまれます。しかしながら南アルプスの山々の美しさに心を奪われまくった最高のゴールデンウィーク最終日となりました。
　また、テント泊に関して装備やパッキングを考え直すきっかけになったこと、累積2500m近い登りと下りを経験したことが今後、大いに役に立つのではないかと思っています。できれば体が出来上がってから来られれば、もう少し行動時間も早くなったのではないかと思います。
　次回はハード過ぎない山行にしたいと思います。