【北遠】戸口山(1027m)橿山(1059m)
- GPS
- 05:36
- 距離
- 11.4km
- 登り
- 852m
- 下り
- 837m
コースタイム
- 山行
- 5:17
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 5:37
過去天気図(気象庁) | 2019年10月の天気図 |
---|---|
アクセス |
写真
感想
今回の山域は、大井橋の北西エリアです。これまで一度も足を踏み入れたことがありません。わくわくしますね。
戸口山へは、セオリー通りに林道佐久間線を利用して山頂を踏む予定です。
実は、列島を切り裂いて大小の河川を氾濫させた台風19号をやり過ごしたタイミングでした。現地へのアプローチには、かなり気を使いました。土砂崩れや河の氾濫、増水による通行止め、といったリスクもあります。慎重に秋葉ダムから北上しましょう。
多くの方は、林道開通記念の碑から登ります。でも、現地に立ってみると、そこは林間の光の射さない場所。そこで、少し高度を下げ、帰り道に出口として選んでいた明るい鉄塔前の路肩に車を置きました。ここなら、林道佐久間線を歩かずに周遊できるので、一石二鳥です。
目の前の未舗装の林道支線には入らず、西渡鳳来線の巡視路標から尾根へ。少し北に振ると、鉄塔と共聴アンテナ跡です。ここから南に尾根通しです。
やがて、林道に出ると、鉄階段に行き当たります。引き続き尾根歩きです。鉄塔に飛び出すと、正面に戸口山と、その前衛峰にあたる鉄塔ピークが迫ります。
ススキの小道を鉄塔線に沿って歩き、鉄塔ピークへ。あたりは、まるでスキー場のゲレンデ。春先はわらびの原でしょうか。
振り返ると、先ほどの鉄塔付近は、バリカンで刈り込まれたみたい。眼下の佐久間変電所がわかりやすいランドマーク。佐久間の町の背後には茶臼山、離山、日本ヶ塚山、矢岳山、熊伏山。
雲が下りていなければ、恵那山、中央アルプス、南アルプス、深南部の山並みも見えるはず。けれども、あいにくの天気。向かいにそびえる竜頭山も、ちらっと裾野だけ。
鉄塔ピークから鞍部に降りると、ひっそり反射板が立っていました。そこを起点に戸口山をループします。鉄塔絡みで皆伐されたエリアはススキが美しく、日本の原風景そのもの。
再び鉄塔ピークに戻り、お目当ての尾根を丁寧に探します。ここから橿山(かしやま)までは、基本的に二次林の尾根歩き。地図にない作業道にだまされないよう、ピリッとして歩きます。
おっと、きのこだ。これは、シロカノシタだ!初対面はいつだって緊張と感動です(意味不明)。
紅白の鉄塔が静岡幹線。その先すぐが橿山の山頂です。実は、今日の午後3時にはアポがあり、何としてでも帰宅しないといけません。憩う間もなく、巡視路をたどります。ところが、気づけば崖の真上に立っているじゃないですか!
ここをクリアしたら、ヒイロチャワンタケの作業道を行きます。しかし、予定の巡視路が鉄塔線直下にないことがわかって、仕切り直しを迫られました。結局、先ほどの崖下まで戻ることに。
下り始めるよと、見通しのよい鉄塔に出ました。今日一番の景色です。中でも主役級は「三ツ瀬」明神山と「平山」明神山のW明神!これはご利益ありそう(笑)!
お尻に根っこが生えそうになる弱い心を奮い立たせ、駐車地へと急ぎます。早くも来年の準備に入ったミツマタのつぼみ、いまだ盛りのアケボノソウ、秋を告げるアケビの実・・・
季節の移ろいからは目が離せない時期になりましたね!
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する