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Yamareco

記録ID: 2120
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沢登り
谷川・武尊

東黒沢〜ナルミズ沢〜朝日岳〜白毛門

2006年08月19日(土) 〜 2006年08月20日(日)
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過去天気図(気象庁) 2006年08月の天気図
ファイル
非公開 2120.xls
計画書
(更新時刻:2010/07/28 08:54)
東黒沢はとにかくナメの連続
東黒沢はとにかくナメの連続
いざナルミズ沢
泳いでとりつく
ヘツリ大会
大石沢出合で設営
大石沢出合で設営
うがりさんの釣果
うがりさんの釣果
魚止めの滝
二股のスノーブリッジ
二股のスノーブリッジ

感想

東黒沢+ナルミズ沢+朝日岳〜白毛門縦走に行ってきました。
1泊2日で2つの沢と1回分の縦走を詰め込んだお得(?)な山行でした。

2週間前のナルミズ沢は雪渓が残っていて、つめまで行けなかったという報告があり、今
回も雪渓のために多分最後までは行けないのだろうと思っていました。全員雪渓用にアイ
ゼンも持参し、いつ雪渓が出てきて引き返すことになるのだろうと思いながら遡行してい
ました。

一日目は土合から入渓し、東黒沢を遡行し、ウツボギ沢を下り、ナルミズ沢の大石沢出合
のビーバクポイントまでの予定。
私は東黒沢に関しては実はそんなに期待していませんでした。
ところが、東黒沢に入って少し歩くと現れる20メートル(以上あるように見えましたが)の
ハナゲの滝を筆頭に、太陽に照らされた開放的なきれいなナメの連続で美しい沢でした。
登攀的な滝は無かったけど、水も冷たくなく、水量もほどよかったので、泳ぎを楽しむ
ことができました。(うがりさんが泳ぎまくっておられました)
皆でいつ雪渓が出てくるのかといいながら、雪渓のせの字も見えないままナルミズ沢まで
たどり着き(ナルミズ沢に入ると少し雪渓はありました)、最終的に14時くらいに無事に
予定のビバークポイントに到着しました。

夜の食事は本格的なかぼちゃほうとうと海草サラダで、おいしかったです。
うがりさんが釣った魚を焚き火で焼いてみんなで少しずつ食べました。
少し星も見えました。

二日目はやっと、かとはるさん待望のナルミズ沢の遡行です。
ナルミズ沢は期待、想像以上のすばらしさでした!

さすがにナルミズ沢には雪渓がたくさん残っていましたが、進路を塞いでしまうようなも
のはなくアイゼンも使わずにすみました。
最後の二股のところはスノーブリッジになっていました。
初のスノーブリッジくぐりは、結構楽しかったです。
ロマンチックコースと言われている(?)右側のコースでつめることになりましたが、この
スノーブリッジがまさに天国へのトンネルという感じで、くぐった後からが天国の始まり
でした。
天気がよくて青空だったこともあり、両岸の緑の草原の間の開放的なナメや青い釜が本当
にきれいでした。
そして、つめの草原がまさに天国でした。どこかのHPにナウシカの草原のようなことが
書いてありましたが、本当にそんな感じでした。
(私の拙い文章では、ナルミズ沢のきれいさロマンチックさは表現できません)

つめてしばらく稜線で休んだ後、地獄の下山の始まりです。
下山なのに6時間の予定なのでした。
この下山がしんどかったです。
私は最初の登りのときにバテかけてしまいましたが、途中たっきーさん秘伝の行動食のグ
ミをいただき、多めに休憩を入れていただき、なんとか持ちこたえられました。
朝日岳〜白毛門コースも予想よりもいい縦走コースで景色は楽しめました。

二日とも天気も良く、三者三様にそれぞれ絶景の連続で本当におなか一杯で充実した二日
間でした。
シャッターポイントがたくさんあったのに、カメラを持っていなかったことが
非常に残念です。
ただ、東黒沢、ナルミズ沢ともに登攀系を求めていく人には物足りないかもしれません。
絶景ハンターな人には本当におすすめの沢です。

長くなってしまいましたが、CLたっきーさん、SLうがりさん、yoshiemonさん、かとはるさ
んには本当にお世話になりました。どうもありがとうございました。
栗原さんも某事件ではいろいろ心配していただいてありがとうございます。
またこのような絶景ツアーがありましたら、ご一緒させてください。

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