晩秋の雲取山(二日目)


- GPS
- 04:23
- 距離
- 9.4km
- 登り
- 419m
- 下り
- 1,171m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
三峯ルート:歩きやすいコースです。 |
その他周辺情報 | 三峰神の湯(三峯神社にある温泉):500円(営業時間10:30〜19:00) |
写真
装備
個人装備 |
行動食
地図(地形図)
計画書
GPS
サングラス
雨具(レインウェア)
着替え
マグカップ
入浴セット
御朱印帳
飲料
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感想
4時半きっかりに部屋の照明が点灯しました。雲取山荘に泊まるのは2回目ですが、前回同様に個室が取れました。宿泊者はそこそこいますが、キャパの7割程度でしょうか。足をやられたはずのO島部長も、前日山荘に到着するとあっけらかんとしたもので、落ち着きなくフロントに出掛けて行ってはストーブに当たりながら同宿者と歓談していました。
日の出が6時15分ということで、起床後ゆっくりと出発の支度をし、朝食後、日の出撮影のスタンバイをします。ラッキーなことに、2階の我が部屋の窓から望むご来光がベストポジションでした。
夜明け間もない6時半、三峯神社を目指して歩きだします。テント泊者が支度している脇を通り抜け、男坂で大ダワまで下ります。閉鎖されて廃屋となっている雲取ヒュッテを過ぎると樹幹の向こうに朝日に照らされて輝く山腹が見えます。ダワとはタワのことで、コルと同じく二つのピークの間、つまり鞍部です。タワや峠があるので、下りと言いながらアップダウンが続くコースとなっています。
ツガの原生林を抜け、芋ノ木ドッケ(1,946m)の北西を巻いて、白岩山(1,921m)に着きました。ドッケとは尖った場所の意味だということです。この白岩山と山頂に三峯神社の奥の院(奥宮)がある妙法ケ岳、雲取山の三山を三峰山と呼んでいます。
白岩小屋の西側の開けた展望所から和名倉山などがよく見え、眺めながら汗を拭きます。ここからピークに向けてアップすると前白岩山山頂(1,776m)に出ます。約2時間のアップダウンで3つのピークを越えましたが、まだ300mも下っておらず、O島部長から愚痴が出ます。この先は前白岩の肩と呼ばれる狭い尾根の急坂で、お清平(1,450m)まで一気に下ります。炭焼きの娘・お清の悲恋話と修験者がこの地にお経を埋めたという話と二説があり、「おきよ」なのか「おきょう」なのか正確には分かりませんが、今は「お清平」ということなので、炭焼きの娘説が有力なのでしょうかね。ちょうど三峯から登ってきたと思われる4人家族がベンチで休憩を取りました。二人の小さなお子さん(幼稚園か小学校低学年くらい)がこのコースを登るのは凄いことではないでしょうか。
コース最後の急登を行くと霧藻ヶ峰休憩所があります。眺めがよいので一息入れます。小屋の主人が開店準備をしていました。
ここから三峯神社まではもうすぐです。地蔵峠、炭焼平のあたりから綺麗な紅葉が見られるようになりました。
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