記録ID: 212555
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無雪期ピークハント/縦走
大雪山
愛別岳(愛山渓温泉から)
2012年07月17日(火) [日帰り]
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- --:--
- 距離
- 16.5km
- 登り
- 1,528m
- 下り
- 1,524m
コースタイム
愛山渓温泉(5:00) - 永山岳(9:35) - 愛別岳(11:30〜12:00) - 比布岳(13:00) - 当麻乗越(15:00) - 愛山渓温泉(17:20)
※ 写真を撮りながらなので、ゆっくりめです。
※ 写真を撮りながらなので、ゆっくりめです。
天候 | 曇時々晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・村雨ノ滝を過ぎた先の沼ノ平分岐まで谷沿いの道。村雨ノ滝の巻き道にはロープ場があるが、特に難しくはない。 ・沼ノ平分岐を過ぎると尾根の腹を登るようになる。下部は笹原の切り開き。ある程度登ると、後ろに沼ノ原の池塘が見えてくる。途中、ハイマツ帯を抜けて、上部はお花畑が展開し、永山岳に至る。 ・永山岳を過ぎてからは展望の良い尾根歩きとなるはずだが、今回は雲の中であまり展望は得られなかった。奇岩が所々に立ち塞がっている。 ・安足間岳分岐を過ぎて、比布岳との中間辺りに愛別岳分岐がある。一応道標はあるが、足元にあり小さいので見過ごさないよう注意。 ・愛別岳へは、最初蟻地獄の巣のような滑り易い砂礫斜面を下っていく。下りの途中で一ヶ所滑り易い岩場を通過するので要注意。尾根が平坦になればとりあえず難場は過ぎた。後ろを振り返れば、永山岳から比布岳にかけて屏風のように展開する岩壁に感動。 ・愛別岳への登りは、尾根左側が岩壁になっており、道は尾根右側の斜面についている。尾根上は岩が連なっていて、その岩場を伝って草木を踏むことなく山頂へ至ることもできる。 ・安足間岳から当麻岳にかけてもお花畑の広がる尾根が続く。2076m標高点を過ぎると尾根は次第に狭くなり、尾根上に岩が連なっている。道は尾根の南側を巻いていくが、再び尾根上に戻った所は迷い易いので要注意。道は正面の岩場を登っている。 ・当麻乗越の手前辺りからハイマツや潅木を切り分けて道は延びているが、足元は泥濘や水溜りが多くて歩き難い。このような状態は、沼ノ平で木道に乗るまで続く。 ・沼ノ平先の分岐、松仙園方面は道が荒廃しているとのことで、現在通行止め。三十三曲りを経て急降下し往路に合流。出発点の愛山渓に戻る。 |
写真
感想
冬季に備えての安足間岳周辺偵察も兼ねて愛別岳へ登ってみた。この山行はテーマから外れるので、ここでの報告は省略するところだが、比布岳から愛別岳にかけての稜線歩きは、なかなか印象深いものがあったので報告しておく。
永山岳や安足間岳周辺に展開するお花畑も見事だが、愛別岳分岐から愛別岳にかけての尾根も、なかなか楽しいものがある。白や褐色の岩で構成された尾根は、知床の知円別岳から硫黄岳にかけての尾根と似た雰囲気だが、比布岳から永山岳にかけて展開する壁の迫力は知床の比ではない。
積雪期にはこれらの景観は雪に埋もれ白一色の斜面に変わってしまうだろうが、それでもぜひ安足間岳とともに愛別岳も訪れてみたいものだ。
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