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Yamareco

記録ID: 21273
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
霊仙・伊吹・藤原

藤原岳

2003年03月08日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
6.2km
登り
962m
下り
951m

コースタイム

3月8日名古屋(5:10)→藤原町聖宝寺(7:00)→土原岳小屋(10:30ー11:00)→山頂(11:20)→藤原岳小屋(11:30ー12:00)→聖宝寺(13:40)→国民宿舎の温泉
過去天気図(気象庁) 2003年03月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
【ルート】
聖宝寺から往復

3月中旬、休み一日だけをどうするか?朝発の日帰りならばと鈴鹿の最北に決める。気圧配置は猛烈な冬型だ。三陸沖の低気圧は非常に発達して、濃尾平野は快晴、強風。鈴鹿は若狭湾、琵琶湖と、遮る物のない北西風がぶつかる、日本で一番日本海と太平洋の気候の近いところで、こんな気圧配置の日にはどんな天気になるのか見てみたかった。メンバーは柳田君とカメ。車は土砂崩れで砂防堰堤だらけの坂本谷近くに置く。

藤原岳からスキーで御池岳へ縦走しようとスキーを担いで登り出す。名古屋、四日市は快晴。遠くの空は晴れているが、鈴鹿山脈が冬型の雲をどっさり乗せて、あふれんばかりだ。養老山地と鈴鹿山地に挟まれた藤原町一帯はまぶしい日が射すのにミゾレ。標高600mあたりで杉林を抜ける頃、地面に雪を踏み始める。陽光が輝き時々湿った雪が降る。稜線からはゴウゴウ風の音が強い。標高800mすぎの、東側からの登山道からの合流点で沢山の地元登山者。トライアル競技があるとのことで、どんどん人が登ってくる。離れて登っていたカメがこの人達に付いて道を外れて(近道)を行ってしまい、こちら二人とはぐれる一幕あり。山で携帯電話で「はぐれた」と言われるのは初めて。

標高1080mあたりの小屋は満員。冬といえども老若男女、数多くの人が登る珍しい山だ。こんな冬型バッチリで爆風の吹く天気だが、多分絶対死ぬ危険は無いのに猛吹雪が体験できていい山かも。でも、道に迷って彷徨している人に何人もあった。道はほとんどトラ縄がびっちり張ってあるのだが。どうも山で沢山の人に会うのはイマイチだ。人は集団になると他の人に気遣いしないし、騒がしくなる。

せっかく担ぎ上げたスキーだが、稜線も雪は少なく、灌木や笹が顔を出している。ここは昔スキー場があったと聞いていたので少しは期待していたのだが。御池岳への縦走も風が強いからやめた。スキーを小屋の横に置いて山頂を30分で往復する。風で雪面は硬くクラストしているところも多い。

再びスキーを担いで下山する。麓に降りると再び陽光。ぽかぽかと暖かい山麓を湯の山温泉へ向かい、国民宿舎で400円の温泉にゆっくり浸かる。帰りは国道1号線で柳田君とおきまりのラーメン一郎で替え玉。

感想

3月中旬、休み一日だけをどうするか?朝発の日帰りならばと鈴鹿の最北に決める。気圧配置は猛烈な冬型だ。三陸沖の低気圧は非常に発達して、濃尾平野は快晴、強風。鈴鹿は若狭湾、琵琶湖と、遮る物のない北西風がぶつかる、日本で一番日本海と太平洋の気候の近いところで、こんな気圧配置の日にはどんな天気になるのか見てみたかった。メンバーは柳田君とカメ。車は土砂崩れで砂防堰堤だらけの坂本谷近くに置く。

藤原岳からスキーで御池岳へ縦走しようとスキーを担いで登り出す。名古屋、四日市は快晴。遠くの空は晴れているが、鈴鹿山脈が冬型の雲をどっさり乗せて、あふれんばかりだ。養老山地と鈴鹿山地に挟まれた藤原町一帯はまぶしい日が射すのにミゾレ。標高600mあたりで杉林を抜ける頃、地面に雪を踏み始める。陽光が輝き時々湿った雪が降る。稜線からはゴウゴウ風の音が強い。標高800mすぎの、東側からの登山道からの合流点で沢山の地元登山者。トライアル競技があるとのことで、どんどん人が登ってくる。離れて登っていたカメがこの人達に付いて道を外れて(近道)を行ってしまい、こちら二人とはぐれる一幕あり。山で携帯電話で「はぐれた」と言われるのは初めて。

標高1080mあたりの小屋は満員。冬といえども老若男女、数多くの人が登る珍しい山だ。こんな冬型バッチリで爆風の吹く天気だが、多分絶対死ぬ危険は無いのに猛吹雪が体験できていい山かも。でも、道に迷って彷徨している人に何人もあった。道はほとんどトラ縄がびっちり張ってあるのだが。どうも山で沢山の人に会うのはイマイチだ。人は集団になると他の人に気遣いしないし、騒がしくなる。

せっかく担ぎ上げたスキーだが、稜線も雪は少なく、灌木や笹が顔を出している。ここは昔スキー場があったと聞いていたので少しは期待していたのだが。御池岳への縦走も風が強いからやめた。スキーを小屋の横に置いて山頂を30分で往復する。風で雪面は硬くクラストしているところも多い。

再びスキーを担いで下山する。麓に降りると再び陽光。ぽかぽかと暖かい山麓を湯の山温泉へ向かい、国民宿舎で400円の温泉にゆっくり浸かる。帰りは国道1号線で柳田君とおきまりのラーメン一郎で替え玉。

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