記録ID: 2129386
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積雪期ピークハント/縦走
妙高・戸隠・雨飾
白いブラックプリンセス👑(*^^*)
2019年12月01日(日) [日帰り]
oobantou
その他2人
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 09:31
- 距離
- 15.4km
- 登り
- 999m
- 下り
- 998m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 7:35
- 休憩
- 1:52
- 合計
- 9:27
16:36
ゴール地点
天候 | 晴れ 時々 雲が流れる |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
長野運動公園※1〜長野市内※2〜道の駅・しなの(車中泊)※3〜大橋 【駐車場】 大橋登山口スペース (15台程度) AM7:00頃到着時には0台。西新道登山口のスペース(最大5台らしいがもっと狭く見える)には1台駐車中。 【復路】 大橋〜道の駅・しなの※4〜須坂・長野東IC〜(上信越道・関越道・圏央道・新湘南BP)〜藤沢IC〜自宅 ※1:前日は長野で災害ボランティア ※2:温泉&食糧調達 ※3:朝にメンバーと合流 ※4:解散 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【大橋登山口(a)〜黒姫山西新道登山口】 アスファルトの林道歩き。5分間くらい。 【〜種池〜古池】 ゆったりな登攀ルート。 途中の平地には種池への分岐があり、木道を渡った先に草が混じるシャーベット状の水面。 さらに緩い傾斜を登った先には、黒姫山を鏡のように映し出す古池があるが、積雪備えのためか水を抜いていた。昭和初期に発電用水として作られた溜池にはレトロな石垣の吐水口があり、満水の時にゆっくり来たくなった。 【〜新道分岐(b)】 溜池東側の湿地との間に渡されている木道をから、斜面側に取り付く。 緩い登りで、流れの細い渡渉点・4〜5本の倒木が重なった斜面をゆったり登っていくと、西新道の尾根・西登山口方面との分岐点に至る(各ルートの正式名称はヤマレコ作成時に確認)。 尾根方向には踏み跡があり、西登山口方面への緩い登りのトラバースルートは炊き立てのご飯のような新雪。 【〜大ダルミ〜西登山口】 廃林道と見紛うくらい広くて斜度が無いくらいの緩い登り道。大ダルミの南側で少し斜度が上がるくらいだが、新雪なので先頭は大変。 緩いアップダウンや狭い涸れ沢の木橋があるくらいで、ほぼゆったりなトラバース。 黒姫山の特徴である太い谷を形成する尾根に至る手前で西登山口からのルートに合流する。 【〜峰ノ大池(c)】 西登山ルートと合流後もトラバースが続き、ピークに繋がる主脈の尾根を巻くと、太い谷の斜面から登りが始まる。 すぐに大きなゴーロが立ちふさがり、狭間を抜けたり、岩を乗越したりが続く。長いゴーロ帯が下りになってやや平たいオオシラビソの森になると、その先に凍った池が覗いてくる。 【〜七ッ池〜(c)】 峰ノ池の東端から概ねフラットなシラビソの森に入り、5分程で広くて緩い擂り鉢状のスズタケのような低い笹に覆われた露地に出る。雪で見えないが、そこが七ツ池。 意外と埋まる雪だまりを通過して中心部あたりでランチ。 復路は来た道を峰ノ大池手前まで戻り、黒姫山のピークに至るルート(西登山道)の分岐点になる。 【〜峰ノ大池分岐(d)】 ちょっと急な斜面を少しジグザグで登る。 雪で見えないがTさんの話では、ちょっと悪い道とのこと。 尾根の直前で樹林が切れる。 【〜△黒姫山〜(d)〜姫見分】 痩せた尾根は、上と南側のトラバースを繰り返し、15分程で狭いピークに至る。 復路は(d)まで来た道を戻り、緩いノコギリ型の尾根のアップダウンは、急降下の入り口にあたる姫見分まで続く。 【〜しなの木〜(b)】 尾根上の明瞭な道をグングンと下りる。さすがに、こっちはたくさんのトレースがついている。 小刻みなジグザグを繰り返し、巨木の「しなの木」を拝んでもう少し下ったら、往路で分岐した(b)に出合う。 【〜新道登山道入口〜(a)】 往路とクロスして林道につながる道へ。 廃林道に近い太さの道は途中からジグザグになり、林道化した後はショートカットの登山道と交わりながら下る。林道が一本調子のまっすぐになり、長々と歩いてゲートの向こうに(a)が見えてくる。 |
その他周辺情報 | 【買い物】 道の駅〜登山道までは林道と同じ状態なので店舗は無い。 信濃町の中心か、それ以前に済ませておこう。 【温泉】 時間がなくなったので入らず(>_<) |
写真
装備
個人装備 |
ザック:ガレナ30
靴:ツォロミー3
チェーンスパイク
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感想
12/1(日)は、前々夜の初雪で白化粧した黒いお姫さまを訪ね、雪と氷にまみれた今季初雪山で戯れました(^^)
氷点下の車中泊のウィスキーが心地よく醒めた朝、北信濃・魚沼の山友さんたちと合流(^^)/
新雪の上を除雪車のように進むTさんの後ろに付き、楽々と思いきや、なぜか筋肉痛( ̄▽ ̄;
そして、いつも笑顔とタマゴを運んでくれるマッキーが、ネタとともに追ってくる(^O^)
今回も一人では来れない美景をありがとう!
今回も呼吸困難な大爆笑ネタをありがとう!
【山行記】
美しくも深みがある黒姫山には、
いくつもの悲恋の伝説があった。
初冬の雪中を歩いた黒姫山と、
元気に頑張る長野を重ねながら、
ちょっと恥ずかしいけれど、
私の想う黒姫伝説を描いてみた(^^)
お姫さまの足元は真っ白なサラサラ
朝陽に微笑んでお召し物はキラキラ
昔、信濃の黒姫さまは
許されぬ相手と恋に落ちた
初冬の風に池塘は凍てつきバリバリ
大岩大石の谷は雪が堪ってズブズブ
大沼池の黒龍さんは
実らぬ恋に怒り黒雲を呼んだ
見下す千曲の流れは午後のチカチカ
向こうの山々の雲は午後のモクモク
洪水で苦しむ人々に
黒姫さまは嘆き涙し鏡を投げた
黒龍さんは悔いて許しを乞うた
七つ池の空間は笹葉と雪でフワフワ
大白檜曽の森は白い屋根をユラユラ
龍は姫の手を取り背に乗せて
お山の上の池の畔へ飛んで行き
楽園の谷で慈しむ埴生の宿を囲うた
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コメント
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満喫の山行、羨ましいばかりです(^o^)
次こそは、ボランティアだけでなく山でお会いできますことを楽しみにしております!
厳しい長野の冬を黒姫さまと黒龍さまがそっと守ってくださいますように…。
charlie1023 さん、こんばんは!
姫さまの姿を火打山から見て以来、ずっと袂の深い谷を歩いてみたいと思っていましたが、まさか新雪の中を歩くとは思わず、ヘロヘロでしたが想外の体験をたっぷり満喫することができました。
次回は、ぜひ、山中でお会いしたいですね(^○^)
一気に冷え込む季節の中での復興ですが、きっと、黒姫さまと黒龍さんがあたたかく見守ってくれますよね(^^)
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