鳥ノ胸山〜大界木山


- GPS
- 06:47
- 距離
- 11.7km
- 登り
- 932m
- 下り
- 934m
コースタイム
天候 | 朝低い雲のち晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2019年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
〇車は「道の駅どうし」にとめさせていただいた。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
〇雑木ノ頭から浦安峠の間は所々で尾根が痩せているので注意。 〇浦安峠から主稜線に向かうルートは林道からの登り口が崩れている。普通ならハシゴか、せめてロープがあってもいいところ。無理やり登るしかない。 〇浦安峠から丹沢主稜の間は破線ルートだが雑木ノ頭から浦安峠の間より道は良い。 〇城ヶ尾峠から下り始めてすぐに涸れ沢をトラバースで横断するところがザレていて小石の落石が頻発。私が通った時も大きめの落石があった。林道に出る直前も崩れて登山道がなくなっている。林道は荒れ果てており、途中までとても林道とは言えない状態。 |
その他周辺情報 | 〇道の駅どうし http://michieki-r413.com/ クレソンを使った色々なものを売っている。 クレソンを買って帰ったがなかなか美味しかった。 〇道志の湯 http://www.doshinoyu.jp/ 〇いやしの湯 http://www.iyashinoyu.org/iyashinoyu.html |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
ガスコンロ
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感想
2019年12月1日(日)【鳥ノ胸山〜大界木山】丹沢山地
12月1日の日曜日は初冬の山の第一弾として、山服も冬用に衣替えして丹沢山地で未踏の「鳥ノ胸山」(とんのむねやま,1207m)を歩いてきました。
今年33回目の山行になります。
翌日は早朝から名古屋出張のため、短めのコースを計画したからか、気が緩んで家を出るのが遅くなり、登山口近くの「道の駅どうし」に車をとめて歩き出したのは8時前になってしまいました。
低い雲のためどんよりした空の下、オートキャンプ場を横目で見ながら林道をしばらく行くと登山道入口に。植林帯の中に続く急坂を登っていくと落葉した広葉樹が広がる主稜線に出ました。いつの間にか低い雲は消えて青空が広がっていました。
主稜線に続く登山道は、落葉で敷き詰められているうえ、数日前に降った雪がまだ消え残っていて、とても滑りやすくなっていました。冷たい風が吹きわたる主稜線を進むと鳥ノ胸山の山頂に着きました。
山頂からは、眼下に延びる道志川の谷の向こうに、雲がかかっているものの、雪を被った真っ白な富士山が、ずっと右には大きな山体の御正体山が良く見えました。
山頂は、風が強くて寒いのですが、雲の取れた富士山が見たいので、まずは着替えて低糖質カップ麵でお昼にしました。2組4人のハイカーが登ってきましたが、この日はあとにもさきにもこの4人以外のハイカーと会うことはありませんでした。山頂には結局1時間ほどいたのですが、雲がすっきりとれることはありませんでした。
雲がすっきり取れた富士山の眺めを諦めて南へ縦走を始めました。落葉した広葉樹の森が広がる主稜線は、樹の間越しですが遠望もよくて気持ちが良かったです。
雑木ノ頭のピークから先はところどころで尾根がやせていて注意が必要でした。
目立たない平指山のピークを過ぎてふと樹の間越しの富士山を見ると、いつの間にかすっかり雲が取れて素晴らしい山容を見せていました。しかし眺めのいい開けた場所は主稜線上にはありませんでした。
当初の予定では浦安峠から林道を歩いて「道の駅どうし」まで戻る予定でしたが、浦安峠まで来たところで、なんだか物足りない感じなので、さらに南へ丹沢山地の主稜線まで歩いて主稜線上の大界木山まで歩くことにしました。
浦安峠から丹沢山地の主稜線までは破線ルートでしたが登山道はしっかりしていました。
丹沢山地の主稜線も落葉した広葉樹の森に覆われてとても気持ちいいのですが、さらに風が強くてかなり寒かったです。
大界木山の標識は長い山頂部の東の端にありました。誰もいないピークは風の音しか聞こえませんでした。
今日は早い時間に下山する予定だったのに、遠くまで足を延ばしてしまったので、写真だけ撮って大界木山のピークを後にして、主稜線を西に城ヶ尾峠への縦走を始めました。
しかし、主稜線から浦安峠に下る分岐点を地図で確認しなかったため、誤って主稜線から派生する太い尾根を主稜線と思い込んで下り始めてしまいました。途中から道型がなくなったのでこれはおかしいと判断、南を見るとこちらより高いところに稜線があり、道を間違えたことに気がつきました。
主稜線まで登り返して縦走を続けると城ヶ尾峠に着きました。
ここから「道の駅どうし」に向けて主稜線を離れて下山を開始しましたが、小さな枯れ沢をトラバースで横断する前後がザレていて小石の落石の音もするので少し怖かったです。広葉樹の森の中の下りはあっという間に終わってしまい、続く植林帯の中を下るとひどく荒れた林道に出て登山道も終わってしまいました。
あとは東沢の川音を聞きながらの長い林道歩きが残っているだけでした。
地味なコースでしたがほとんど人が歩いておらず静かな初冬の山を楽しめた山行になりました。
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