赤面山〜三本槍岳。霧氷が織りなす風景美

2019年12月01日(日) [日帰り]

• GPS: 08:13
• 距離: 11.7km
• 登り: 1,018m
• 下り: 896m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:50
• 休憩: 0:24
• 合計: 8:14

距離 11.7km 登り 1,018m 下り 896m

7:48 スタート地点
9:08 9:09 八合目（スキー場跡分岐）
10:09 10:19 赤面山
10:44 前岳
11:15 11:16 赤面山分岐
11:36 11:37 三本槍岳・中の大倉尾根・北温泉分岐
12:34 12:35 三本槍岳
13:25 13:26 三本槍岳・中の大倉尾根・北温泉分岐
13:43 13:44 赤面山分岐
14:00 前岳
14:28 14:36 赤面山
15:03 八合目（スキー場跡分岐）
16:02 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

　早朝、旧赤面山スキー場跡まで行くに、道路状況が心配だったが、無事到着。路上にはうっすらと雪がついているところがあった。
　跡地は防風柵のような鉄板で囲われていたため、敷地内には入れず、余地のある路上に駐車。

コース状況／危険箇所等

　赤面山から前山への巻道は道幅狭くかつ傾斜している。雪があると滑りやすく慎重を要する。帰りは念のため、チェーンアイゼンを装着。
　下山時、赤面山からの下りは、雪が溶け、赤土が露出しているところは、とても滑りやすい。さらに泥は粘度が高く、靴底に吸いつく感じがある。雪がある方がはるかに歩きやすい。

写真

12/1 7:44

旧スキー場跡から出発。
好天で、歩き出しから気持ちがいい

12/1 7:53

周りに雪はほとんどなかったが、登山道のみ雪がついていた

12/1 8:33

こんな、岩ゴロゴロのところも多し

12/1 8:40

冬というのに、けっこう汗がでる。
暑くて、中着を一枚脱ぐ。
（けっきょく、本日はアウターなしで通せた）

12/1 9:03

リフトトップに到着。
安達太良の眺めよし

12/1 9:07

ここから、樹林内。少しだけ、雪が深くなった

12/1 9:25

どんどん進んでいくと、むむ。

12/1 9:27

おやおや

12/1 9:28

雪がつきはじめた

12/1 9:32

視界が抜けるところに出た。
茶臼鮮明

12/1 9:32

那須朝日も

12/1 9:33

三本槍もきれいに晴れわたっていた

12/1 9:38

登山道を被う木叢。
雪がつきはじめている

12/1 9:39

量が増える

12/1 9:40

ずいぶん雪がつきはじめ

12/1 9:40

もう、十分、見事だが

12/1 9:42

視界が広がり

12/1 9:42

これは、ん、これは
もう少しか

12/1 9:44

だーん。全面雪景色。
視界の開けるところに出た。
いやー、すばらしい

12/1 9:44

とても広々とした空間

12/1 9:46

一面雪だらけ

12/1 9:48

もう、見応え十分

12/1 9:49

こちらの斜面も雪でおおわれている

12/1 9:49

空も一興

12/1 9:50

尾根に上がると。
赤土の荒地に咲く雪花か

12/1 10:04

甲子旭がどーんと目の前に。
とても鮮明

12/1 9:52

上空の景色もすばらしく

12/1 9:52

赤面山の山頂を見ると。
おお、すばらしい霧氷ではないか

12/1 9:53

息をのむ眺め

12/1 9:53

空も青く澄み渡り

12/1 9:55

赤面山山頂到着

12/1 9:56

ほんとうにきれいな那須連山。
ここまで透き通った眺めは初めてだろう

12/1 10:11

茶臼岳

12/1 10:11

那須朝日岳

12/1 10:04

三本槍岳

12/1 10:12

甲子旭岳

12/1 10:08

霧氷斜面

12/1 10:09

霧氷の陰影

12/1 10:13

飯豊連峰

12/1 10:15

あまり遅くならないようにと、赤面山を出発。
三本槍に向け進む

12/1 10:46

途中、雪の造形

12/1 10:50

さらに1枚

12/1 10:53

赤面山を振り返る

12/1 11:13

霧氷といえば、本来はこんな風なのでしょう

12/1 11:14

前山への巻道は、狭く傾斜があり、歩きにくい。
足を滑らせないよう慎重に進む

12/1 11:20

尾根に上がると、真正面に熊見曽根の斜面が見えた。
北斜面、一面真っ白

12/1 11:20

遠望

12/1 11:22

分岐に到着。
清水平方面へ進む

12/1 11:34

再び熊見曽根の斜面

12/1 11:34

いやーすばらしいです

12/1 11:35

三本槍、山頂

12/1 11:35

遠望

12/1 11:38

白と緑のバランスもいい

12/1 11:38

霧氷三昧

12/1 11:40

清水平も霧氷に染まっている

12/1 11:47

青空と霧氷

12/1 11:51

前山の斜面を振り返る。
こちらも真っ白

12/1 11:54

すばらしい眺めが続く

12/1 11:59

こちらも清水平。
初秋とは違う景色

12/1 11:59

のびのびしています

12/1 12:06

全山霧氷

12/1 12:07

登りながら振り返る

12/1 12:08

三本槍岳到着。
風が吹き抜け、少々寒い。
はるか彼方まで見渡せる。こんなにも眺めがよいとは

12/1 12:17

山頂からの雪景色

12/1 12:18

ということで、以下、遠望を

12/1 12:22

高原山

12/1 12:23

日光連山

12/1 12:23

日光白根山

12/1 12:23

燧と至仏でしょう

12/1 12:23

会津駒ヶ岳方面

12/1 12:24

12/1 12:24

12/1 12:25

浅草岳、守門岳

12/1 12:27

粟ケ岳、御神楽岳でしょう

12/1 12:25

飯豊連峰

12/1 12:26

飯森山塊

12/1 12:26

磐梯山と吾妻連峰

12/1 12:26

布引山の風車

12/1 12:26

安達太良山。
名残惜しいが、そろそろ、戻ろう

12/1 12:38

谷沿いを霞が流れはじめ、墨絵のような景色が

12/1 12:39

雲の向こうの太陽も

12/1 12:40

午後になっても、まだ真っ白

12/1 12:42

眺めを楽しみながらの下山

12/1 12:44

ほんとうに天気に恵まれありがたい

12/1 12:48

清水平俯瞰

12/1 12:48

白と緑

12/1 12:52

眼下に見る木々

12/1 12:53

少し雪が落ちはじめているようです

12/1 12:53

前山が近づいてきた

12/1 13:07

とはいっても、きれいな眺め

12/1 13:07

雪景色もそろそろ見納め

12/1 13:43

帰路の様子。
もう雪はほとんど溶けていた

12/1 14:22

赤い地表

12/1 14:27

赤面山まで戻ってきた。

12/1 14:33

太陽。
那須連山、見納め

12/1 15:22

帰路は、雪が溶け、登山道は粘度の高い土で、少々足元を取られる。
無事到着

撮影機器：

Canon EOS M3 Canon

装備

個人装備

一般ザック ダブルストック 冬ズボン 長袖シャツ 防寒フェイスマスク チェーンアイゼン

感想

self

　何度も行っているわけではないが、数少ないなかでも、今回の那須岳はこれまででもっともすばらしい好天に恵まれた。三本槍岳の山頂からは、はるか彼方まで見渡せ、こんなにも眺めがよいとは、まさに新鮮な驚きだった。
　最近の天気予報は、当たる確率がずいぶん高いように感じる。北関東は、ほぼ一日中晴れる予報で、見事的中したようだ。
　早朝から青空のもとを歩く気持ち良さは格別だ。三枚重ね着をして出発したが、すぐに暑くてかなわず、一枚を脱ぐ。まさに小春日和で、冬というのにジャケットなしで一日中過ごせた。こんなに暖かいと、霧氷はあやしいのではなかろうかと。
　ところが、そんな心配をよそに、霧氷はしっかりとついていた。標高の高い北斜面は、とりわけ真っ白で、晴天の下、すばらしい眺めに圧倒された。自然が、瞬間的に織りなす美とは、きっと今日のことを言っているに違いない。