記録ID: 21311
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積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
乗鞍岳
1995年02月06日(月) [日帰り]


- GPS
- --:--
- 距離
- 7.8km
- 登り
- 803m
- 下り
- 803m
コースタイム
2月6日 松本(4:10)→乗鞍高原スキー場(標高1500)発(6:30)→リフト終点(標高2000)(8:00)→肩の小屋(標高2800)(11:20〜50)→リフト終点(12:30)→駐車場(13:30)
天候 | 吹雪 |
---|---|
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
スキーはシーズン発。朝松本駅前で合流し、夜明け前の乗鞍高原へ。明るくなりかけたころスキー場を登り出す。ここらあたりでは青空が見えていたが、やはり上部はガスに取り付かれている。冬型がばっちり決まるとこの山域はどうなるか興味があったが、やはり三千メートル級だけあって甘くは無かった。 スキー場最上部につくとなにやら上に向かって幅十メートルほどの刈り上げが針葉樹林帯に入っている。針葉樹の密林をゆくよりはいいやとこれをラッセルし始める。雪はそれほど潜らず、快適に高度を稼ぐ。あちこちに標識があり、どうも山スキーのツアーコースの様になっている。まっすぐ西に向かい、樹林限界まで続いていた。 樹林限界を越え、いよいよシビアな白い世界。気温はマイナス十五度と結構ある。風も強いし視界も五十メートル前後。帰りの地図読みが面倒だな、けだるい日常をぶち破る鼻血ブーのアタックをかけようかと迷っていると、なんと長さ四メートルほどの竹のポールが十メートル間隔で西に向かって続いているではないか。なあんだこれならバカでもポンでもいけるわい。ポールに導かれて肩の小屋まで。しかしここから山頂へのアタックは次の機会に取っておくことにした。どうせ日帰りで来られるし、景色のいいときにもう一度来たかったから。などといいわけを考えたが、低温、強風の往復びんたを受けて実はほっぺたはかなりシビアになっていたのでした。 肩の小屋からスキー場終点までの新雪粉雪は快調で、わずか四十分のお楽しみだったが、今シーズン初の滑降はなかなかのものだった。特に登りに使った樹林帯の刈り上げコースは快適だった。針葉樹林の中は木の密度が濃いのでこれが無ければかなり苦労したろう。僕は不勉強で知らなかったが、乗鞍は山スキーヤーが多いのでこんなコースができたのだろうか。山のあとのゲレンデはいつもながらつまらない。練習でもするか、と思って滑るがどんなターンも取りあえず出来てしまうので、すぐに飽きてしまう。湯けむり館という銭湯で風呂を浴び、福島さんのペンションでカレーをいただいて松本へ。シーズン初の充実スキーだった。 |
写真
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