初冬の美濃路 〜起の渡し(木曽川)から稲葉宿(国府宮)〜
- GPS
- 07:21
- 距離
- 28.7km
- 登り
- 8m
- 下り
- 13m
コースタイム
- 山行
- 7:03
- 休憩
- 0:19
- 合計
- 7:22
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
感想
前回美濃路を歩いた時は、春爛漫の季節。垂井宿から大垣宿、墨俣宿と歩いて、揖斐川、長良川、境川を越えたが、木曽川は時間切れで渡れなかった。今回はその宿題をクリアーするため、前回のゴール名鉄竹鼻線須賀駅の一つ手前の南宿駅からスタート。
晴れた日には美しい姿を見せる伊吹山や揖斐の山々は、雪雲に覆われて完全に見えない。曇天の空からは溶けかけた霙がわずかに降っている。日本海の雪雲が風に流されてここまでやってきたのだろう。冬の到来を思わせるわびしさだ。
前回もそうだったが、渡船跡に近いと思われる川の汀まで行くのはなかなか難しい。今回も、新井(岐阜県側)から河川敷のグラウンドをうろうろして、ようやく一本の道を見つけると見事なススキの原に出た。そこから水際に立って起(愛知県側)を見渡す。昔はこのあたりで流れが湾曲していたらしく、堤の外に輪中があったそうだ。
定渡船場のほか、将軍家や朝鮮通信使の通行のときに船橋をかけた船河戸の渡し跡を確認した。これらの渡しも濃尾大橋(昭和38年(1963))の開通によりその役目を終了した。また、起宿には主に木曽川の河川交通に使われた川湊の宮河戸がある。
富田の一里塚は、現在も西側のものが完全な形で残されている。東塚の榎は、以前訪れたときは健在であったが、どうやら昨年の台風で倒れ、切り株だけになっていた。誠に残念なことである。
今回、あちこちで黄色に色づいたイチョウの木が畑や農家の屋敷地の一角に植えられていたのを目にした。今は少し値を下げているようだが、銀杏生産は良い現金収入になったという。
(参考)
「桜咲く美濃路 〜JR垂井駅から名鉄竹鼻線須賀駅〜」
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1785082.html
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