苗場山（祓川ルート）

2012年08月05日(日) [日帰り]

• GPS: 07:12
• 距離: 13.8km
• 登り: 1,229m
• 下り: 1,226m

コースタイム

駐車場発：6：46
和田小屋前登山口：7：09
下ノ芝：7：58
神楽峰：8：59
苗場山山頂着：10：05
下山開始：10：46
神楽峰：11：56
下ノ芝：12：53
和田小屋前登山口：13：38
駐車場着：13：58

天候

晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

危険と思うような箇所はありません。
登山道はよく整備されています。
木道の部分以外は石の多い道で、靴を石の上に置くことが多いため、濡れているときは注意が必要かもしれません。
雷清水は水量が少なかったです。

写真

駐車スペース近くの登山口（？）
8日から10日にかけて苗場山と平標山などを会場に高校総体の登山競技が行われる旨の看板もありました。

エゾアジサイ

和田小屋前の5合目登山口

下ノ芝付近からの景色

中ノ芝
立派な休憩場所も作られていました

上ノ芝
ここも新しい木道と休憩場所があります

神楽峰から少し下ったあたりから苗場山山頂方面を望む

オタカラコウ？

雷清水付近から見た苗場山山頂方面
白い花は？

オタカラコウ？とアサギマダラ
そういえば先週の白山でも似たような写真を撮りました

ウスユキソウ

タカネナデシコ

ミヤマシャジン？

コキンレイカとミヤマシャジン？

シモツケソウ

コゴメグサ

ウツボグサ（タテヤマウツボグサでしょうか？）

ワタスゲ揺れる山頂湿原

キンコウカも見えます

苗場山山頂

モウセンゴケ

神楽峰の近くにこんなものがありました。
10月6日から11月4日の9時から16時の間限定で田代ー苗場スキー場間のドラゴンドラの運行に合わせ、ここから田代へのルートを解禁するというものです。距離5.2km所要時間約2時間

キンコウカ

感想

大正屋

苗場山は何度も登っていますが、そのうちのほとんどが小赤沢からのルートで、祓川ルートは10年くらい前に一度歩いただけだったので、久しぶりに歩いてみようと思い出かけました。

駐車場に着いたときはほぼ満車で、私の後からも次々と車がやってきていました。

以前歩いたのはもう10年以上前のことなので記憶が定かではありませんが、もっと和田小屋に近いところに車を置いて、和田小屋前まで車道を歩いたような気がします。

今は、駐車スペースのすぐ近くにトイレがあり、その脇から山へ入っていく道がありますが、少し行くと車道に出て、結局和田小屋の前までは車道を歩きます。（2箇所ほど車道をショートカットするように踏み跡のついているところもあります）

和田小屋前から斜めにゲレンデを横切り登山道へと入っていきます。以前はほとんどなかったと思う木道が所々に設置されており、特に下ノ芝、中ノ芝、上ノ芝はいずれも近年施工されたきれいな木道あるいは階段が付けられていました。

小赤沢ルートは9合目に出るまで、ほとんど林の中で展望もありませんが、こちらのルートは下ノ芝など所々に開けた場所があり、比較的展望もあって、下にダム湖が見えたりもします。神楽峰までは傾斜もきつくないと思います。

下ノ芝などではキンコウカの花が咲いていましたが、ワタスゲはほぼ終わっていました。神楽峰からいったん下り、雷清水のあたりからはオタカラコウ、コキンレイカ、シモツケソウ、ミヤマシャジン、ウツボグサ、コゴメグサなどが登山道脇にたくさん咲いていました。

鞍部のお花畑を過ぎると、苗場山の山頂に向けてのかなりの急登となります。車での道中、ラジオで聞いた水戸黄門祭りの話題を思い出して、思わず水戸黄門のテーマが頭の中でヘビロテしました。

急登が終わると一気に視界が開け、広大な山頂湿原が広がります。この景色は何度きてもすばらしいと思います。ワタスゲもちょうど良い感じで揺れていました。池塘の周りにはキンコウカも咲いており、木道の脇をよくみると小さなタテヤマリンドウもありました。