貝月山 〜今年初の雪山を満喫〜 [岐阜県 揖斐川町]


- GPS
- 04:21
- 距離
- 9.0km
- 登り
- 757m
- 下り
- 762m
コースタイム
- 山行
- 3:17
- 休憩
- 1:04
- 合計
- 4:21
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特になし。 ただ、ツボ足はキツいので最低でもワカンは欲しい。 |
写真
感想
初雪にはならなかったものの、木曜日に寒気を伴った雨が降って、金曜日に伊吹山を見ると綺麗な雪山になっていた。
だが、暫くは寒気が来ないどころかこの時期としては温い日が続く予想なので、山の雪はそう長くは持たないだろう。
何としてでも今シーズン初の雪山を登りたいので向かった先は貝月山だ。
雪山は初心者なので傾斜がキツい箇所がない山を選ぶのが良い。
ていうか、雪のシーズンに登る山は以前から決めており、この山もその一つだ。
揖斐高原リゾート『栃ノ実荘』から登るものだが、案内が書いてないから取り付け口が分からずゲレンデを行ったり来たりしたが、さ迷ってりことが馬鹿馬鹿しくなったのでゲレンデを登り詰めたらリフト上部に付き、林道に出れた。
林道からすぐに登山口があった。
気持ちの良い登山道だ。
少し雪が出てきた辺りで尾根に出て、また緩やかな道を辿る。
ここからは積雪がどんどん増していき、美しくフカフカの新雪を踏み締める感覚が堪らない。
そういった快感は長くは持たず、積雪がどんどん増していくと共に先行者の綺麗なスノーシューのトレースを踏み抜きながら荒らしまくり、膝上まで踏み抜きながら直下の手前まで登った。
正面に鍋倉山と長者平の素晴らしい景色を見つつ、小貝月山の直下が不安になる。
予想通り踏み抜きが酷く、深いところで腰上まで埋まり、這い上がった瞬間また埋まるといった具合でかなり疲れたが、なんとか小貝月にたどり着いた。
そこから貝月山までは少しのアップダウンがあり、無雪ならただの散歩道だが、フカフカな雪でのツボ足はその10倍は疲れる。
そんな覚悟で挑んだものの、小貝月の直下ほどではなくクリアした。
登りきり、美しい白銀世界の貝月山にたどり着いた。
展望は一級品で、正面にブンゲン、金糞岳、北を見れば蕎麦粒山を初めとする揖斐4山に能郷白山、東に小津権現山に花房山、更には御嶽山、恵那山まで見える。
山頂で一人になったらその美しい山頂を独り占めする。
しかしこの山頂に登りきるまで2時間以上も掛かってしまった。
登る時間が遅かったせいもあり、ゆっくり堪能とまではいかなかったが、それでも満足出来た。
下りはかなり楽なもので、ぐいぐい下っていく。
何とか夕暮れまでに下りきれた。
アイゼンなど雪装備は一切しないで登ったわけだが、正直アイゼンはあってもなくても変わらなかった。
ただ、こういった踏み抜く雪だと最低でもワカンはないと苦労する。
なんにしてもこれから年末まで雪どころか温い日が続くので、この雪も溶けてしまうだろう。
今日登っておいて大正解だった。
コメント
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どうも。
ここから剣岳が見えますよ、
方角は小津三山の雷倉の方で
平家岳と美濃平家岳の間ですね、、冬場の空気が澄んだ時が良く見えますよ。
またお越し下さいな😃
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