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記録ID: 2144936
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ハイキング
中国山地東部

公郷仙 奥津川〜 (岡山県津山市)

2019年12月15日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
04:26
距離
9.2km
登り
756m
下り
758m

コースタイム

日帰り
山行
4:12
休憩
0:13
合計
4:25
距離 9.2km 登り 756m 下り 758m
9:10
70
奥津川駐車地点
10:20
10:23
48
四等三角点(公郷峠)
11:11
11:13
8
公郷仙 南峰
11:21
11:29
64
公郷仙
12:33
62
公郷峠
13:35
奥津川駐車地点
天候 くもり/晴れ
過去天気図(気象庁) 2019年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
津山市津川ダム手前の奥津川、バス停がある広い路肩に車を停めてスタート。

※ ラビンの里は 12/1〜3/31 の間は営業停止です。トイレも使えません。
※ 声が乢から奥津川への車道は復旧しています。
コース状況/
危険箇所等
■ 登山口〜公郷峠・三角点(公郷峠)
谷筋を登っていくルート、最初のうちは道があるが倒木等で沢沿い、沢の中、どちらも進行困難となる。左岸か右岸を巻く事になる、左岸のほうが傾斜が緩いと思って、最初は左岸を巻き始めるが、途中で右岸を大きく巻くことになる。
既存の道を探そうとせず、先人の踏み跡や、その場の状況によって、三角点の方向を定めて自分で道を探していくと思っておいたほうがよい。最後は作業林道が迎えてくれる。

■ 公郷峠・三角点(公郷峠)〜南峰〜公郷仙山頂
ほとんどが歩きやすい尾根歩き。明瞭な道はないが、所々でジグザクを切って登っている痕跡に出会えてホッとする。かなりの急登なので、ゆっくりと登るのが吉。

■ 公郷仙山頂〜公郷峠・三角点(公郷峠)
ほとんどが作業林道。分岐が多くて迷ってしまいそうになるが、GPSログを頼ってロスなく歩けた。途中大きな土砂崩れがあるので、慎重に。
復旧した土砂崩れの場所からは、樹木がなくなったおかげで眺望が得られる。

■ 公郷峠・三角点(公郷峠)〜登山口
登ったルートを下ってもいいのだが、どうせ明瞭な道はない。であればと、狙った尾根までトラバースしてみた。傾斜は決して緩くない斜面なので時々足を取られるが、危険というほどでもない(ピッケルが欲しいと思った)。ヤブもなくて見通しがよいので、ルート設定はさほど困難はなかった。
広戸仙北面のふるさとコースの距離が短いルート、と思えばいいでしょうか。ただ明瞭な道はない代わりに、先人のトラバース跡に出会うたびに微笑ましく思える。

# 沢をバシャバシャと登って、帰りはトラバースといえば、鏡野町の大成の滝によく似た感じ。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1351033.html
その他周辺情報 津川川の滝
http://can1833.blog.fc2.com/blog-entry-277.html
駐車地点
2019年12月15日 09:11撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
12/15 9:11
駐車地点
石垣の横を歩いて行きます。
2019年12月15日 09:16撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
12/15 9:16
石垣の横を歩いて行きます。
よく見るガレた沢、最初のうちは簡単に進める。
2019年12月15日 09:20撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2
12/15 9:20
よく見るガレた沢、最初のうちは簡単に進める。
すぐに沢は諦めて、巻き道へ。しっかりした道があった。
2019年12月15日 09:27撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
12/15 9:27
すぐに沢は諦めて、巻き道へ。しっかりした道があった。
左岸から来て、この塞き止めを乗り越えて右岸の尾根に逃げる。
2019年12月15日 09:34撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
12/15 9:34
左岸から来て、この塞き止めを乗り越えて右岸の尾根に逃げる。
もうこの沢は歩ける状態ではないです。
2019年12月15日 09:36撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
12/15 9:36
もうこの沢は歩ける状態ではないです。
左岸からガレが2〜3箇所あった。
2019年12月15日 09:49撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
12/15 9:49
左岸からガレが2〜3箇所あった。
唐突に赤テープ。テープよりも足元を重視したほうがよい。
2019年12月15日 09:55撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
12/15 9:55
唐突に赤テープ。テープよりも足元を重視したほうがよい。
ガレ沢をトラバース。
2019年12月15日 10:01撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
12/15 10:01
ガレ沢をトラバース。
またまたガレ沢、これを登ると
2019年12月15日 10:04撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
12/15 10:04
またまたガレ沢、これを登ると
ガレ沢をトラバースする林道の終点か?、帰りはこれを突進してみます。
2019年12月15日 10:05撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
12/15 10:05
ガレ沢をトラバースする林道の終点か?、帰りはこれを突進してみます。
この尾根に取り付いた跡もあるけど、見なかったことに。
2019年12月15日 10:07撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
12/15 10:07
この尾根に取り付いた跡もあるけど、見なかったことに。
公郷峠、丁字路と思ったけど、正確には十字路。
2019年12月15日 10:14撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
12/15 10:14
公郷峠、丁字路と思ったけど、正確には十字路。
ここで右の尾根に取り付く、ピンクテープがおいでおいでしてる。
2019年12月15日 10:16撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
12/15 10:16
ここで右の尾根に取り付く、ピンクテープがおいでおいでしてる。
境界杭ね。
2019年12月15日 10:18撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
12/15 10:18
境界杭ね。
四等三角点(点名=公郷峠)
2019年12月15日 10:21撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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12/15 10:21
四等三角点(点名=公郷峠)
三角点の奥に公郷仙山頂。まだ遠い。
2019年12月15日 10:22撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
12/15 10:22
三角点の奥に公郷仙山頂。まだ遠い。
進むべき尾根に、唐突に地蔵さん。
2019年12月15日 10:24撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
12/15 10:24
進むべき尾根に、唐突に地蔵さん。
「左:やま?」「右:奥つ川」と彫られている。無事を祈念して、急登に挑む。
2019年12月15日 10:25撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
3
12/15 10:25
「左:やま?」「右:奥つ川」と彫られている。無事を祈念して、急登に挑む。
かなりの急登です、右の尾根に逃げました。
2019年12月15日 10:44撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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12/15 10:44
かなりの急登です、右の尾根に逃げました。
正面に広戸仙。
2019年12月15日 10:48撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
12/15 10:48
正面に広戸仙。
左のトンガリが烏山、右のもっこりが天狗寺(てんぐうぎ)山
2019年12月15日 10:56撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2
12/15 10:56
左のトンガリが烏山、右のもっこりが天狗寺(てんぐうぎ)山
抜けて転げ落ちた境界杭。
2019年12月15日 11:00撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
12/15 11:00
抜けて転げ落ちた境界杭。
太ワイヤーで巻かれた境界杭、南峰
2019年12月15日 11:11撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
12/15 11:11
太ワイヤーで巻かれた境界杭、南峰
南峰から先はほぼフラット。
2019年12月15日 11:15撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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12/15 11:15
南峰から先はほぼフラット。
山頂到着、新しい山頂案内。
2019年12月15日 11:21撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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12/15 11:21
山頂到着、新しい山頂案内。
古い山頂案内。山頂からの展望は望めません。
2019年12月15日 11:21撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
12/15 11:21
古い山頂案内。山頂からの展望は望めません。
山頂はこんな感じ。北の大釈山方向へいけそうな道があったが、水分補給をしてそそくさと降りる。
2019年12月15日 11:21撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
12/15 11:21
山頂はこんな感じ。北の大釈山方向へいけそうな道があったが、水分補給をしてそそくさと降りる。
林道の土砂崩れの隙間から眺望が得られる。格調高い泉山、手前は公郷の集落。
2019年12月15日 11:43撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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12/15 11:43
林道の土砂崩れの隙間から眺望が得られる。格調高い泉山、手前は公郷の集落。
公郷の集落と、加茂川の向こうは中原。
2019年12月15日 11:50撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
12/15 11:50
公郷の集落と、加茂川の向こうは中原。
烏と天狗
2019年12月15日 11:50撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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12/15 11:50
烏と天狗
左:烏山、右:天狗寺山、右奥は入道山か?
2019年12月15日 12:01撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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12/15 12:01
左:烏山、右:天狗寺山、右奥は入道山か?
こんな壊れかたもあるんですね。
2019年12月15日 12:02撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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12/15 12:02
こんな壊れかたもあるんですね。
新しい土砂崩れ、歩くには問題ない。
2019年12月15日 12:05撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
12/15 12:05
新しい土砂崩れ、歩くには問題ない。
古い土砂崩れの復旧完了工事を見上げる。
2019年12月15日 12:06撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
12/15 12:06
古い土砂崩れの復旧完了工事を見上げる。
正面に泉山、右が湯岳か森林公園(自信なし)。
2019年12月15日 12:17撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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12/15 12:17
正面に泉山、右が湯岳か森林公園(自信なし)。
右から、角ヶ仙、花知ヶ仙、鞍部があって妹山、三ヶ上。その左が森林公園っぽい。
2019年12月15日 12:17撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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12/15 12:17
右から、角ヶ仙、花知ヶ仙、鞍部があって妹山、三ヶ上。その左が森林公園っぽい。
約束どおり?、ここからトラバース。
2019年12月15日 12:40撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
12/15 12:40
約束どおり?、ここからトラバース。
奥に見えるのは山形仙。反射板、見える?
2019年12月15日 12:46撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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12/15 12:46
奥に見えるのは山形仙。反射板、見える?
踏み跡があるようなないような斜面。
2019年12月15日 12:54撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
12/15 12:54
踏み跡があるようなないような斜面。
ガレ場、案外歩きやすい。
2019年12月15日 12:57撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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12/15 12:57
ガレ場、案外歩きやすい。
境界杭、なんとなくホッとする。
2019年12月15日 13:07撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
12/15 13:07
境界杭、なんとなくホッとする。
目指す尾根に乗った、後はこれを下りるだけ。
2019年12月15日 13:17撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
12/15 13:17
目指す尾根に乗った、後はこれを下りるだけ。
お墓のそばに出てきた。以前は正規のルートだったのでしょうか?
2019年12月15日 13:27撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
12/15 13:27
お墓のそばに出てきた。以前は正規のルートだったのでしょうか?
戻ってきました。
2019年12月15日 13:35撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
12/15 13:35
戻ってきました。
駐車地点より、公郷仙を見上げる。
2019年12月15日 13:36撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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12/15 13:36
駐車地点より、公郷仙を見上げる。
声ヶ乢まで登って、いろいろな高度から公郷仙を望む。中央右が山頂、左が南峰。南峰の左下が、標高700mあたりのいわゆる肩の部分。
2019年12月15日 14:07撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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12/15 14:07
声ヶ乢まで登って、いろいろな高度から公郷仙を望む。中央右が山頂、左が南峰。南峰の左下が、標高700mあたりのいわゆる肩の部分。
撮影機器:

装備

備考 トップス:ドライナミックNS、ジオラインMW、トレールアクションジャケット、ウインドブラストパーカ、 ULサーマラップ
ボトムス:ジオラインハーフタイツLW、ライトトレッキングパンツ
シューズ:タイオガブーツ、シンプルスパッツ

感想

久しぶりに山に登ったという感じがします。
公郷仙は広戸仙の北に見える山で、名前と位置は知っていましたが、自分で登れるとは思っていませんでした。ヤマレコにルートをアップしていただいたおかげで、自分も登ってくることができました。

道はあるものの、倒木や落石などで部分的に寸断され、また所々に踏み歩いた人の足跡や獣道があり、きれいな尾根意外はほとんどルートファインディングが必要です。特に帰路で歩いたトラバースは、ルートファインディングは必須です。まあおもしろいといえば面白いです。

それにも増して作業林道の分岐の多いこと、どれがどこに繋がっているのか、自分の行きたいところへ行くにはどれを通ればいいのか、何の情報もなければかなりうろたえていたことでしょう。

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