長崎県完歩の旅

2019年12月11日(水) 〜 2019年12月13日(金)

• GPS: 40:20
• 距離: 99.5km
• 登り: 7,775m
• 下り: 7,771m

コースタイム

1日目
7：41 長崎(切通)-8：52 諫早市境-12：44 雲仙市境-16：29 小浜温泉
2日目
7：12 小浜-11：39 南島原市境-14：05 口之津-16：56 原城温泉
3日目
7：18 宿-9：01 南島原市役所-13：16 島原港-14：05 三池島原ライン(フェリー)-14：55 三池港15：02-15：50 三川炭鉱跡-16：31 大牟田駅

写真

12/11 6:18

諫早駅前発6：31で長崎市切通に向かいます。
長崎県も相当歩いたので、主要バス停の位置関係は不明でも名称は70％程度分かるようになりました。

12/11 8:11

牧島

12/11 8:55

坂本龍馬が通った島原街道。
長崎・諫早市境辺りです。
諫早市は有明海、橘湾、大村湾と3つの海に面しています。

12/11 10:45

島原半島が雲とも海とも判然としない中にどっしり構えています。

12/11 10:49

有喜の集落のようです。素晴らしい民家が見えます。

12/11 11:29

島原街道は九州自然歩道にもダブっているようです。

12/11 12:37

このような駅名板が数か所出てきます。
温泉軽便鉄道は雲仙鉄道を経て、廃止になりました。
長崎・雲仙直通バスに敗れたようです。

12/11 12:46

一直線に下って登ってです。

12/11 12:53

会社と自宅が共存しているのでしょうか？

12/11 13:12

耕作地の整備と思われるが、赤土は火山の影響なのか？

12/11 13:26

橘湾を一望できる展望台も台無しです。

12/11 13:27

雲と海に溶けている島原半島も良しとするしかない。

12/11 13:30

この時期にアジサイです。

12/11 13:43

千々石海岸を見下ろしています。

12/11 14:06

正体不明

12/11 14:12

千々石海岸

12/11 14:16

千々石の中心地

12/11 14:23

千々石は雲仙鉄道の中間地でもありました。

12/11 14:44

トンネル名不明ですが、戸崎鼻を抜けるトンネルです。
内壁が特徴的です。

12/11 14:52

残念ながら休む気にならないベンチです。

12/11 15:21

中央部が小浜温泉のようです。

12/11 15:23

気持ちよい切通しです。

12/11 15:34

またありました。

12/11 16:13

温泉の湯煙が威勢良く昇っています。

12/11 16:18

毎年クリスマス前後の日曜日に全国高校駅伝が開かれます。長崎県チームはここで予選をやっているようだ。
今年は男子が松浦、女子は諫早が都大路へ行きます。

12/11 17:01

日中の海上は冴えなかったが、夕日は満足です。

12/12 7:23

各所に温泉蒸し釜がありました。

12/12 7:24

そう言えば、今回の旅では文学碑が目立たなかった。

12/12 7:25

立派な旅館です。

12/12 7:27

ジャカランダ並木

12/12 7:33

蒸し釜の近くで刺身を食べる気になりません。

12/12 7:57

集落の路地

12/12 8:14

眼鏡橋に違いないが、隻眼です。

12/12 10:22

ハマユリックスホールはどんな施設か不明でしたが、トイレを借りました。

12/12 10:27

国崎半島のようです。

12/12 10:32

このような地点や車の待避場所を中継点としていますが、こういうコースで勝ち上がって都大路で走る気分は最高だろうと思います。

12/12 11:24

ロックシェッド

12/12 12:02

”本朝二十四孝”　初めて見る言葉です。

12/12 12:44

野田浜

12/12 13:20

女島　海中から噴火した陸続きの島。
島の定義が判らなくなります。

12/12 13:21

”是より先は自己責任で”と記されていました。
パスしました。

12/12 14:03

口之津港の整備でしょう。

12/12 14:07

天草へは口之津からが最短海上ルートです。
ここの早崎瀬戸にいつ架橋されるだろう。地図を見ていると、島原・天草・長島・阿久根ルートを歩きたくなります。

12/12 14:09

口之津に来航した南蛮人をイメージしています。

12/12 15:49

古野電気創業者の出身地でした。
学生の頃はラジオや魚探で有名な会社でした。

12/12 15:54

あの舘は原城を模したものか。

12/12 16:14

件の建物の前を通ります。
南島原市役所南有馬支所でした。

12/12 16:24

一般的な和風民家より重厚な特徴を持つ民家が多いです。

12/12 16:29

写真では立体感もなく砂漠のようですが、スケールの大きい城跡です。

12/12 16:33

12/12 16:37

天草四郎です。
今、話題のグレタさんと同じ年ごろで頼りない大人たちをリードしました。

12/12 16:38

多数のシルバーが整備作業をしていました。

12/12 16:56

地元出身の彫刻家、北村西望の作品が宿の玄関前にありました。大きな長崎平和祈念像の作者だそうです。
知らなかったです。

12/13 6:54

久し振りにゆっくりと朝風呂です。
丁度旅の疲れが溜まった所で、小浜温泉、原城温泉と温泉連泊でした。

12/13 7:35

大津波による流死者の供養塔。

12/13 7:35

昔ながらの日除けが重宝されています。

12/13 7:36

この地区でも注連縄を年中飾る風習があるようです。

12/13 8:33

火山灰に少し埋まっている様に思います。琴平大神。

12/13 8:35

雲仙火山の始まりは、この辺りの龍石海岸だそうです。
日本の海岸はどこに行ってもジオパークになってきました。

12/13 8:55

島原そうめんと言うが、島原は島原でも南島原が特産地であることを肌で感じました。
揖保、半田、小豆島など(除く三輪)そうめんの特産地では、意外に旅人が食べられる店が少ないです。島原は多くの店がありました。

12/13 9:03

南島原市役所

12/13 9:04

これは何だ！
変態の味噌五郎だろう。

12/13 9:11

セミナリヨ跡

12/13 9:15

無用の表示板がおかしい。
表示先の選定に広告主”みそ半”の思惑あり。
東京四谷にレストラン他開店、横浜に関連会社設立。
ブラジル、モンゴル、ベトナムは従業員の出身地か原材料の調達先だろう。

12/13 9:39

島原でも恵比須様がいました。

12/13 10:01

12/13 10:08

訳があるのだろう。恵比須様がかなり高い所におはします。

12/13 10:32

健康測定号は初めてです。
骨密度、血流、血圧、お肌、体成分を調べてくれるようです。牛乳販売店も客層の高齢化、過疎、コンビニに対して研究しています。

12/13 11:23

少し歩くだけ雲仙の山々が形を変えます。近づいた証です。

12/13 11:56

雲仙噴火による飢餓対策としてさつま芋の粉をうどん状にして食することを考案したのが六兵衛さんだそうです。この食べ物も”ろくべえ”と言うようになりました。対馬の厳原でも同様に六兵衛があります。

12/13 12:01

国土地理院より早く、道路標識が進化し始めました。
下部に自動車専用道路の表示が付加されています。

12/13 12:36

これは川の堤防と言うよりは、土石流の通り道の役目でしょう。

12/13 12:50

中央横に走る自動車道と交差する辺りが島原港だろう。
2014年は真逆の方向から島原港に行きました。

12/13 13:19

島原港です。

12/13 13:22

2014年はこの船で熊本に行きました。

12/13 14:42

今回はこちら。乗客は10人程度です。

12/13 15:02

三池港に着きました。この船に乗ってきました。

12/13 15:13

明治日本の産業革命遺産に誘われる煉瓦の塀です。

12/13 15:16

道路の反対側は三井Gによる再開発事業です。

12/13 15:20

幟は一杯立っているが、人気も何もなく、展望地と案内があるので、寄ることにした。

12/13 15:28

プレハブの小屋から出てきた女性が近づいてきて、熱心に説明をしてくれました。
三池港の形はハミングバード(はちどり)が地上絵になったようです。これだけで立ち寄って良かったです。

12/13 15:41

スルーしそうになった展望所ですが、工夫が足りません。
仮設トイレは右側の看板で目隠しして、左側のやぶを隠す壁を設け、壁面に産業遺産のパネルか壁画を描き、行きたくなるようなアプローチが必要です。

12/13 15:46

ちょっと不気味な旧三川抗。土日祝日のみの開放だが、門が開いているので、立ち入ってみました。

12/13 15:48

映画でしか見たことのない石炭搬出車。

12/13 15:48

開放日はこちらも見学できるようです。

12/13 15:49

古びた車両ですが、映画で見た漲る活気を蘇らせてくれます。ひ弱で青白い都会人とは違い、黒く逞しい男たちがヤマに入っていく表情は格別です。

12/13 15:50

入坑前の点検や指示などを行った繰りこみ場。
このままでは朽ちていきそうです。

12/13 15:50

まさしく重厚長大です。

12/13 16:01

諏訪神社。
長崎県完歩の旅も無事でした。ありがとうございます。明日からは博多に向かいます。見守ってください。

12/13 17:43

大牟田駅から電車で柳川駅に移動しました。
今夜の宿が駅の反対側に見えています。

撮影機器：

サイバーショット DSC-W810 SONY

感想

ア?ドッポ

今回の旅は長崎市切通から島原半島西岸を歩き南島原市を経て島原港へ行くことです。次の旅に備えて三池港から大牟田駅までもこの旅に含めました。今回の旅で、長崎県の全21市町村と自宅を結ぶループが完成しました。長崎を歩いた日数は26日で、総歩行距離912Kmで完歩したことになります。長崎県の第一歩は2014年12月16日佐賀から武雄に入った時です。記録を振り返ると当時は若かったので、連日45Kmとか50Kmを歩いています。今回は25〜40Kmと衰えは如実です。
長崎県は有名観光地が多いですが、海岸線から見る海や島、空など”湾”が最高だと思います。完歩したとはいえ、的山大島や野母崎などまだまだ行きたいところが残っています。長崎県内歩行距離1,000Kmを目指して間違いなく再訪するだろう。
南島原市を歩いたことで、九州海岸線全市町村の一周も達成できました。