会津駒ヶ岳…藪ヤブの急斜面滑降

2019年12月29日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 10.3km
• 登り: 1,248m
• 下り: 1,236m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:14
• 休憩: 0:46
• 合計: 6:00

7:01 駒ヶ岳登山口バス停
8:18 8:30 ヘリポート跡
11:04 11:31 会津駒ヶ岳
12:15 12:22 ヘリポート跡
13:01 会津駒ヶ岳登山口

ルートは手書きです。

天候

快晴、−8℃　、弱風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

桧枝岐村テニスコート横の登山者用駐車場（除雪済で30台）、トイレは200m手前の道の駅で。

コース状況／危険箇所等

登山口からシール歩行可能。　積雪は下部で50cm、中腹で1m、上部で2〜3m。　標高1800mから下は藪で快適滑走は困難です。

写真

12/29 6:54

登山者用駐車場はありがたく除雪されています。

12/29 7:01

7：01　　登山口からシールハイク。

12/29 7:08

いい日になりそうな予感。

12/29 7:11

ショートカットにはピンクテープ。訳ありそうなので林道へ。

12/29 7:30

その上の冬ルートは、滑走なら出来そう。

12/29 7:34

登りは登山道へ。ここだけ板を外す。

12/29 7:47

登山道は段差があるので、時々トレースを外します。

12/29 8:19

ヘリポート跡着。　トレースに感謝。

12/29 8:21

この籔の滑走は大変だ〜。

12/29 9:18

シラビソ帯に入ると藪は無くなったかと思いきや、

12/29 9:30

そんなに甘くは無い。

12/29 9:48

でも、だんだん厳冬の風景に。

12/29 10:08

これはもしかして、

12/29 10:08

霧氷です！　気温が低い証拠。

12/29 10:10

天国です。

12/29 10:14

燧ヶ岳は黒め。それより手前の斜面が気になります。会津駒で、新ルートを開拓したくなりました。

12/29 10:26

山頂直下は期待を裏切らない白の世界。

12/29 10:46

樹氷も成長中。

12/29 10:48

帰りを考えトレースを着けます。

12/29 11:05

11：04　　会津駒山頂着。　中門岳方面は真っ白！

12/29 11:06

大戸沢岳も上部は滑走できますね。

12/29 11:05

越後駒ヶ岳

12/29 11:05

中ノ岳

12/29 11:05

平ヶ岳。いつか山スキーで行ってみたい。

12/29 11:05

至仏山は黒さが目立ちます。

12/29 11:14

浅草岳も積雪豊富かな？

12/29 11:27

30回連続で登頂。　相性のいい山です。

12/29 11:31

では、ノートラックの斜面にドロップ。

12/29 11:42

何度滑ってもいい斜面です。

12/29 11:46

上部の樹林帯ではパウダーを楽しめましたが、

12/29 12:04

その下は初級レベルの藪スキー。

12/29 12:06

その先は中級レベルの藪なので、

12/29 12:14

登山道の横を滑ったり、

12/29 12:18

たまに滑走したり。

12/29 12:30

ヘリポート跡からは、訓練のため激ヤブ急斜面に飛び込みます

12/29 12:35

なせば成る。

12/29 12:36

イイ斜面を求めてルーファイ。

12/29 12:40

1ターンから2ターンがやっと。

12/29 12:46

午後になり雪が重くなりました。

12/29 12:51

でも最後は日陰パウダーのご褒美。

12/29 12:52

林道に合流します。

12/29 12:53

ちょいとジャンプして、

12/29 12:53

林道を自動運転。先行者のお蔭で板が走りました。

12/29 13:01

13：01　　下りは板を外すことなく、スキーのままジャスト6時間で往復。120km運転して地元に戻ったら、

12/29 18:20

高校の同級生と忘年会。那須塩原市のフレンチレストラン「ナチュール」へ。

12/29 18:37

ワインで乾杯し、前菜を頂きます。フレンチは20年ぶりくらいかな？　その後、疲れた体にワインがまわり撮影不能。楽しい夜が過ぎていきました。

撮影機器：

LUMIX DMC-FT3 パナソニック

GALAXY S5 ACTIVE SC-02G サムスン

感想

aki-tk

12月下旬になっても、近場で快適な滑走が出来る山は無し。でも、まごまごしているうちに時間だけは過ぎていく。ならば、修行覚悟で出かけましょう〜。最初から修行と決めていれば、雪が少ないのも苦になりません。
　
　会津駒は今年も深刻な雪不足。登山にはほとんど影響ありませんが、滑走には影響大。樹林帯の藪は埋まっておらず滑走は困難な状況。でも、それだからこそ出来る訓練があります。厳冬期ではスキーを外すと腰まで埋まり、激ヤブ急斜面をスキーで下りなければならない状況はいつ、どこでも起こり得ます。

　そんな状況を安全に切り抜けるスキルを身に着けるには、ヘリポート跡からの冬ルートは最適。雪の接着が良かったため雪崩の心配は少ないと判断。トレースの無いエリアをスキーで下りることに。快適滑走などは無く、藪をかわしながら急斜面を安全に下るのみ。自分でルートを決めながら下り、安全に降り切った時の達成感はひとしおでした。

　雪が少ないなら、少ないなりに山スキーを楽しむ。今の自分に出来ることはこれしかありません。と言いつつ、那須岳では山の神様に雪乞いをしたんですけどね〜。