寺谷山〜三保高原 （岡山県和気町）

2020年01月02日(木) [日帰り]

• GPS: 05:39
• 距離: 16.2km
• 登り: 677m
• 下り: 680m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:01
• 休憩: 0:38
• 合計: 5:39

距離 16.2km 登り 677m 下り 680m

9:49 駐車地点（矢田バス停）
11:13 11:16 八木尾山（四等三角点）
11:42 11:55 金毘羅大権現
12:09 12:18 三保高原
12:51 12:55 寺谷山（三等三角点）
13:57 14:03 長楽寺跡
14:58 15:01 ベンガラ工場跡
15:28 駐車地点（矢田バス停）

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

国道374号線沿い、佐伯町矢田のバス停の南隣の空き地に車を停めてスタート。

※ 停めても大丈夫でしょうと伺いましたが、この空き地は私有地です。場合によっては、学び館サエスタか、和気町役場佐伯支所を利用したほうがよいかもしれません。

※ トイレは、駐車した空き地のそばのバス停の待合の裏にあります。吉井川の西の学び館サエスタの駐車場、三保高原の風車の隣にもあります。

コース状況／危険箇所等

■ 駐車地点〜三保高原（リンゴ園・ロマンツェ）
登山道といえば違和感はないが、ハイキング道といえばやや荒れている感じ。第一休憩舎〜第二休憩舎は多少シダがうるさいが、路面は見えているのでまあ大丈夫かと。
四等三角点（八木尾谷）への道のりは、距離は短いが非常に判りにくかった。

■ 三保高原ソーラーパネル〜寺谷山
元々寺谷と杉沢を結ぶ道があったようで、現在も辛うじて道はあるといえる状態。三角点へのアプローチは明瞭な道はなかったが、方向さえ注意していれば容易に到着できた。
ソーラーパネルの南からアプローチするほうが楽でした。

■ 金毘羅大権現〜日本ベンガラ和気工場跡
どうなっているのかかなり不安でしたが、全く問題なく下ってくる事ができました。途中までは作業道を造成中、荒れた尾根道を巻いて作業道が作られ、その後も道幅約2mの作業道のような道がベンガラ工場跡まで繋がっている。
多少ガレていたり落ち葉が積もって歩きにくいところがありますが、歩くには問題ありません。

その他周辺情報

長楽の滝
http://can1833.blog.fc2.com/blog-entry-546.html

小原の滝
http://can1833.blog.fc2.com/blog-entry-849.html

写真

1/2 9:49

矢田のバス停横が三保高原の登山口。

1/2 9:50

この舗装路を直進して右へ。待合の裏が綺麗なトイレ。

1/2 9:51

生活道を整備してハイキング道にしたようです。今ではちょっと荒れ気味。

1/2 9:53

フェンスを開けて出発。

1/2 9:55

歩くのに問題はありません。

1/2 9:57

1/2 10:15

土塁が現れます。

1/2 10:18

一本松休憩舎。

1/2 10:19

佐伯天神山。

1/2 10:26

所々で案内書きがあります。

1/2 10:28

ちょっとシダが被ってきます。

1/2 10:31

1/2 10:39

ヌタバ。

1/2 10:42

みちは明瞭です。

1/2 10:46

吉井川にかかる、新・田原堰。

1/2 10:46

鉄砲の段休憩舎。

1/2 11:03

国有林の境界が現れてきます。

1/2 11:16

八木尾山、四等三角点。アプローチを間違えたのか、三角点まではわかりにくかった。

1/2 11:32

宇根池、展望台から。ここから東に、榎木谷池、戸尻池が並ぶ。田土の棚田に水を供給する水瓶。

1/2 11:42

金毘羅大権現の鳥居。

1/2 11:45

金毘羅大権現の社、周囲は広い。

1/2 12:06

車道に降りて来た。

1/2 12:17

三保高原、風車とその右にトイレ。リンゴ園やバンガローがあります。

1/2 12:18

高原の宿、ロマンツェ。

1/2 12:23

熊山の峰々。

1/2 12:26

東に寺谷山。

1/2 12:34

田土の棚田。中央奥は佐伯天神山。

1/2 12:37

寺谷山に、ソーラパネルの南側からアプローチ。三保高原を振り返る。

1/2 12:42

道はあります、多少の倒木もあります。

1/2 12:51

比較的簡単に到着できました。

1/2 12:51

三等三角点（上田戸（かみたど））

1/2 13:11

ソーラーパネルのところまで下りて来ました。

1/2 13:29

大池（杉池）越しに三保高原。

1/2 13:44

戸尻池に寄りました。10年前、日本ダム協会の依頼で調査に来ました。当時より綺麗になっていました。

1/2 13:53

この民家の手前から左に入って竹やぶの中を抜けて行きます。

1/2 13:56

このフェンスは、車も通行できるよう、左端のロックをはずすと丸ごと手前に開きます。

参考） 在りしの自転車案山子（2010年11月 撮影）

1/2 13:58

長楽寺跡。

1/2 14:01

1/2 14:05

襲ってくる、ピンチ？

1/2 14:09

このフェンスの開け方は判りにくい。でもロックひとつ解除するだけで開きます。

1/2 14:17

どうやら道を造成中のようです。

1/2 14:19

屋根のない休憩舎の横にはボンボンベッド二脚と灰皿。

1/2 14:19

大王山を正面に、ネットの横を降りて行きます。

1/2 14:22

地形図の破線が合流するところ。

1/2 14:22

蛇行する吉井川を見下ろす。11月になると川の上は雲海になる。

1/2 14:24

これは重機がかたづけた流木。一時は通行止めになっていました、土砂崩れか何かあったのでしょうかね。

1/2 14:29

真っ直ぐ行くと八木尾谷のほうへ、斜め左に行くとやはり八木尾谷の長楽の滝方向へ行きそう。まずいと思ったら、左鋭角にも道が続いていました。

1/2 14:32

どうやら地形図の尾根道（ヤブ）を北に巻いて道ができていた。

1/2 14:36

古い道になったけど、特に問題はない。どこまで行けるのでしょうか。

1/2 14:39

道はますますよくなります。

1/2 14:56

ベンガラ工場の手前のイノシシのワナ。

1/2 14:59

ベンガラ工場跡。

1/2 15:00

ベンガラ工場跡。

1/2 15:02

片上鉄道軌道敷跡、片鉄ロマン街道を歩いて戻ります。

1/2 15:11

1/2 15:27

国道374号、駐車地点に到着しました。

1/2 15:28

正面、待合の裏にトイレがあります。

1/2 16:37

田土の大畑荒神様より、上田土の棚田と右奥に寺谷山を臨む。

撮影機器：

TG-5 OLYMPUS CORPORATION

装備

備考

トップス：ドライナミックＮＳ、メリノウールＭＷ、トレールアクションパーカ、ウインドブラストパーカ、（ＵＬサーマラップ）
ボトムス：ジオラインハーフタイツＬＷ、マウンテンガイドパンツ
シューズ：タイオガブーツ、GoreTex ショートスパッツ

感想

Bluesboy

昨年末に大芦高原に登ったので、引き続きその南の三保高原に登ってきました。風車とリンゴ園でおなじみの高原です。写真撮影に勤しんでいたころには、雲海だけでなく、しばしば通いました。
三保高原にはいくつかのアプローチがあります。最初は矢田〜三保高原のピストンを考えていましたが、なんとなく行けそうだったのでベンガラ工場に降りました。次は、八木尾谷を登って田土に降りられたらいいのですが、登山口と下山口が遠すぎますかね。

田土の村で伺いましたが、昨年秋からこのあたりに熊が出没しているそうです。天神山の麓の天瀬、宇根池、苦木〜延原（のんばら）、南山方、あたりで見かけられているそうです。さらに、イノシシのワナにひっかっていたクマを、県の職員が麻酔を打ってかかったオリの近所に放したという話です（処分できないので）。
美作市ではクマの頭数管理をしているというのに、捕まえたクマをそのまま放すというのはちょっとまずいのではないかと思うのですがね、県職員殿。

この季節は、県南とはいえどもクマに注意してください。