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無雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊

谷川岳【西黒尾根−谷川岳−茂倉新道−土樽駅】

2012年08月19日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
13.1km
登り
1,394m
下り
1,531m

コースタイム

8:50ロープウェー駅−9:10西黒尾根登山口−10:30ラクダのコル−12:00肩の小屋−12:20オキの耳(山頂)12:50−13:30一ノ倉岳−13:45茂倉岳−13:55茂倉避難小屋14:10−15:00矢場の頭−16:41蓬橋バス停−16:50土樽駅
天候 晴れときどき曇り
過去天気図(気象庁) 2012年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
上野駅5:13−水上駅8:13
水上駅8:25−谷川岳ロープウェー駅8:45

水上駅では長岡行きの電車にも乗り換えられますが、土合駅での階段や駅から登山口までのアクセスを考えたら、水上駅からバスが良いと思います。
コース状況/
危険箇所等
危険箇所はないと「思います」。
このコース、特に西黒尾根は、天候や経験によって危険と思うかどうかは大きく分かれると思います。
登山日は天候も良かったのでわかりにくい箇所もなく、滑るところも殆どありませんでしたが、雨や雪・霧だったら全然違った印象になるでしょう。少なくとも、天候の悪い時に下りでは使いたくないです。
また、岩場や鎖場の経験が少なかったり、体力がなくて疲れてしまった場合は、怖く感じるところがあるかもしれません。
でも、鎖場も岩場もホールドはしっかりしています。

下りの茂倉新道は、距離も長いうえに木の根が張り出していて非常に歩きにくいです。スピードを出しにくいと思います。

感想

登山を始めて3年。ずっと登りたいと思っていたにもかかわらず、登山直前に大火傷をしたり、急な仕事が入ったり、天候不順だったりで、どうしても登る事ができず、思い焦がれていた谷川岳。今回ようやく実現することができました。

西黒尾根の急登は噂には聞いていたので、心の準備ができていたせいか、想像していたよりは楽でした。登りはじめからゆっくりと登っていたせいかもしれません。樹林帯は難しい箇所もなく、単に斜面が急というだけなので、できるだけペースを落として登ると良いと思います。
ただ、この日は水上の最高気温予想は30度。登り始めの樹林帯は風がなく蒸し風呂状態。あっという間にシャツの汗を絞れるほどの状態になりました。

ラクダのコブを過ぎると景色が広がり、鎖場や岩場が頂上まで連続します。今回は天気が良かったので直射日光が体力を奪っていきましたが、雨や霧だと違った意味で体力を奪われることになるでしょう。自分も汗をかきすぎたせいか、途中で何回かふくらはぎが攣りそうになり、ミネラル補給をしながら登って行きました。ただ、鎖場も岩場も危険と感じる箇所は殆どありませんでした。

肩の小屋から頂上(オキ耳トマ耳)は、天神平から来た人で大混雑。落ち着いてお昼を食べる場所もないほどでした。頂上では一時的にガスっていたものの、すぐにガスが晴れてきて、絶景を望むことができました。雨男の自分が、谷川岳で絶景を見ることができて、大満足です。

頂上から先は、頂上の賑わいが嘘のように静かな山歩きになりました。天神平ピストンの人も、オキ耳からあと5〜10分足を延ばして鳥居の辺りでお昼にすれば、落ち着いて景色を眺められると思います。
オキ耳から一ノ倉岳は歩きやすい道ですが、一ノ倉岳直前の登りはかなり堪えます。西黒尾根と暑さでいっぱいいっぱいだったので、休み休みの登頂でした。
一ノ倉岳から茂倉岳は、この日の登山で一番気持ちよく歩けました。道もなだらかで景色もよく、おススメです。
茂倉岳を通り過ぎ、茂倉避難小屋には水場があるので、休憩をしました。今考えれば、この休憩をあと3分短くしていれば・・・と悔やまれます。

茂倉避難小屋から矢場の頭までは、道はしっかりとしていますが、笹で足元が良く見えず、慎重に進みます。途中何度も足を取られそうになりました。

矢場の頭到着は15:00。標識によれば土樽駅までは1時間40分(山と高原地図では、山道終了まで1時間40分、林道が25分)とあったので、16:40の蓬橋バス停からのバスは間に合うだろうと、それほど急ぐことなく歩きました。といっても、矢場の頭から先は樹林帯に入り、木の根が大きく張り出しているので非常に歩きにくく、そもそもスピードも出せません。また足を大きく上げ下げしなければならないので、体力も消耗します。暑さも堪えました。土樽までの道のりは非常に長く感じました。

ようやく登山道を抜け林道に入ったものの、体力の消耗は激しく、あまりスピードが出せませんでしたが、それでもバスには何とか間に合わせようと必死に歩いていました。
しかし、蓬橋の対岸でバスが見え「間に合った〜」と安堵した瞬間、なんとバスが発車してしまいました。最後の体力を振り絞り、走ってバスを追いかけたもののバスは止まってくれず、見る見るバスは小さくなっていきます。本当にあと1分早ければ、、、と最後の最後で疲れがどっと出ました。

結局土樽駅では1時間以上待つことになり、帰りの越後湯沢からの新幹線も指定席がとれる電車が1時間以上なく、自由席で立って帰る気力もなかったので、越後湯沢でも1時間以上待って越後湯沢始発の新幹線で帰りました。

思い焦がれていた谷川岳、景色は満足でしたが、最後の最後でついていない事の連続。。。やっぱり谷川岳とは相性が悪いんでしょうか。
でも、秋には天神平から万太郎山に向けて歩いてみるつもりです。

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