ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 21818
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
箱根・湯河原

天城山 1406m

2004年04月16日(金) [日帰り]
 - 拍手

コースタイム

この山は一昨年12月天城峠から入って、霙のため八丁池の手前で引き返した。
去年は11月裕三の所に泊まり、縦走すべく、二階滝まで送ってもらって、八丁池口まで行ったが、「崖崩れのため、通行止め」との張り紙。何でこれを二階滝に出してくれないのだ、と恨みながら引き返す。
落ち合う約束の、天城高原ゴルフ場へ時間までに行くのがまた大変。伊東からはタクシーでとばす。着いても裕三の姿は見えない。暗くなるし、焦ってくる。寒いのでゴルフ場事務所の玄関で待つ。1時間ぐらい待って、何回目か様子を見に外に出た時、裕三がやって来た。彼は、少し下った登山口で待っていたのだ。彼にすれば、山から降りて来る筈だから、登山口が最も確実と考えたのだ。相手の考えそうな事に思いを巡らす事が大事なのだ。それと、携帯を持っておれば、何のことはなかったのだ。

4/16(金) 千歳-羽田-品川-小田原―箱根園―駒ケ岳―箱根園―小田原―三島―修善寺(泊)

4/17(土)修善寺温泉―修善寺―八丁池口―八丁池―八丁池口―二階滝―河津―伊東(泊)

4/18(日)伊東―天城高原ゴルフ場―万二郎岳―万三郎岳―天城高原ゴルフ場―伊東―東京・南千住(泊)

4/19(月)南千住―北千住―館林―佐野―館林―北千住―西日暮里―尾久―田端―浜松町―羽田―千歳

天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2004年04月の天気図
コース状況/
危険箇所等
この山は一昨年12月天城峠から入って、霙のため八丁池の手前で引き返した。
去年は11月裕三の所に泊まり、縦走すべく、二階滝まで送ってもらって、八丁池口まで行ったが、「崖崩れのため、通行止め」との張り紙。何でこれを二階滝に出してくれないのだ、と恨みながら引き返す。
落ち合う約束の、天城高原ゴルフ場へ時間までに行くのがまた大変。伊東からはタクシーで跳ばす。着いても裕三の姿は見えない。暗くなるし、焦ってくる。寒いのでゴルフ場事務所の玄関で待つ。1時間ぐらい待って、何回目か様子を見に外に出た時、裕三がやって来た。彼は、少し下った登山口で待っていたのだ。彼にすれば、山から降りて来る筈だから、登山口が最も確実と考えたのだ。相手の考えそうな事に思いを巡らす事が大事なのだ。それと、携帯を持っておれば、何のことはなかったのだ。

4/16(金) 千歳-羽田-品川-小田原―箱根園―駒ケ岳―箱根園―小田原―三島―修善寺(泊)

4/17(土)修善寺温泉―修善寺―八丁池口―八丁池―八丁池口―二階滝―河津―伊東(泊)

4/18(日)伊東―天城高原ゴルフ場―万二郎岳―万三郎岳―天城高原ゴルフ場―伊東―東京・南千住(泊)

4/19(月)南千住―北千住―館林―佐野―館林―北千住―西日暮里―尾久―田端―浜松町―羽田―千歳
修善寺の温泉街(’02,12/? ) 。
修善寺の温泉街(’02,12/? ) 。
孟宗竹。
熊野権現由来。
新天城トンネル。(’02,12/? )
「天城山隋道」の説明図。
ワサビ田。(’02,12/? )
御幸歩道。(天城峠→八丁池) 辺りはヒメシャラの林で霙が降っていた。
もう少し行った所で、断念して引き返した。(’02,12/? )
御幸歩道。(天城峠→八丁池) 辺りはヒメシャラの林で霙が降っていた。
もう少し行った所で、断念して引き返した。(’02,12/? )
伊豆の踊り子像はここ・浄蓮ノ滝の駐車場に建っている。。(’03,11/? )

伊豆の踊り子像はここ・浄蓮ノ滝の駐車場に建っている。。(’03,11/? )

浄蓮ノ滝。
「滝」を「だる」と読む。
「滝」を「だる」と読む。
八丁池口バス停までこんないい道がついているがバスは期間限定で今は運行していない。
八丁池口バス停までこんないい道がついているがバスは期間限定で今は運行していない。
杉の人工林。。二階滝→八丁池の道路の向かいの山の斜面一帯、見事というか壮観というか
杉の人工林。。二階滝→八丁池の道路の向かいの山の斜面一帯、見事というか壮観というか
木の葉の図鑑。
八丁池。「八丁」とは」周囲が八丁(約560m)あるからである。天城火山の寄生火口跡で、標高1180m、「天城の瞳」と云われている。付近一帯はスズタケに覆われていているので別名「スズタケの池」とも呼ばれ、天然記念物「モリアオガエル」の生息地としても知られている。('04,4,17)
八丁池。「八丁」とは」周囲が八丁(約560m)あるからである。天城火山の寄生火口跡で、標高1180m、「天城の瞳」と云われている。付近一帯はスズタケに覆われていているので別名「スズタケの池」とも呼ばれ、天然記念物「モリアオガエル」の生息地としても知られている。('04,4,17)
万二郎岳。平坦な林の中、という感じで、山頂らしくはない。(’04,4/18 以下同様)

万二郎岳。平坦な林の中、という感じで、山頂らしくはない。(’04,4/18 以下同様)

アセビのトンネル。万二郎岳→万三郎岳の途中
アセビのトンネル。万二郎岳→万三郎岳の途中
「アセビ」とは?
「アセビ」とは?
万二郎岳。ここも平坦な林の中、という感じで、山頂らしくはない。
万二郎岳。ここも平坦な林の中、という感じで、山頂らしくはない。
ブナが逞しく枝を張っていた。万三郎岳から八丁池の方へ少し行った所。
ブナが逞しく枝を張っていた。万三郎岳から八丁池の方へ少し行った所。
「ブナ」とは?
伊東市のつつじの名所・小室山公園。下山後、立ち寄った。
伊東市のつつじの名所・小室山公園。下山後、立ち寄った。
アマギシャクナゲ。残念ながら写真がない。
アマギシャクナゲ。残念ながら写真がない。

感想

o4/17(土) 修善寺から八丁池口行きのバスは、土、日、祝だけだ。
二階滝からは去年歩いた道だ。運転手さんが鎖を外し、去年喘いだ坂道をすいすい登って行く。帰りの時刻を確認、少々忙しい。
バス停に荷物を置き、空身で出発。空身は有難い。八丁池は山の上の湖水で、天城の瞳といわれているだけあって綺麗だ。それよりも広さに驚いた。こんな山の上にこんな大きな池が・・・
帰りのバスの中で、運転手さんに聞くと、伊東へなら河津を廻った方がいいと。
二階滝で暫らく待って、河津行きのバスに乗る。途中、螺旋状に降って行く陸橋があった。伊東の宿、湯の国屋旅館は昔ながらの和風の宿屋だった。

4/18(日)バスで天城高原ゴルフ場へ。此処は既に標高1040mである。
登山口の張り紙では、通行止め、ともあるし、注意して登りなさい、ともあって、数人の登山者がワイワイやっている。通行止めだったら引き返せばいいや。
不要物はビニール袋に詰めて、看板の陰に置く。出発して間もなく道の真ん中に財布が落ちている。先に行った人たちの姿はもう見えない。預かっておくとしよう。
道は万二郎岳の方へ分かれ、川を渡って、枝沢を登って行く。
やがて沢が涸れ、傾斜が急になる。
万二郎岳に着く。10数人が休んだり、ワイワイ写真を撮り合ったりしている。
財布のことを尋ねると、ふざけて手を挙げた人はいたが、該当者はいない。
写真を撮って、万三郎岳を目指す。緩やかな起伏の高原漫歩だ。ただし、アセビやブナが生い茂っていて見晴らしは利かない。処々、ツツジが鮮やかに咲いている。
アセビのトンネルは面白い光景だ。ブナが枝を広げた姿が逞しい。
天城峠から縦走してきた人とすれ違う。通れるようだ。半年で状況が変わったようだ。
事前に問い合わせなかったのがいけないのだ。
万三郎岳に着く。ここも樹林の中の平坦な尾根で頂上らしくない。
此処から真直ぐ行けば、八丁池の方への縦走路。右、崖の下の方へ踏み跡があるが、木の枝を編んで縛り付けてある。此処を降りるとしよう。樹林の中、急な下り斜面である。
やがて、広い、姫紗羅の疎林となり踏み跡があちこちにある。うっかりすると、とんでもない方向へ行く。赤テープも、間隔が広く、なかなか見付からない。やっと道らしい所に出る。人が作業をした跡や焚き火の跡があり、人の匂いがして、一安心。
これからは万二郎岳の中腹を巻いて登山口へ出るのだ。樹林の中の気持ちいい遊歩道だ。
かなりの距離だったが、やっと今朝通った万二郎岳への分岐点に着く。
中高年のパーテイが賑やかに休んでいて、    の方、通れたか、と不思議そう。
この人たち、万三郎岳から往路を引き返して来たのだ。
先ほどのパーテイが駐車場にいたので、財布のことを尋ねる。心当りなし。
リーダーらしき人が、余裕があるから乗って行け、と。有難く便乗させてもらってツツジの公園で降ろしてもらう。ツツジを観賞。此処からはバスで伊東へ。
駅前交番に行って財布を届ける。
後日のことだが、警察からは、本人に返した、という連絡が届いた。だが、本人からは音沙汰なし。運転免許証、色々なカードが10枚ばかり、現金1万円余が入っていた。お礼のはがきぐらいはあって然るべきだ。山を愛する人であれば尚更そうあって欲しい。
東京へは鈍行で行く。宿は南千住の福田屋だ。

4/19(月) 今日は大貫さんの智恵子さんの墓参りである。彼女の葬式には礼子だけ参列して、僕は失礼したのだった。
北千住から東武線で館林へ。線路が錯綜していて不安だったが無事館林着。ここで葛生行きに乗り換える。暫らく行くと「次は佐野市」というアナウンス。はて、降りるのか?
「佐野市」に着くと、次が「佐野」だった。
改札口を出ると、広くて明るい階段である。改装されたばかりのようだ。階段を下りていくと、車が止まっていて、大貫さんが出てこられた。7(?)年前、陽太郎のお食い初めの時より、頬の肉が少し落ちてはいるが元気そうである。
早速家へ。8年前と変わらない。居間のソファーに通され、積もる話し。
それにしても、大貫さんの口の滑らかさ、頭の回転の速さは、胃を全摘した人とは思えない。そして「お墓に案内する」と。由美子さんからは、お墓までは無理だから、家の仏壇だけにして欲しい、といわれていたが、大貫さんの張り切りように、断りそびれ、お墓へ行くこととなった。お墓は慈現寺というお寺にあり、10分ほどで着く。
裏に廻ると、座敷に奥さんが居られて、大貫さんとはごく親しそうだ。立派な本堂があり、市の文化財に指定されている、と。
線香をもらい、桶と柄杓を借りてお墓へ。墓石の台座に、横穴があり、其処に線香をおくようになっている。これなら雨風を防げて合理的だ。
大貫さんは長く立っていると、足が浮腫んで辛い、と。
お寺を出て、そば屋に立ち寄る。この辺は麦の産地で、そばも美味しいそうだ。
2人とも小食なので、定量の半分にしてもらう。大貫さんは汁も全部食べられた。
車の運転は少しも苦にならない、館林まで送る、と。ハンドル捌きも軽快である。
日清製粉の前を通ったが、ツツジの鉢植えが綺麗だった。
館林に近づいた。僕は「陽太郎と結梨が一人前になるまで元気で長生きしましょう」と言った。賛同の返事を期待していたが、ウう!と返事に詰まった、という感じだった。
今思えば、この時既に、1月後のことを予感しておられたのだ。見かけの元気さだけを見て、送り迎え、お墓まで案内してもらった、自分の身勝手さを申し訳なく思う。
大貫さんは1月後に容態が急変し、5月24日に亡くなられた。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2105人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら