＊谷川岳＊。西黒尾根よりモノクロームな世界へ＊

2020年01月18日(土) [日帰り]

• GPS: 06:35
• 距離: 8.3km
• 登り: 1,353m
• 下り: 765m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:58
• 休憩: 0:31
• 合計: 6:29

9:15 土合口駅／谷川岳ベースプラザ
9:16 9:16 谷川岳山岳資料館
9:22 9:31 西黒尾根登山口
12:04 12:05 ラクダの背(ラクダのコブ)
12:10 12:16 ラクダのコル
13:28 13:30 ザンゲ岩
14:03 14:11 谷川岳
14:16 14:17 谷川岳・肩の小屋
14:23 14:24 天神ザンゲ岩
14:38 14:38 天狗の留まり場
14:55 14:58 熊穴沢避難小屋
15:26 15:26 天神平・天神峠分岐点
15:44 天神平

天候

曇り　後　ガス

アクセス

利用交通機関：

電車 自家用車

コース状況／危険箇所等

真冬になると通常登山指導センター脇からの雪道で直登になるが、まだ道が埋もれていないので、西黒尾根登山口まで歩き登ることになる。はじめから雪道。
樹林帯は、枝が出ていて歩き辛いところはあるが、危険な所はなし。
鎖場の鎖は全て埋まっていて、雪の壁となっていた。
鎖場に登り上げてからは、山頂までほぼ全て滑落危険箇所。
ラクダのコルへの下りは、雪の付き方が不十分なせいか急斜面に感じられ、気を遣った。
稜線は雪庇はまだ大きく発達していない。マチガ沢側に長くトラバースが続き、緊張を強いられた。ザンゲ岩までの急な登りは、トレースが直登気味にあり、かなり斜度を感じた。ステップは深くあるところもあったが、風のせいなのか、しっかりとしたステップになっていない場所もあり、アイゼンとピッケルをしっかりと効かせて登った。
この日の西黒尾根は、今まで何度か登った中では、雪が重い箇所があり、トラバース斜面とも、難しく感じた。
体力必須なルート。

※ログがオキノ耳まで行っているけれど、この日はトマノ耳までしか行っていません。

その他周辺情報

湯テルメ谷川

写真

今日の目的は、西黒尾根から谷川岳の登って、あわよくば西黒で下山（のはずだった・・・）

また西黒尾根に来てしまった
maple電車利用のため、遅い出発・・・
雪は少ないとはいえ登山口より全面雪道＊*

鉄塔到着
天気予報通り曇り空
無風で暑い💦

冬には雪庇ができるところだが、まだなし
アニマルトレースが沢山あった
=^_^=

谷川岳、お目見え〜となるところだが、あれっ山頂はガス。。。

鎖場の鎖はもう出ていなかった
少しづつでも雪が積もっている感じ＊。

登り上げて見えた景色はガスに包まれたネコ耳
この辺りで深雪に足をとられてmaple転倒・・・
雪が柔らかくで問題なかったが、こうやって人は滑落するのだなぁ〜と思った
(゜Д゜;m)

一度下るところを振り返る
上部のトレースの穴はmapleがクライムダウン中に足が落ちたところ（＞＜）急斜面だったので黒ひげ危機一髪！
気を引き締めて行こう！

行く先は真っ白＊。.*＊
午後から良くなる予報なので続行

延々と続くトラバースはさっきみたいにバランス崩して倒れたら大変と緊張した（m）

急斜面の登りのはじまりはじまり〜
雪は深い＊*..。

天神平方面
結構な斜度💦

マチガ沢方面
ピッケル・アイゼン効かせていこう💦

笠ヶ岳・朝日岳方面は明るい

谷川岳が姿を見せてくれた
(/・ω・)/

ザンゲ岩に向けてラストスパート
( ｀ー´)ノ

BCの人たちのマチガ沢四の沢ドロップ部
目がくらみそうな斜面(/ω＼)

西黒トップのミニケルンはいつも安堵感を覚える場所(´-｀*)
だんだんとガスに包まれていく＊。*

ホワイトの中、トマノ耳到着！

うっすら晴れたと思ったけれど、すぐにまたモノクロームな世界*＊。＊
こんな雪山もいいけどね(^-^m)

ガスに包まれたのでトマには行かず天神で下山
小屋近くのビックケルンは薄っすら〜

沼田山岳会の旗に感謝

幻想的な世界＊*

どんどん下って明るくなった♪

マナイタグラから谷川岳へは雲にまとわりつかれたまま
雪山感、たっぷりステキ☆（m）

熊穴沢避難小屋は埋まりつつある
夏道でなくこの後は尾根通しの道を行くようになっていた

マナイタグラと午後の太陽

天神平へゲレンデ脇の斜面はシリセード♪
楽しかった〜（m）
シリセードは　完全に　おいていかれました。（s）

ロープウェイ駅にいつもの雪だるまさん達はいなかったけど、ぐんまちゃんがお見送り^^

今日の谷川岳はちょっとご機嫌斜めだったかな
西黒ピストン、もうちょっと雪の安心な時にリベンジします（できるかな？！）
無事の下山に感謝！

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター マフラー ネックウォーマー 毛帽子 靴 ザック アイゼン 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 水筒（保温性） レジャーシート 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ GPS 筆記用具 ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ ピッケル ヘルメット ココヘリ

感想

ST

記録的な暖冬と言われていても、シーズン通しては、いずれ　帳尻が合うはずと　思っていますが、思いは　願望になってきています。
　週始めに降った雪は　沈降して　風日射の影響で、尾根筋の上部は、なかなか　歩き応えのある斜面になってました。
　ラクダの背周辺　第一の鎖場から上の尾根伝いがリッジ状で　雪も柔らかくて　踏み抜きもあり
時間かかりました。
　天神尾根も避難小屋から尾根通しになっていて
そろそろ　冬モードです。
　
番外
　三に2、3、四に　3、4の　ドロップ跡あり
マチガが　なんとか抜けれるようだと知ったのは
木曜でしたが、もう二降りな感じ
　西黒沢下部は　全く　埋まっていません。
　

ぷるめい

今季2回目、谷川岳へ西黒尾根より登って来ました。
何度登っても、毎回、新しい課題が見つかるこのルート。
今回は思いのほか雪が多かったこと、それでいていつもの冬ほど積っていないのか、山が丸くなりきれていなくて、斜面がきつい所とか、長いトラバースが続いたりとか、いつもにも増して難しく感じられた。
一回のミスもダメ！と思って雪山はいつも歩いているが、今回は「ヤバッ！」と思うことが何回かあった。自分の未熟さや慎重さにかけるところを反省し、次につなげなくては(･_･;
下りは樹林帯まで入ってしまえば少し暗くなっても大丈夫という計画だったが、登っていて、今日はここを下山は怖いなぁ〜と思っていたので、「天神を下りましょう」とSTさんからの言葉にホッとしました(^-^)
いつも違う感動をくれる谷川岳。無事の下山に感謝！
同行してくださったSTさんに感謝！
いつも気持ちよく送り出してくれる家族に感謝！

コメント

hareharawai

西黒尾根またチャレンジですか!?
mapleさん、STsnowさん、おはようございます。
西黒尾根にまたチャレンジですか!?本当によくやりますね。mapleさんもSTsnowさんとのコラボなら安心ですね。フォトNo.26で熊穴沢避難小屋の積雪量が増えていることがわかり、また谷川岳BCをやってみたくなりました。
ホワイトアウトの西黒尾根は大変危険で、視界不良で雪庇を踏み抜いて滑落でもしたら一大事です。天神尾根を復路に選んで正解です。
どうもお疲れ様でした。
hareharawaiより

ぷるめい

Re: 西黒尾根またチャレンジですか!?
hareharawaiさん
こんにちは。
コメントありがとうございます。
西黒は、アプローチも良く、何度も登ってしまう魅力的な尾根です☆
雪が少ないという今シーズンですが、１ヵ月前と比べたら確実に増えています。
雪山登山としては申し分ないくらいですが、滑る方にはまだまだなのでしょうね。。。
雪慣れした方は違うなぁ〜と痛感した一日でした。
スキーヤーは常に前を向いて降りたいようなのですが、私はちょっとした下りでもすぐにクライムダウンです
西黒尾根は午後も明るかったのですが、雪質と私の技量不足で天神下山となったと思われますが、結果安全でよかったです(^^；

kiyohisa

年明けから攻めてますね！
mapleさま、STさま
関東圏でも雪模様か？という時に谷川岳にしかも西黒尾根から攻めるとは凄い…
それにしても、もうすぐ２月に近いというのに積雪は今ひとつですね〜

この難しそうなコンディションでも、ST氏の的確な判断で安全性を高めながらの安心登山、勉強になります。

どこかのお山でお会いできたら良いですね〜！

ぷるめい

Re: 年明けから攻めてますね！
kiyohisaさん
こんにちは。
コメントありがとうございます。
雪を求めて谷川岳へ行ってきましたが、例年とはやはり違いますね＊*
経験者の方と歩くと、ためになること沢山ですし、ソロとは違う楽しみがあります♪
大崩れする予報でもなかったので、写真ではただの真っ白となりましたが、薄い太陽の中、幻想的な光景が山頂付近では広がって、楽しむことができました。
またどこかでお会いできたらうれしいです！
扇沢でkiyohisaさんを見つけた時は、聞きたいこと話したいこといっぱいあったけれど、同行者の方がいらしたので、静かなおばさんとなって、遠慮しちゃいましたので(^^;

wefie

谷川の耳はトマの耳
西黒尾根お疲れ様でした。今更コメントになっちゃいました。トレースに雪も多く、天気もすっきりしない時は相方さんがいると安心します。3回目もあるようなら、すっきり晴れますように。

ぷるめい

Re: 谷川の耳はトマの耳
westfieldfiさん
こんにちは。
コメントありがとうございます。
この安心感に慣れてしまうと、ソロは不安で面倒くさくてできなくなってしまいそうです
STさんはBC専門で忙しいので、頼ってばかりもいられず、頑張らないといけません！
西黒尾根は毎回試練を与えてくれて最高なんです！（Mだぁ^^;）
晴れの日はもっと楽しいので、次回は快晴の日を狙います。