笠取山(多摩川の最初の一滴を目指して)



- GPS
- 05:12
- 距離
- 10.9km
- 登り
- 762m
- 下り
- 761m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
作場平の駐車場 |
コース状況/ 危険箇所等 |
きれいに整備されているので特に問題はありませんでしたが、 笠取り山へ登る直登ルートが急だったのと、 笠取山の西側の山梨百名山の山頂から東側の標高点の山頂へ行く道と その先のシラベ尾根へ続く道は岩が多く歩きづらいです。 作場平の駐車場と笠取小屋にトイレがあります。 |
写真
感想
今日は会社の人と笠取山へ行ってきました。
先日、同じ会社のSさんと私が山登りをすると話したら一緒に連れて行ってほしいといわれたので、今度行こうと思っていた笠取山へ誘って早速行ってきました。
車で、国道411号線(青梅街道)を行き、丹波山村と甲州市の境にある一之瀬高原への案内看板のところから一之瀬林道へ入り、作場平の駐車場まで行きました。
朝の7時30分の時点ではまだ数台しか停まっていなかったので難なく停められました。
気温も大分低く、半袖では涼しすぎるくらいでしたが歩いていれば暑くなるだろうと思い、そのまま出発しました。
作場平からは東京都の水道局が管理している水源のみちになっていて一之瀬川の本谷沿いに歩きやすい道が続いています。
Sさんは登山こそしたことはないそうですが、マウンテンバイクが趣味で学生の時は長距離走をしていたので体力はあるらしく、コースタイムより少し速いペースで歩けました。
一休坂の分岐で休憩を取りその後は登りが緩やかなヤブ沢峠経由で登ることにしました。
途中、キノコを採っている人がいて話を聞くと、夏になるとほぼ毎週笠取山付近を歩いているらしく、眺めのいい場所などを教えてもらいました。
ヤブ沢峠まで来ると柳沢峠からの広い林道と合流しそこで再び休憩をしていると、柳沢峠のほうから、急に車のエンジン音が聞こえ何だと思っていると1台の軽トラが走ってきました。
ボディの横に笠取小屋と書いてあり、どうやら上の小屋へ向かうようでした。
しばらく歩くと、笠取小屋が見えてきてさっきの軽トラも停まっていて何人かの登山者の人が休憩を取っていました。
小屋の横にあるトイレを借り先へ行くとマルバダケブキがたくさん咲いていました。
この植物は葉っぱがフキに似ていますが種類が違い、こちらは黄色い花が咲きますが、食用のフキはフキノトウが花になります。
またこのマルバダケブキは食用にならず、鹿も食べないので多く群生しているようです。
マルバダケブキの群生地の先には小さな分水嶺のある小高いピークが見えてきました。
ここで先ほどのキノコを採っていた人と再会しこの辺りはずいぶん歩いたけれど笠取山が景色もよく人もあまり多くないので一番好きだというような話をしました。
ピークの山頂は多摩川・荒川・富士川の分水嶺になっていて雨が降った場所によってどの川へ流れていくのかが決まるようです。
ここからは富士山がとてもきれいに見え、目の前にはこれから登る笠取山の山頂へのまるでスキーゲレンデのような一直線の道が見えました。
笠取山の頂上の下から見上げると山頂への道はさらに急に見えましたが、実際に歩いてみるとそれほど距離もなく一気に登ることができました。
笠取山の山頂は西側に山梨百名山の標識のある展望のよい開けた場所がありここでは先に登ってきた方が休憩を取っていました。
ここからは南側に富士山やその手前の三ツ峠、大菩薩嶺、鶏冠山、北西方向には甲武信ヶ岳へ続く奥秩父の山が見えました。
その後、東側の標高点があるもう一つの山頂へ向かいました。
こちらはシャクナゲに覆われた山頂で展望もあまりよくなく、大きな岩が多かったです。
ここからはもと来た道を戻らず一旦先に進んでから、多摩川の最初の一滴がある水干へ向かいました。
山頂から先は道が狭く岩も増え歩きづらかったですが水干へ向かう道は源流のみちとして整備されていてとても歩きやすかったです。
水干はちょうど笠取山の真下に当たる位置にありここから水干沢、一之瀬川、丹波川、奥多摩湖と続き奥多摩湖から先が多摩川になり東京湾に注ぐそうで、総延長は139kmになります。
最初の一滴と書きましたがしずくが垂れているわけではなく、じわじわと水がしみだしているような感じでした。
水干からの道を行くと笠取山の下へ出て雁峠の分岐まで来ました。
ちょうど、お腹も減ってきたので、先ほど笠取山の頂上から雁峠を見たときに、ベンチがいくつかあったので一旦雁峠まで行き休憩を取ることにしました。
雁峠は昔の山火事の後、樹木があまり生えず草原になった場所で風通しも良くとても気持ちよかったです。
食事休憩を取った後、来た道を分岐まで戻り笠取小屋を経由して下りは一休坂を下りました。
一休坂は所々急な場所もあり案内板にも下りに利用したほうがよいと書かれていました。
途中、休憩をはさみながら一休坂のミズナラの原生林を歩き、ヤブ沢峠からの道に合流して出発した駐車場に戻ってきました。
出発した時には肌寒いくらいでしたが、この時間になるとさすがに気温も上がっていて車の中もとても暑くなっていました。
今日は行動中の天気はものすごくよかったのに気温もあまり上がらず歩きやすかったのでSさんもかなり満足してくれたらしく、社交辞令かもしれませんが、「次はどこの山に行きましょうか?」と言ってくれてとてもよかったです。
笠取、私は雪のシーズンしか知りません。
のどかな風景なんですね
職場で同じ趣味の人っていいですね。
私は、職場では山の話は封印してますよ〜〜
もちろん、みんな私の趣味は知ってるけど、そんな話聞きたくないだろうから
次はどこだろう・・・
私はでんでえろ尾根が気になっている。
名前が気になるだけだけど
今まで一緒に働いていた人たちは山に興味が無く私もあまり話はしていなかったのですが、
最近入って来た人がたまたま興味を持ってくれたので歩きやすそうな笠取山にいってきました
雪の時期も良さそうですね。
最後の登りが本当にスキーゲレンデになってそうですが…
次はどこに行きましょう
行きたい場所はいっぱいあるのですがまだ決めかねてます
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