高尾山・小仏城山
- GPS
- 06:25
- 距離
- 14.2km
- 登り
- 900m
- 下り
- 880m
コースタイム
- 山行
- 3:59
- 休憩
- 2:25
- 合計
- 6:24
天候 | はれ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
稲荷山を越えると雪が増えてきました。 |
その他周辺情報 | 京王高尾山温泉極楽湯土日1200円 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
毛帽子
靴
ザック
アイゼン
昼ご飯
行動食
飲料
水筒(保温性)
レジャーシート
地図(地形図)
笛
GPS
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
|
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感想
東京でも雪がちらついた土曜日。
高尾山に雪マークがついたのを確認して、前日に山行きを決め、仲間を募るという緊急企画になりました。
高尾山口の駐車場には7時過ぎですでに多くの車が停まっていて、駅にもたくさんの人がいました。
みんな、雪の高尾山を楽しみに来たのでしょうか。
ふもとにはほぼ雪はありませんでした。
今日はいったことがない稲荷山コースを選び、ロープウェイ駅の横の階段から登り始めます。
いきなりの階段に息が上がる頃、お稲荷さんのお社があったので休憩がてらお参り。
見上げる山腹には白いものがちらちらと見えていて、雪の分量が気になるところです。
再び登り始めますが、中々雪は現れずほんとに降ったのかが心配になりました。
歩きやすい道をのんびりいくと、山頂手前の階段あたりから道端に白い雪が見えはじめ、日陰の稲荷山山頂は雪の絨毯が敷き詰められていました。
開けた箇所からは、関東平野が見渡せます。
この日は新宿副都心のビル群までわかりました。
中国人の団体さんを先にいかせて、わたしたちはのんびり登ります。
稲荷山を過ぎると、登るほどに雪が増えてくるのがわかりました。
木々を覆う雪が白くキラキラしています。
その隙間の向こうには青空が広がり、まぶしいばかり。テンションがあがり、自然と足早になります。
時々立ち止まっては撮影も忘れません。
枝に雪の衣がついた、かき揚げみたいな写真もとれました(笑)。
頭上が開けて、長い階段を登ると高尾山の展望台に到着です。
目の前には富士山(*´∀`)♪
雪をまとうまわりの景色にもうっとりでした。
雲ひとつない青空が、冬らしい日です。
いろんな角度で富士山をながめたら、山頂方面へと向かいます。
山頂碑も雪化粧して、まぶしく輝いているのが見えました。
そして続々と1号路から登ってくる人々。
貴重な雪の高尾山を思い思い目に焼き付けていました。
時刻はまだ9時。お腹も空いていないので、せっかくだから城山まで足を伸ばすことにします。
奥高尾方面へ向かうと、日当たりのよいベンチの前で猫が二匹、日向ぼっこ。
雪の上にちょこんと座り、しあわせそうに目を細めていました。かわいい(///ω///)♪
縦走路を進むと、雪はどんどん深くなっていきました。しかもさらさらのパウダースノー♪
見上げた青空もまぶしく、気持ちよいコースです。
もちろん、富士山の眺めは抜群(*´ω`*)
一丁平の展望台からの富士山は特に、遮るものがなく秀逸でした。
雪だるまを作って、富士山と撮影。これまた絵になる写真がとれました。
城山までは、登ったりゆるやかになったりを繰り返しながら雪道が続きます。
そして、正面に茶屋が見えてきたら山頂です。
富士山を前に、テーブルとベンチが設置されているので、見晴らしのよいところを探して座りました。
気になるのは木の上に積もった雪が融けはじめ、ポタポタと滴が落ちてくる!
とりあえず気にせず、お昼ごはんの準備をはじめます!
本日はお手製カレー鍋を作りました。
雪山で鍋をするというのが、憧れでした!
家から切って持参した野菜を出汁で茹で、合わせ調味料とカレールウを入れたら、豚バラを入れて仕上げます。
冷えた体にカレーのとろみが染み込みました!
〆はうどんをいれて、カレーうどんにしました。
汁までしっかりいただき、かなりお腹いっぱいになりました。
後片付けを終わらせたら、山頂散策。
凍えそうなロウバイが寒さに負けずに咲いていたり、標識のよこにある天狗が雪の帽子をかぶっていたりと、今日の日ならではの光景を目にすることができました。
相模湖駅へと下り、電車で帰るという選択肢もありましたが、道の状況もわからないので大人しく戻ることにします。
高尾山山頂を巻く道を選んだので、それほどきつくありません。
雪がどんどん融けていて、途中からは雨のように降り注いできました。
防水の服でよかったとフードをかぶりながらやり過ごしました。
4号路に入ると自然豊かな景色はまだまだ、雪に彩られていました。
吊り橋もまた、白く絵になります。
一旦1号路に合流すると、さすが表参道。多くの観光客が歩いていました。
霞台園地まで舗装道をいき、そこからは2号路〜6号路と下っていきます。
このあたりはもう、雪はほとんどありませんでした。
しばらくおりていくと、「うおーっ!!!」という雄叫びが聞こえてきました。
ふざけた若者が叫んでいるのか、6号路入り口にある病院からの奇声なのかと考えていると、ふと滝行があたまに浮かびました。
そういえば、琵琶滝に滝行の道場があったような気がします。
修業者ならば見てみたい、と急いで下るも、琵琶滝までおりたころには、もうその姿はありませんでした。
ただ、フェンスが開いていたので滝とお社にはお参りできました。
琵琶滝までくれば、もうすぐ。川沿いの歩きやすい道をゆるゆると下り、舗装道にぶつかります。
距離を見てみるとすでに12キロ。なんだかんだ歩いた一日でした。
駐車場までの道は、またまた観光客も多くとても賑わっていました。
汗を流すべく、はじめて京王高尾山温泉極楽湯に立ち寄りました。
日曜日だけあって、さすがに混んでいましたがさっぱりできました。
近場お手軽高尾山での雪山は、タイミングがあわないとなかなか実現が難しいですが、機会があればまた出掛けたいたのしい雪ハイクだと思いました。
あと一時間スタートを早めれば、雪どけの雨に降られずに済むのもポイントで、次回に生かしたいと思います!
yukorikaiさん こんばんは
高尾山といえば日本一の行列登山なので、自分が高尾山に行くことは
ほぼ無いと思いますが、降雪したら行ってもいいな…と思える素敵な
レコですね。ありがとうございます。
埼玉のchii
chiiさん、こんばんは♪
雪の高尾山は特別な感じがしました!
ただ、条件がすごく大事だと思うので(雪の次の日とか、しかも晴れているとか)、休みがあわないとなかなか厳しいです。
そんなタイミングがあれば、ぜひオススメですし、わたしもまた出掛けたいぐらいです♪
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