ニコルス山の会(番外編)、白銀の天女の舞を見届けてきました。
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.7km
- 登り
- 1,039m
- 下り
- 1,033m
コースタイム
- 山行
- 4:40
- 休憩
- 1:42
- 合計
- 6:22
天候 | くもり、のち、ちょっぴり晴れ。下りてきたらいつものとおり晴々でした。 1500m付近では北から強風が吹いていて-10℃ぐらいの感じでした。 |
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過去天気図(気象庁) | 2020年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
大阪阿部野橋 7:40 - 8:41 下市口 近鉄特急(吉野行き) 下市口駅 8:47 - 9:42 天川川合 奈良交通バス(中庵住行き) (帰り) 天川川合 16:32 - 17:27 下市口駅 奈良交通バス(下市口駅行き) 下市口 17:48 - 18:52 大阪阿部野橋 近鉄特急(大阪阿部野橋行き) ★みたらい渓谷散策きっぷ(通年販売 \3,860) |
コース状況/ 危険箇所等 |
●天川川合 - 第一鉄塔 登山口から登山道脇に雪がありました。尾根に上がるまで急登の階段道が続きます。鉄塔手前も急登になります。この辺りから登山道も雪に覆われてきました。 ●第一鉄塔 - 第二鉄塔(小腹休憩) ここからは急登はありませんが、トラバース区間の上りが続きます。道幅が細いところもありますので注意が必要です。滑落するとかなり落下しそうで復帰するのは困難を極めます。 ●第二鉄塔 - 栃尾辻 今回は第二鉄塔で軽アイゼンを装着しストックを取り出しました。坪ノ内林道と登山道が並行する区間は、行きは登山道を上り、帰りは林道を下りました。どちらもくるぶしぐらいまでの積雪量で霧氷がたくさん見れました。 ●栃尾辻 - 天女の舞 - P1518(お昼休憩) 天女の舞・P1518を巻いて行く登山道はノートレースでした。計画では「栃尾辻 - 巻き道 - カナビキ尾根分岐 - P1518 - 天女の舞 - 栃尾辻」と周回する予定でしたが、未知のトラバース区間をノートレースに挑戦するのは危険と判断し「天女の舞・P1518」をピストンすることにしました。 霧氷のすばらしさについては言うまでもありません。 |
その他周辺情報 | 黒滝温泉、下市温泉(ごんたの湯)が路線バス区間にあります。 帰りは最終便なので敢えて寄るとしたら、下市温泉(ごんたの湯)ですかね。 下市口駅まではタクシー利用になりますが・・・距離は4,5kmほどです。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ハードシェル
ズボン
靴下
グローブ
インナー手袋
防寒着
雨具
ゲイター
毛帽子
靴
ザック
軽アイゼン(6本爪)
昼ご飯
行動食
飲料
水筒(保温性)
地図(地形図)
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
ガス
カートリッジ
コッヘル
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感想
今回のニコルス山の会(番外編)は、「白銀の天女の舞を見届けに参りましょう。」と題して天川村へ行って来ました。下市口駅に到着する少し手前に車窓から高見山がきれいに円錐形に見えるポイントがあるのですが、今朝はなんと真っ白に冠雪している高見山が目に飛び込んできたではありませんか!これは天女も期待できるぞと、どんどん妄想が膨らんできました。(^^;
中庵住行きのバスに揺られながら「今日の高見山は凄いんやろなぁ。あっちでも良かったかもな。」なんてヨコシマな思いを浮かべながらうつらうつらしているうちにバスは黒滝を過ぎ、天川村に入る新笠木トンネルを出ると辺りが一変、冬景色・雪景色になっているではありませんか。思わず子供みたいに「うわぁっ、ユキやー!」と声をあげてしまいました。
高見山を見た時から期待していたとおり、坪ノ内林道からの尾根には霧氷がビッシリ。午前中がくもりであったことも幸して全く落ちていませんでした。午後からの青空を祈ってカナビキ尾根分岐を目指しましたが、P1518の巻き道はノートレース。そこで未知のルートを行くにはリスクが高すぎると思い、時間も押していた事もあり、カナビキ尾根は次回の宿題として天女の舞・P1518をピストンすることにしました。
天女の舞の霧氷のすばらしさは言うまでもありませんが、その深部へは誰も入っておらず踏み跡のないパウダースノーのフィールドを自在に歩き回る心地よさはとてもとても格別なものでした。MR-Aさんやikajyuさん、nara7さんたちが時間を忘れて遊びまわるのも十分理解できましたよ。(^^;
もう少しこの世界に居たいと思ってはいても、下山予定時刻はすでに過ぎており、2時間を切るペースで下らないと最終バスには間に合いません。焦りに焦って下山を開始しましたが、「間に合わんかったら洞川温泉に泊まったらええんちゃうん」という悪魔のささやきが頭を掠めます。途中で青空が出てきたらきれいに輝く霧氷を撮らない選択肢はありません。なので坪ノ内林道からは唯一自撮りができるミラーショットも撮らず、林道を離れてからもカメラを封印して、ひたすら下りに下り何とか第一鉄塔で予定時刻に追いつき、やっと一息つくことができました。天川川合バス停には無事10分前に到着することができ、「ああ良かったあ〜」と脱力の中に安堵と充実感が混じり合うなんとも清々しいフィナーレになりました。
なお、帰りのバスの中で靴を脱ごうとしたときに足がつったことは内緒です。(^^;
これは私事ですが、今日は終始呼吸音が濁っていて喘息の兆候が出てきては何度も立ち止まって息を整えました。薬を持っていたので上りの早いうちに吸引していたら良かったと反省しています。結局、家にたどり着く頃に苦しくなってきて吸引したのですからね。
今回も恵まれた天気と同行してくれたUntkくんに感謝です。
ほんとに山歩きは楽しいな。(^_^)V
次回は2/15(土)明神平から桧塚奥峰です。どこまで行けるか楽しみです。
★出会ったヒト
林道下降点から栃尾辻の間で6人。
栃尾辻から天女の舞の間で5人。
P1518で3人でした。
★ニョロくん、カナちゃん情報
冬眠中なのでなんの心配もいりません。(^_^)V
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