武尊山 ※剣ヶ峰山で撤退※
- GPS
- 01:36
- 距離
- 1.4km
- 登り
- 171m
- 下り
- 179m
コースタイム
- 山行
- 1:32
- 休憩
- 0:28
- 合計
- 2:00
天候 | 濃い霧&小雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
■リフトは B桜川エクスプレスと Dクリスタルエクスプレスの2本を乗り継ぎます。平日は8:30から土日祝は8:00から動いています。 ■リフト代は往復で2,000円。リフト券(ICカード)の保証料金が500円ですが、チケット売場に下山報告とともにリフト券(ICカード)を返却すると500円は返金されます。 ■7Fのチケット売場は奥の壁際が登山者の列です。かなり長い列ができていて、ここで手間取ってかなりの時間がかかってしまい、撤退の一因になってしまいました。販売開始は7:30からですが、その時点での待ちの列の長さはわかりません。 ■専用の登山届の提出が必要です。川場スキー場のHPからダウンロードして事前に用意しておくといいでしょう。ココヘリを持参してきてない人はレンタル(1,100円)しないとリフト券を売ってくれません。ココヘリのレンタルには貸出伝票の記入が登山届とは別に必要です。 https://www.kawaba.co.jp/snow/activity/snow-trekking/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
何度も雪の武尊山を歩いている方の山行記録を見ると今回が一番厳しかったと言われています。 急坂の登りではしっかりとアイゼンを蹴りこまないと滑ってずり落ちるし、急坂の下りでは踵からしっかりと足を置いても滑り落ちてから止まる感じでした。 雪と風でトレースがすぐにわからなくなりコースを外れてしまいました。 |
その他周辺情報 | 温泉多数あります。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
防寒着
雨具
ゲイター
ネックウォーマー
靴
ザック
輪カンジキ
アイゼン
昼ご飯
行動食
非常食
水筒(保温性)
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
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感想
2020年2月2日(日)【武尊山(剣ヶ峰山で敗退)】
先月は中旬過ぎから31日(金)まで、来年度の予算策定業務で超忙しくて土日も返上して、毎日20時まで仕事していました。
だからこの土日ぐらいはゆっくりと過ごしてもよかったのですが、天気予報は等圧線の間隔が開いて冬型の気圧配置は緩むとのこと。雪山シーズンは短いので雪山歩きに上州の武尊山に出かけてきました。
武尊山はリフト利用でかなり標高が高いところまで行けるし、尾根道で雪崩の危険もないし、登山者も多いし、コースタイムも短いし、標高差もあまりないので、仕事の疲れが抜けてない今のコンディションには丁度いいかなと思ってチョイスしたのですが、いろいろあって剣ヶ峰山で敗退。考えが甘かったです。
登山口となる川場スキー場に到着するのが遅れたうえに、登山届&リフト券売場はひとりひとりに時間がかかってぜんぜん前に進まないのに、要領が悪くて列を並び直したりして、リフト券を手に入れるまでに1時間半ぐらいかかってしまいました。
事前にヤマレコの山行記録で見ていたのですが、これほど時間がかかるものとは思いませんでした。
結局スキー場最上部までリフトで上がってアイゼンなどの装備を装着していたら、スタートは11時前になってしまいました。
天候は曇空に小雪で展望はまったくありません。それほどの強風ではないけれど冬山の風が吹いていて、トレースが雪と風でところどころで消えていました。
雪の状態もあまり良くなくて急坂ではアイゼンをかなりしっかり蹴りこまないとずるずると滑ってしまいました。
次々に登ってくる登山者や途中で引き返してくる登山者に道を譲りながら40分ほどの登りで、両側が切れ落ちている剣ヶ峰山(2020m)に着きました。
しかし、これ以上先に進んでも私の足ではコースタイム以上に時間がかかるのは必至。出発時間も遅くなったし、ほぼホワイトアウトの状態でトレースも消えがちな一度も歩いたことのないコースを単独で行くということは遭難の可能性ありと判断。残念ですが今回は試登ということで引き返すことに決めました。
下山時はすれ違う人も少なくトレースを何度か見失い、ついに尾根から右に外れて山腹を南側に下るところを行き過ぎてしまいました。ちょうど後から下山してきたパーティーが正しいルートを下っていったので難を逃れることができました。
ズルズル滑る雪に足を取られながらも下りは早くてあっという間に喧騒のスキー場最上部に戻ることができました。
やはり歩いたことのない厳冬期の雪山の場合、例え尾根道と言えどもコースが見渡せる天候でなければ、私の力では歩くべきではないと改めて認識し直した次第です。
同日、武尊山の山頂をきちんと踏まれた方の山行記録が多々ある中で、撤退記録を載せるのはお恥ずかしい限りですが、きちんと載せておきたいと思います。
コメント
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1986marilynさん、はじめまして。
敗退はぜんぜん恥ずかしくないと思います!!
たぶん敗退って言葉が良くないですねー。
登山しに来て山頂を踏まずに引き返すのは辛い決断ですが、
無理に登頂して大きな事故につながってしまったら大変。
何かあったら家族がもう山へ行かせてくれないかもしれないし。
退く勇気ってとても大切なことだと思っています。
suitosuitoさん、はじめまして。
山頂を踏まずに途中で引き返すのはとても残念な決断でしたが、
どう考えても引き返す以外に選択肢はありませんでしたので悔いはありません。
案外ヘタレかも(笑)
山は逃げませんから私が単独でも無事に帰って来れるチャンスを狙ってまたチャレンジしてみたいと思います。
平標山や天神平からの谷川岳も目標です。
やっぱり「敗退」という言葉は良くないですね。「撤退」に変更します。
コメントありがとうございました。
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