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Yamareco

記録ID: 221025
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無雪期ピークハント/縦走
四国

(愛媛) 二つ岳

1988年09月18日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
10:40
距離
22.8km
登り
1,649m
下り
1,632m

コースタイム

6:20 伊予土居駅−6:50国道11号から林道出合−8:50中の川−11:30-50ガゾウ越−12:30鯛の頭−13:10-30二つ岳山頂−14:20ガゾウ越−15:40中の川−17:00国道11号線西土居バス停
天候 晴れ時々曇り
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
[行き]新居浜駅ー(JR)伊予土居駅
[帰り]11号線 西土居ー(バス)−新居浜
※ この当時はマイカーを持ってなかったので、土居駅から登山を開始した。
コース状況/
危険箇所等
(この1988年当時の状況)
・林道終点からガゾウ越えまで;途中まで道形ははっきりしていたが、後半はやや下草が多かった。
・ガゾウ越えから二つ岳山頂まで;道は藪が多く、藪と岩場のミックスといった感じ。ただし赤テープの目印は多かった。

感想

【山行No 119】

※ 自宅から近場の山ではあるけど、険しいのとアクセスルートが悪いので
  これまで行っていなかった石鎚山系の難峰 二つ岳 だが、
  急に思い立って行ってみることにした。
(この当時)マイカーもないので、土居町から長いアプローチが待ち構えている。

5:40 自宅発
 ・日帰りの山としては珍しく夜明け前の出発。
 ・新居浜駅まで自転車で行き、始発電車で2つ東の伊予土居駅へと向かう。

6:20 伊予土居駅(標高=30m)
 ・さっそく長いアプローチの始まり。
  関川の川筋にそって山へと向かってゆくが、途中、高速道路(松山道)の工事現場付近で
  道が錯綜しており、20分ほどロスしてしまった。
 ・山中に入ると、林道歩きとなる。長く単調な林道あるきだ。車があれば奥までアクセスできるのだが...
8:50 中の川(標高=420m)
 ・ここで関川は2つに分かれている。標識あり。右(西側)の谷沿いの細い道を進む。
 ・ここから先は、植林帯の中を進む登山道。展望もないが、林業関係者が入るせいか、道自体はしっかりしている。
10:10-20 送電線下(標高=850m)
 ・送電線の下まで道は良好だったがそこを過ぎると急に道は下草が多くなり、
  歩きにくくなった。伐採後の植林のしたての場所で背の低い杉が多いが、
  その分、少し展望が出てきた。
  特に、標高=900m付近からは、深い谷を隔てて対岸に、通称「鉱山の滝」が
  大きく見え、壮観。
 ・標高が950mを越えたあたりより、だんだんと自然林が出てきた。
 ・ガゾウ越えの峠まで、最後に急登が待ち構えていた。足も重く、流石に疲れを感じる。
11:30-50 ガゾウ越え(標高=1270m)
 ・ようやく稜線の一角に到着。長い道のりだったので足はバテバテ。
  靴を脱いで足を乾かしながら、一休みとし、軽く食事。展望は南面のみある。
 ・ここから稜線伝いに二つ岳山頂まで、またまた急登の連続が始まる。
  ルートは全体に、岩と藪のミックスといった感じで、あまり心地よい登高とは言えない。
  ただし、踏み跡ははっきりしないものの、目印のテープは結構着いており、テープを頼りに進む。
  わりと顕著な岩の小ピークが途中、3か所ほどあり、小ピークに立つと展望があった。
12:30 鯛の頭(たいのかしら)岩峰
 ・ルートは鯛の頭の岩峰の南面を巻くように通っていた。
  市街地から見えるだけあって、近くから見ると結構立派な岩峰だ。

13:10-30 二つ岳山頂(標高=1647m)
 ・約7時間を費やして、ようやく山頂に到着。これだけ長くかかった登りも珍しい。
  山頂は素晴らしい展望があるか、と期待していたが、木々が結構茂っており、
  以外と展望が少ないのは、ちょっとがっかりだった。
  山頂に標識はないが、三角点のみ確認。
  アマツバメ、イワツバメがびゅんびゅんと上空を飛び回るのを見ながら、しばし休息をとった。

 ・南から雲がだんだん増えてくるのをみて、下山にかかる。
14:20 ガゾウ越え
 ・帰りも、来た道を淡々と下る。
  途中、アオバトの、アーオ アーオ という淋しげな鳴き声を聞いた。
15:40 中の川

17:10 国道11号出合
 ・ようやく長い道のりを終え、下界に戻ってきた。
  近くにバス停があるので、帰りはバスで新居浜に向かう。
  自宅に戻ったのは17:50。ほぼ12時間の登山が終了した。

※ 平野部から標高差 1600m強の長い道のりで、流石に疲れた登山だったが、
  長年気になっていた二つ岳を登ることができ、疲れの中にも満足感のある山行だった。 

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