(月山八合目BS)→月山→姥ヶ岳→湯殿山→(湯殿山口BS)
- GPS
- 06:23
- 距離
- 11.7km
- 登り
- 670m
- 下り
- 1,004m
コースタイム
↓ 夜行バス
第1ホテル鶴岡 0547 0602
↓
羽黒山頂 0655 0705
↓
月山八合目 0802 0822
↓
佛生池小屋 0954
↓
月山 1104 1142
↓
金姥 1247 1249
↓
姥ヶ岳 1303 1308
↓
金姥 1321
↓
湯殿山神社・本宮 1437 1455
↓ バス
湯殿山神社 1459 1505
↓ バス
湯殿山口 1510 1557
↓ 高速バス
山形駅 1715 1808
↓ 山形新幹線「つばさ155号」
東京駅 2056
天候 | 晴れ、ただし山頂は霧 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
装束場から湯殿山への下りは、鉄梯子が幾つかあり、かなり急坂 |
写真
感想
渋谷マークシティから、酒田・鶴岡行きの夜行バスが出ているのを知って、月山か鳥海山に行こうと考えた。鳥海山なら山頂で一泊したいが、天気予報では、日曜日の天気は、今一つのようなので、月山に決める。
金曜日、幸い、早々に仕事を切り上げる事が出来たので、家でゆっくり風呂に入ってから渋谷へ向かう。22時過ぎなのに雑踏が少し鬱陶しい。バスは、定刻通り発車。3列シートで途中休憩は無いが、池袋、大宮で人を乗せるので、0時過ぎに大宮を出るまでは、なかなか眠れない。それでも朝のアナウンスまで割と良く眠れた。
幸いバスは定刻より15分ほど早く鶴岡第1ホテル前に着き、朝一のバスに乗れそうなので、急いで鶴岡駅に向かう。一時間ココでGET出来たのはありがたかった。登山者数名と共に、羽黒山頂行バスに乗る。羽黒山で15分程休憩し、同じバスが月山行きとなり、庄内平野と鳥海山の眺めの良い月山八合目に着く。レストハウスで朝食に肉そばを食べ、月山に向かって出発
登山道は、池塘がある弥陀ヶ原湿原の中を、緩やかに登って行く、とても気持ちの良い道だ。高山植物の季節には、きっと美しい花畑が広がるのだろう。月山頂は雲の中で見えないが、振り返ると庄内平野越しに鳥海山が形良い。登山道の分岐からも草原上の高原の中を緩やかに登る。正面には、月山かと思わせるような文字通りの「オモワシ山」を見る。
一ノ岳を左に巻いて少し行くと、未だ雪田が残る佛生池小屋に着く。小地蔵が並んでいる。佛生池は小さな池だ。緩やかな登りは続き、狭く短い唯一の岩場の行者返し(「昔、役行者が修行が足りないので、羽黒山に引き返した」と説明がある)を登ると月山頂は近い。残念ながら、このあたりから霧の中に突入する。風も強く、霧がどんどん流れてゆく。山頂まで、左手に気持ちの良い草原を霧の切れ間に見て緩やかに登る。
山頂には、月山神社がある。ガイドブックには書いてなかったが、\500払わないと入れてくれない。おまけに写真撮影禁止となっている。商業的な匂いを嗅ぎながらも、\500払って一巡りするが、特にこれと言う程の事もない。月山神社横で、強風に吹かれながら、霧の切れ間に姥ヶ岳方面の下山路を見ながら、昼食のパンを食べる。風も強いし、霧で何も見えないので、小休止後、下山にかかる。
山頂小屋の横を通り、しばらく緩やかに進んだのち、右に折れて、少し急な下りとなる。霧の切れ間に、下山路が時々見える。上り下り、ともにかなりの人出だ。急な下りが終わって少し行くと、姥ヶ岳/リフト方面の分岐に出る。ほとんどの人は、リフト方面に下って行ったので、ココからは静かな山になる。雪田を見ながら、高原散歩をして、金姥の分岐に出る。朝、予定より1時間早いバスに乗れて時間があったので、姥ヶ岳を往復する。姥ヶ岳からは、月山の眺めが良いのだろうが、月山頂は霧に覆われているのが残念だ。それでも緑の高原が心地よい。
金姥まで戻り湯殿山へ下る。ここからは、あまり人は歩いていない感じがする道になる。暫らくは緩やかに下るが、次第に傾斜がきつくなる。正面には湯殿山を見る。装束場の分岐から、月光坂と称するかなり急な岩場の下りとなる。鉄梯子をいくつも使って急速に高度を下げて行き、最後に沢に沿った水月光と称する急坂を下ると、湯殿山神社・本宮に着く。
湯殿山神社・本宮から、参拝バス(\200)に乗り、湯殿山に出る。庄内交通の案内所が有ったので、山形行き高速バス乗り場を尋ねると、ココではなくさらに40分程下るとのことだったが、バスが空いているので、特別に\500で、湯殿山口までバスを出してもらえて助かった。湯殿山口のホテルは休業中で、再開のい目途は立っていないと書いてあった。
湯殿山口から、山形行きの高速バスに乗って山形駅に出る。バスから月山を振り返ると、山頂には分厚い雲がかかったままだった。山形駅で、カツカレーを食べ、つまさ155号にのり、東京駅に出て帰宅する。
北アルプスのような岩峰も良いが、草原上の山歩きも良いと思った一日だった。山頂の商業的な神社が無ければもっと良いだろう。今度は、天気の良い日に行きたい。
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