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Yamareco

記録ID: 2211512
全員に公開
アイスクライミング
八ヶ岳・蓼科

八ヶ岳峰ノ松目沢

2020年02月08日(土) [日帰り]
 - 拍手
yy0419 その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
11:03
距離
14.3km
登り
1,127m
下り
1,121m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
10:43
休憩
0:17
合計
11:00
6:33
52
7:25
7:25
5
7:30
7:36
2
7:38
7:39
35
8:14
8:23
481
16:24
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26
16:50
16:50
4
16:54
16:55
38
天候 曇りのち晴れ(山麓はずっと晴れ)
過去天気図(気象庁) 2020年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
美濃戸口駐車場利用 500円/日
コース状況/
危険箇所等
美濃戸までの林道&ショートカット道は滑り止めが無い場合は凍結部スリップ注意。
美濃戸から堰堤広場までは完全雪道&氷道なので、アイゼン等装着したほうがいいです。ショートカット道は特に酷く、ほぼ氷です。
峰ノ松目沢はF9まで氷の露出した滝が8つあり、残り1つはどの滝が雪に埋もれていたのかは不明です。(おそらくF3かF4)F1からF9まで比較的短い間隔で次々に現れます。F8・F9はバーティカルで、特に核心のF8は高さもあり、なかなかの難度です。我々は正面を避けて右側の氷&ミックス部から登りましたが、ミックス部が悪く緊張しました。
F9はF8のすぐ上にある、一回り小さいバーティカルな滝で、ここでTRを張り、繰り返し練習しました。
全般的に南向きということもあって氷の質が固すぎず柔らかすぎずで、アックスが良く効きました。どの滝も残置の懸垂支点があり、同ルート懸垂で下降することが可能です。F7までは垂直度も低く、初級者の我々も十分楽しむことが出来ました。
美濃戸口から最初の下り坂
ばっちり凍っています。樹間からのぞき見ると、河原奥の氷もだいぶ成長していたようです。
2020年02月08日 06:45撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
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2/8 6:45
美濃戸口から最初の下り坂
ばっちり凍っています。樹間からのぞき見ると、河原奥の氷もだいぶ成長していたようです。
美濃戸〜堰堤広場間にあるショートカット道はご覧の通り氷の道です。
2020年02月08日 07:56撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
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2/8 7:56
美濃戸〜堰堤広場間にあるショートカット道はご覧の通り氷の道です。
堰堤広場前の堰堤の凍結具合
ここでも足慣らしできそう!?
2020年02月08日 08:19撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
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堰堤広場前の堰堤の凍結具合
ここでも足慣らしできそう!?
峰ノ松目沢への分岐地点
橋を渡って左に行きます。やや北沢に沿って下った後、出合から沢に入ります。
2020年02月08日 08:52撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
2/8 8:52
峰ノ松目沢への分岐地点
橋を渡って左に行きます。やや北沢に沿って下った後、出合から沢に入ります。
峰ノ松目沢の踏み跡
結構な入渓者がいる模様で、かなりしっかりとした踏み跡があります。
2020年02月08日 09:00撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
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2/8 9:00
峰ノ松目沢の踏み跡
結構な入渓者がいる模様で、かなりしっかりとした踏み跡があります。
F1登場
いよいよ本日のアイスクライミングのスタートです。傾斜の緩い滝で、足慣らしにピッタリ。
2020年02月08日 09:52撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
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F1登場
いよいよ本日のアイスクライミングのスタートです。傾斜の緩い滝で、足慣らしにピッタリ。
F1上部はこんなところもあり、難しく登ろうと思えばそれなりに楽しめます。
2020年02月08日 09:57撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
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F1上部はこんなところもあり、難しく登ろうと思えばそれなりに楽しめます。
F2になると高さも傾斜もランクが上がりますが、階段状なので、易しい所(左側から登るもの)を選ぶと難しくありません。
2020年02月08日 10:15撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
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2/8 10:15
F2になると高さも傾斜もランクが上がりますが、階段状なので、易しい所(左側から登るもの)を選ぶと難しくありません。
F2を近くで
つらら状を正面からトライするとなかなか高難度ではないでしょうか。
2020年02月08日 10:17撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
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2/8 10:17
F2を近くで
つらら状を正面からトライするとなかなか高難度ではないでしょうか。
F3 or F4(どっちかは雪に埋もれていたので)
ごく易しいのでビレイ無しで登っています。
2020年02月08日 10:41撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
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F3 or F4(どっちかは雪に埋もれていたので)
ごく易しいのでビレイ無しで登っています。
F5 & F6は2つまとめてギリギリ50m。一気に登りました。相方が本日初リードです。
2020年02月08日 10:50撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
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2/8 10:50
F5 & F6は2つまとめてギリギリ50m。一気に登りました。相方が本日初リードです。
F6
傾斜も適度でなかなか楽しい。
2020年02月08日 11:19撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
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2/8 11:19
F6
傾斜も適度でなかなか楽しい。
F7
短いですが、セカンドは肩がらみ確保で登りました。フリーでも問題ないです。
2020年02月08日 11:31撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
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F7
短いですが、セカンドは肩がらみ確保で登りました。フリーでも問題ないです。
真打ちF8登場
堂々とした姿です。落ち口付近はやや被り気味。ちょっとまともに登れる気がしません。
2020年02月08日 11:43撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
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2/8 11:43
真打ちF8登場
堂々とした姿です。落ち口付近はやや被り気味。ちょっとまともに登れる気がしません。
右側にもつらら状に氷&ミックス壁が展開していて、こちらから登ることにしましたが、こっちも意外に悪く難儀しました。
2020年02月08日 11:43撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
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2/8 11:43
右側にもつらら状に氷&ミックス壁が展開していて、こちらから登ることにしましたが、こっちも意外に悪く難儀しました。
F8のすぐ上にF9があり、ここにトップロープを張ってバーティカルの練習をしました。
2020年02月08日 12:49撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
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2/8 12:49
F8のすぐ上にF9があり、ここにトップロープを張ってバーティカルの練習をしました。
F9左脇にはF8の懸垂支点があります。
2020年02月08日 12:49撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
2/8 12:49
F9左脇にはF8の懸垂支点があります。
F9の最も立った部分から
トップロープだからこそできる挑戦的な登りを練習です。短いながらもややつらら状で完全バーティカルなので、いい練習になりました。
2020年02月08日 13:10撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
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2/8 13:10
F9の最も立った部分から
トップロープだからこそできる挑戦的な登りを練習です。短いながらもややつらら状で完全バーティカルなので、いい練習になりました。
そんなことしている間に後続が次々と到着し、F8は3Pが順番待ち。人気なんですね。
2020年02月08日 14:00撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
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2/8 14:00
そんなことしている間に後続が次々と到着し、F8は3Pが順番待ち。人気なんですね。
左端から懸垂で下降
最後は完全空中でつらら下に振られやすく要注意です。
しかしここを正面から皆さん登っていくんですね。もっと精進してこのくらいはリードで登れるようにしないと。
2020年02月08日 14:01撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
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2/8 14:01
左端から懸垂で下降
最後は完全空中でつらら下に振られやすく要注意です。
しかしここを正面から皆さん登っていくんですね。もっと精進してこのくらいはリードで登れるようにしないと。
正面に阿弥陀岳・中岳・赤岳を見ながらの下山です。
天気が回復してきてラッキーでした。
2020年02月08日 14:08撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
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2/8 14:08
正面に阿弥陀岳・中岳・赤岳を見ながらの下山です。
天気が回復してきてラッキーでした。
F8・F9を振り返る
離れてみると2段の滝になって見えます。
2020年02月08日 14:08撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
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2/8 14:08
F8・F9を振り返る
離れてみると2段の滝になって見えます。
赤岳をバックにF7の懸垂
懸垂支点はすべての滝に残置があります。臨機応変に立ち木も利用しておりました。
2020年02月08日 14:17撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
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2/8 14:17
赤岳をバックにF7の懸垂
懸垂支点はすべての滝に残置があります。臨機応変に立ち木も利用しておりました。
ここは50mピッタリ
洞門に氷が張っていて岩小屋としては利用できませんでした。
2020年02月08日 14:39撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
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2/8 14:39
ここは50mピッタリ
洞門に氷が張っていて岩小屋としては利用できませんでした。
F2は右のミックス部から懸垂
2020年02月08日 15:05撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
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2/8 15:05
F2は右のミックス部から懸垂
美しい造形です。
2020年02月08日 15:06撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
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2/8 15:06
美しい造形です。
一般ルートに合流
何とか暗くなる前に美濃戸口まで辿り着けました。
2020年02月08日 16:11撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
2/8 16:11
一般ルートに合流
何とか暗くなる前に美濃戸口まで辿り着けました。

感想

 今回は気になっていた八ヶ岳の峰ノ松目沢に行ってきました。車がオカマを掘られ、修理から戻ってこないので、相方のスタッドレス車で未明発日帰りでアイスに行くか、ノーマルタイヤの代車で城山の西南カンテに行くか迷いましたが、今シーズン最後のアイスになるかもしれないということもあり、当初予定を変えずにアイスへ。
 このところの降雪でF8手前の滝は雪に埋まってしまったという情報もあり、不安に思いつつの決断でしたが、行ってみたら思っていたよりも氷が露出していて、十二分にアイスを楽しむことが出来ました。ジョウゴ沢のように間延びすることなく、次々と滝が現われ、アプローチも比較的近いこともあって、毎年訪れてもいいなと思えるルートでした。

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