中央アルプス北端・経ヶ岳へ
- GPS
- --:--
- 距離
- 13.6km
- 登り
- 1,484m
- 下り
- 1,476m
コースタイム
〜経ヶ岳(9:45/10:10)〜八合目:昼食(10:45/11:30)〜五合目:コーヒータイム(12:25/12:50)〜仲仙寺(13:55)
登り:約4時間半 下り:約3時間
天候 | 曇り(ガスが切れ間なく流れる) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
仲仙寺下の羽広公民館の駐車場を利用。(トイレ・水道が有ります。) |
コース状況/ 危険箇所等 |
約900mから標高差1400m程を長い尾根を辿って登ります。 尾根のコースなので水場はありません。 七合目から頂上にかけて傾斜が増しますが、思いのほか花が豊富に見られました。 七合目のピークに上がると紛らわしい踏み跡が直進している。ここは右へ下ります。 |
写真
感想
今日は長いルートになるので、駒ケ岳SAで車中泊し、早朝に出発すべく仲仙寺に向かう。
ヘッドランプの灯りを頼りに仲仙寺参道に入り、羽広観音から右の山道に入る。
うっそうとした森の中で小さな沢を渡って尾根に絡む。
ジグザグで高度を稼ぎ、朝の明るさが戻ったトラバース帯で一息入れる。
やがて南西がわずかに開けるが、望める山は低い雲に覆われている。
開けるのを合図のように傾斜を増した登りになり、小さな尾根筋に乗るとすぐに四合目となり、大泉ダムへの分岐となる。
分岐から尾根の左に絡んでゆるやかに登ると、唐松に囲まれた笹の斜面に出て五合目となる。
静かだ。何の音も聞こえない。倒木に腰を降ろして小休止を摂る。
再び尾根の左に絡んで徐々に高度を稼ぎ、尾根下からやがて尾根筋に乗り急登で小ピークに出ると七合目だ(1917m)。
甲斐駒辺りが望めるようだが今日はダメだ。
紛らわしい直進の踏み跡に注意して、右から鞍部へ下り、長い尾根筋の登り返しで小さな平坦地、八合目のピークに着く。
このコース第一の展望台らしいが絶えず流れるガスが視界を隠して、伊那の市街地さえも見えない。
小腹を満たしながら、少し粘ってみたが回復の見込みが無いので山頂へ向かう。
お花畑を下って、鞍部から登り返し、ダラダラと小さな登降を繰り返す。
足元は雫に濡れた笹に覆われ、ズボンを濡らしながら踏み分けて進む。
やがて足元がシダ類と苔に変わり、傾斜が増すと石仏が祀られる九合目(大泉山2252m)も近い。
ここからも、わずかに下りダラダラと小さな登降を繰り返すと、小さな台地に二等三角点が立つ経ヶ岳山頂となる。
樹林の間からわずかに展望が得られる程度の山頂は石塔・石仏、苔に覆われた樹林に囲まれ、古刹を思わせる雰囲気がする。
未練がましくガスの切れ間を期待して留まったが、身体が冷えてきたので下山しよう。
途中、八合目の草原で昼食タイムをとり、脇に咲く花を愛でながら往路を戻る。
暗い中を出発したので素通りした仲仙寺を少しぶらついた後、「みはらしの湯」に立ち寄り汗を流して、
さっぱりしてから「伊那IC」へ向かう。
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