黒部馬蹄形縦走(>_<)断念 五色ヶ原からエスケープ


- GPS
- 32:00
- 距離
- 20.8km
- 登り
- 1,162m
- 下り
- 2,063m
コースタイム
9:40室堂→10:10室堂山→10:45浄土山→龍王岳→11:13鬼岳→11:45獅子岳→トラブル発生(40分程休憩)→13:30ザラ峠→14:10五色ヶ原山荘
TOTAL=4時間半(休憩40分含む)
<2日目>
6:45五色ヶ原山荘→9:30平ノ小屋→12:50ロッジくろよん→13:10黒部ダム
TOTAL=6時間25分(休憩15分含む)
天候 | 1日目 晴れのちくもり 夕方(15時頃)から夜にかけて雷付雨 2日目 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
★駐車場 市営の無料駐車場(最後トンネル途中左側)に停める 4時頃到着。既に半分程車が停めてあった ※扇沢駅の目の前に広がる3段のコンクリート敷きの駐車場は全て有料となっていました。 ゲートが設置させていました。 ★切符売出し この日は6:50〜でした 待ちの行列は殆どなし、5分程前に皆ちらほら並び始めた程度(15人程) 今回の予定では、行きは扇沢〜室堂 帰りは黒部ダム〜扇沢 その旨伝えると 「5日以内なら扇沢〜黒部湖を往復切符で買うと500円安いよ」と切符売り子さんに教えてもらいました。 ★トロリーバス 時刻表通り。始発7:30 ★ケーブルカー この時期は無いはずだが・・・始発8:10 が出ました ★ロープウエイ〜トロリーバス 時刻表通り |
コース状況/ 危険箇所等 |
★登山道 全体的に迷うとこ無し 平ノ小屋〜ロッジくろよん 黒部湖沿いにいくつものはしごを登ったり下ったりの繰り返し ★五色ヶ原小屋 素泊まり5500円 自炊は玄関の前室(机とイス有り)で、水はスタッフに頼むと持ってきてくれる 部屋は個室タイプこの日は半分も埋まってなかった 私達二人で一部屋使わせてもらった ★温泉 駒留めの湯 http://www.geocities.jp/nara_no_daibutu2/spa-nagano/33-takase-komadomenoyu.html 大人400円(1時間半まで)源泉掛け流し 地元の人が好んでくる様な、マニアック的な温泉。看板表示もなく少しわかりにくい場所にあった。 レトロ感と空いてるので私達には好印象のお湯でした。 (あまり清潔とは言えない感じだったので、人によってはNGかも) ★山バッチ 五色ヶ原小屋のオリジナルバッチを小屋にて購入 |
予約できる山小屋 |
立山室堂山荘
|
写真
感想
年に一度の恒例になりつつあるyoshiminとのスーパー縦走
今年は黒部馬蹄形と呼ばれる縦走路に高天ヶ原温泉経由のバリエーションを歩く事になった
当日
yoshiminは高速バスで富山側から入山
私は車の移動距離とお金と帰りを考えて長野側扇沢から入山
室堂で落ち合った
去年の白馬縦走ぶりの再会 約一年ぶり
相変わらずパワフル全開のyoshimin
今回もお世話になりますと再会を喜びつつ
お互いの近況報告のおしゃべりをしつつ
一日目の目的地:スゴ乗越小屋(地図行程約12時間)を目指し歩き始めました
ふと、見るとヨシミンはトレランシューズを履いている
話を聞くと・・・
先週の山行で登山靴が加水分解してしまったのこと
長い行程・・・気を付けて歩くよと・・・
立山はなんとか晴れてくれて、景色を楽しむ事が出来た(^^♪
この道・・・やっぱり歩く人は少ないらしい
ほとんど二人占めの気持ちの良い歩き
歩き始めてから3時間経った頃だったか
ゆるやかな下り坂 前を歩いていたyoshiminがいきなり転んだ。そして、動かなくなった\(◎o◎)/!
4泊分の重たいザックが動きを止めている
ゆっくりザックを降ろすのを手伝うと、足首を押さえ始めた
捻挫をしてしまったらしい。
五色ヶ原まで後1時間位の稜線
立山に戻るか先行くかで、救助要請するか!?そしたらヘリに乗る事になるのか!?
携帯は電波入るか!?
いろんな事をグルグル考えた。こんな事初めてだった
でも、思いの外本人は冷静で
しばらく休んで様子みよう。時間的に今日は五色ヶ原までだなと。
それから、水で冷やしながら休んだ
30分位経ったかその位で、テーピングで固め、
通りすがりの優しい登山者にサポーターを貸してもらい
少し荷物を私のザックに移し、ストックを使わせて(ヨシミンはいつも使わない人)
ゆっくり歩いて小屋までたどり着いた 良かったぁ
その頃には雨も降り始めてきた
結局・・・
小屋泊を極度に嫌がるyoshiminを説得し(雨降ってるし〜小屋空いてるし〜怪我したんだからぁ)
二人のみで与えられたお部屋で、お酒飲みながら持ってきた食料をこれでもかっと食べまくりました
2日目
起きるとyoshiminの足は腫れて固まっていた(+_+)
でも、救助されるのは恥ずかしい、意地でも自力で下ると
再びテーピングでぐるぐる固めて
後ろ髪ひかれつつ・・・
来年はリベンジ。ここを通過するぞ!と決意し、五色ヶ原を後にしました。
あぁ〜今回はある意味良い経験でした
・一瞬の油断がとんでもない事になるという事
・万が一の為にテーピング・サポーターは必須持ち物だという事
yoshiminは足が悪い人の気持ちが良くわかったと、これからもっと優しくしよう!と言っていた(^_^;)
おまけ1
次の日、yoshiminの足は全治3週間と診断されたとさ
おまけ2
今回の予定山行
1日目 室堂→スゴ乗越小屋(テン泊)
2日目 スゴ乗越小屋→黒部五郎小舎(テン泊)
3日目 黒部五郎小舎→高天原山荘
4日目 高天原山荘→奥黒部ヒュッテ(テン泊)
5日目 奥黒部ヒュッテ→黒部ダム
来年は絶対!!!
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
五色はいいところですよね。
荷がある場合の不整地では、ローカットのアプローチシューズだと油断すると
足首を捻る可能性が大きいですね。
まして、トレランシューズだと・・・
覚悟の上だとしても、痛かったですね。
初めましてnba01323さん
五色ヶ原は通過地点でしたが、ある意味ここに泊まれて良かったです。
いつか天気の良い時に、ゆったりまったりテント泊してみたいと思いました。
捻挫・・・靴の大事さを思いしらされました(゜-゜)
ザックが重くアルプスのガレた道には、それなりにホールドされた靴が良いんだなと。
良い勉強になりました
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する