エチオピア ティグレイの洞窟教会
天候 | すべて晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2019年12月の天気図 |
アクセス | 専用車を手配。2日間でUSD240。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
ティグレイ洞窟教会のアブナイエマタとコルコルは落ちたら死ぬ所多数なので十分注意。アブナイエマタは恐怖感すごいです。 |
写真
感想
1日目(12/26) ミカエル・メルハイ・ゼライとアディクショ・メドハニアレムの2つの洞窟教会を見学。メケレ空港に昼過ぎの到着。そのまま専用車でウクロに向かいました。約2時間で到着。
2つの教会の距離は近くて20分くらいで歩いて行けますが、その間の景色がのどかでとても良かったです。ミカエルの方は壁画がきれい。アディクショは木製の鍵の仕掛けが面白い。2日目のような断崖絶壁教会のような迫力はありませんが、これはこれでとても印象深かったです。
この日は車でハウゼンまで行き、予約していたハベシャホテルにチェックイン。翌日に備えて十分に寝ました。
2日目(12/27) アブナイエマタとダニエルコルコル/マリアムコルコルの2つを見学。
アブナイエマタはティグレイの洞窟教会のハイライト。この絶壁をロープ無しで登るの?と最後まで疑いながらの登攀でした。落ちたら即死の場所も多数。これらの教会は驚くことに現役で活動しているものです。それはつまり、母親が生まれたわが子を背負って危険なロッククライミングをして、洗礼を受けに行くという習慣が未だに行われているということです。
ダニエルコルコル、マリアムコルコルは同じ場所でセットになっている教会です。アブナイエマタから距離は近いですが、車が走れる道路が無く(トレッキングルートはあります。結構危険だそうです)、回り込むので30分くらい時間がかかります。最初は巨大なルンゼを登り、滑りやすい岩肌のクライミング、最後は絶壁上のトラヴァースと変化に富んでいます。やはり滑落の危険はありますが、アブナイエマタほどではありません。マリアムコルコルからはスタートした駐車場が数100メートル真下に見えます。ティグレイの大平原の景色を満喫するにはここからの眺めが一番です。そして、実は雨季が一番きれいだそうです。
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ティグレイの洞窟教会はこれ以外にもまだまだたくさんあり、世界で見ても文化的に非常に貴重だと思いました。エチオピア正教はエジプトのコプト教とほぼ同じ教義で非カルケドン。アルメニア使途教会ともかなり近いそうです。この界隈の旅行は最近人気が出だして、アブナイエマタはトレッカーでにぎわっていました。そのうちツアーなども整備されるかもしれませんが、いかんせん危険なので大きな事故が起こらないことを願います。
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