本部半島とその周辺 その2

2020年02月07日(金) 〜 2020年02月09日(日)

• GPS: 33:23
• 距離: 76.8km
• 登り: 870m
• 下り: 913m

コースタイム

1日目
5：20 宿-6：03 本部大橋-7：32 具志堅-9：13 今帰仁村役場-10：19 運天港-11：00運天港発 フェリー 伊平屋着12：20-宿で休憩-13：46 宿-14：28 ヘリポート-15：04 製糖工場建設地-16：06 仲泊スーパー-16：37 宿
2日目
6：16 宿-7：13 島尻港-7：54 野甫大橋-9：12 西海岸へ分岐-10：18 仲泊港へ分岐-10：49 宿−−−昼食後車で北部を案内してもらう-13：00 伊平屋発 フェリー 14：20 運天港着-15：30 運天港発 フェリー 16：25 伊是名着-16：39 伊是名港-17：34 陸ギタラ-17：55 宿
3日目
7：55 宿-8：46 チゾン山-9：55 場外離着陸場-10：18 内花橋公園-11：25御庭公園-11：39 伊是名港---13：30 伊是名港発 フェリー 14：25 運天港着-14：34 運天港-15：26 ワルミ大橋-16：25 古宇利大橋-16：56 宿

写真

2/7 7:36

具志堅という部落がありました。

2/7 7:45

”な”きじんと読みます。
かって女性でこの姓のヨット選手がいたような気がします。

2/7 7:57

沖縄らしい立派な店構えが素晴らしい。
沖縄の郊外の店は、露店、バラックの延長上が多いですが、このような店は少ないです。

2/7 8:02

北山城址参詣道とあります。
琉球が中山に統一される前の山北王の居城です。
今帰仁城の別名が北山城です。

2/7 8:56

だちょうランド。TVで視聴したことがあります。

2/7 9:28

電照菊のようです。夜でなくて残念！

2/7 9:56

県道72号は昨夜宿泊した名護市屋部とこれから乗船する運天港を結んでいます。

2/7 9:58

運天港ターミナル

2/7 10:27

この船に乗船します。

2/7 11:01

古宇利大橋です。2/10に歩く予定です。

2/7 11:04

古宇利島です。

2/7 11:04

見事ですが、フェリーは橋下を航行しません。

2/7 11:05

見事に一線を画す。

2/7 11:50

伊是名島。明日に上陸予定です。

2/7 12:06

伊平屋島です。友人の出身地です。

2/7 12:16

伊平屋港です。

2/7 14:03

伊平屋中学校

2/7 14:05

米軍の上陸地モニュメント

2/7 14:37

アグチャー線の海岸

2/7 14:41

アグチャー線の海岸

2/7 15:13

橋の親柱にもシーサーがあります。
田名集落の入口なので、道祖神と同じ役割でしょう。

2/7 16:00

久里原貝塚。島内には沢山の貝塚があります。

2/7 16:12

珊瑚が野積みされた石垣は貴重な沖縄の原風景です。
水道管を敷設するために沖縄各地で珊瑚の石垣が壊されてブロック塀に代わっています。愚かとしか言えません。

2/7 16:23

虎頭岩(とらづいわ)。
ここに学ぶ少年少女には、多くの思い出がある岩に違いありません。

2/7 16:32

一列に整列したお墓。

2/7 19:06

宿の女将が琉球の曲を解説しながら聞かせてくれました。全くの門外漢で申し訳なかったです。

2/7 19:12

沖縄の典型的な仏壇。仏壇の中央は御本尊や仏様ではなく、祖霊神です。
御嶽や拝所は自然神です。

2/7 19:21

沖縄の各地には”字史”があります。
これは我喜屋地区の字史の一頁です。
友人のお兄さんと思われる人が解説しているので、お土産話のため撮影しました。

2/8 7:12

島尻区観音堂

2/8 7:34

北緯27度線

2/8 7:40

前方は野甫島です。

2/8 7:44

野甫大橋です。
伊平屋島の細長く伸びた米岬と野甫島を繋いでいます。
私には陸繋島(トンボロ)になり損ねたのを橋で補ったように見えます。

2/8 7:50

野甫大橋から伊平屋島を眺めています。

2/8 7:50

伊是名島。
午後便で、運天港に引き返して伊是名島に向かいます。

2/8 8:03

鳥居の笠木や貫が角柱になっています。珍しいと思いました。

2/8 8:08

島を縦断する田名・野甫線です。

2/8 8:19

この辺りが野甫島の最南端です。

2/8 8:44

展望台ですが、十分に満喫しており労を惜しみました。

2/8 9:18

伊平屋島の西側から野甫大橋を眺めています。

2/8 9:21

本当のように**ビーチと名前はないようですが、きれいな海辺です。

2/8 9:57

曇天が恨めしいです。

2/8 10:17

西海岸から東海岸へ向かいます。

2/8 10:34

2/8 10:36

珊瑚の石垣が多数残っています。

2/8 10:40

宿は小学校の隣です。

2/8 10:43

”神の道”を凡人が歩きました。

2/8 10:44

この下は洞窟になっているようです。

2/8 10:46

石垣が高いです。ある意味で富の象徴かも。
宿でお昼をごちそうになった後、回りきれなかった北部を車で案内してもらいました。ルート図は投稿していません。写真だけです。

2/8 11:25

田名神社

2/8 11:31

天巌戸神社

2/8 11:35

念頭平松。

2/8 11:47

クマヤ洞窟です。
人ひとりがやっとの隙間を通り抜けていきます。

2/8 11:48

少し進むと急に開けてきます。

2/8 11:49

かなり広いです。恐怖感はないが、一人では来れません。女将もここまで来るのは初めてだと言う。

2/8 11:50

細くなって続くようですが、ここで撤退です。

2/8 11:52

入口の明かりです。今は出口です。

2/8 11:53

僅か1分ほどですが、出口が見えてから遠く感じました。

2/8 11:56

外界に戻ってきました。

2/8 12:00

田名岬にかけて、奇岩の美しい海岸が続きます。

2/8 12:02

筋骨隆々たる力強さを感じます。

2/8 12:40

停泊中のフェリーからです。
完成しても使用されていないダムが見えます。

2/8 13:02

運天港に向かう船中です。遠ざかる伊平屋島。

2/8 14:19

運天港で何度も見る台船です。

2/8 14:22

不安な一人旅の小学生。

2/8 14:24

お母さんと一緒に去って行きました。

2/8 14:37

伊是名島は宿の確保に苦労しました。
原因は本日マラソンがあり、後泊する人が殆どだからです。

2/8 14:51

琉球尚王朝の始祖、尚円の出身地、伊是名島に向かいます。
伊平屋島は尚円の曽祖父の出生地でした。

2/8 16:36

伊是名島の仲田港に着きました。

2/8 16:42

マラソンは終わりましたが、飾りつけは残ったままです。

2/8 16:49

今夜の宿は伊是名にあるので、丁度県道の始点から終点まで歩きながら宿に入ります。

2/8 16:52

一里塚にもなりそうな大木です。

2/8 16:55

マンホールにも琉球らしさが出ています。

2/8 16:57

鶏は沖縄でも欠かせない食材です。

2/8 17:01

私には右端の石材が景観を損ねている様に感じます。

2/8 17:03

ターシ浜海岸の堤防沿いを歩きます。

2/8 17:10

伊是名城址公園。

2/8 17:12

伊是名玉御殿。
尚円の父や親族の墓のようです。

2/8 17:15

島の中央部に柔らかい山容の山が固まっています。

2/8 17:25

サムレーとは侍のようです。

2/8 17:29

迫力があります。

2/8 17:34

慰霊塔はパスしました。

2/8 17:34

アップダウンはきついですが、景色が疲れを和らげてくれます。

2/8 17:44

2/8 17:46

県道178の終点です。

2/8 17:54

ピンぼけですが今夜の宿です。

2/9 8:02

伊平屋島よりは格上感があるのは、金丸(尚円王)の出身地だからでしょう。

2/9 8:05

2/9 8:07

素晴らしい民家が残っています。

2/9 8:19

サムレー道を歩きます。

2/9 8:22

ここから変則石畳が続きます。

2/9 8:22

ひと囲いの中に、2基の亀甲墓です。

2/9 8:49

ヘリポートです。伊平屋島にもありましたが、島には貴重な施設です。

2/9 8:49

時間を見計らってきました。

2/9 8:50

でも日曜日で休館でした。

2/9 9:28

サトウキビは手で苅ると年に4回収穫できるそうです。
機械だと根こそぎ苅ので、1回しか収穫できないようです。

2/9 9:55

”場外離着陸場”とは初耳である。
空港ではないが、一定の条件を満たして、国土交通大臣の許可を得ていれば航空機の離着陸を行っても良い場所のことだそうです。

2/9 10:09

島の主要産業である製糖工場です。

2/9 10:12

ダンプが何台も出入りしています。

2/9 10:30

伊是名島はトライアスロンの開催地として有名なようです。
ラン。

2/9 10:31

スイム。

2/9 10:33

バイク。

2/9 10:35

対岸は伊平屋島です。この近くからチャーター船が出ています。6,000円とか。

2/9 11:23

尚円王の生誕地

2/9 11:23

観光客の子ども達がこの楽しそうに騒いでいました。

2/9 11:25

伊是名島のいや琉球の偉人、尚円王(金丸)像です。
指さす先はどこだろうか？

2/9 11:26

御庭公園

2/9 11:26

尚円の末裔が井伊家へ嫁いでいることを知りました。

2/9 13:21

強風にあおられてテープは散々です。
それでも子供たちは元気、去り行く我らも島民の幸せを願う気持ちは変わりません。

2/9 13:30

マラソン参加の殆どの人は朝便に乗船しているので、さぞ賑やかな出航だったと思います。

2/9 14:36

運天港に戻りました。

2/9 14:44

運天港から運天原に向かう県道にアプローチするのは、予想外に悪路の山道でした。簡易舗装はされていました。

2/9 15:23

ワルミ大橋からです。古宇利大橋が見えます。
画面左が運天港です。
画面右が運天原です。

2/9 15:29

ワルミ大橋を渡れば屋我地島です。

2/9 16:18

古宇利大橋です。前方が古宇利島。

2/9 16:27

地元の人です。『ずいぶん遠くから歩いているね』と声を掛けられました。

2/9 16:37

旅行客のようです。
古宇利ブルー？

2/9 16:40

Ocean Towerです。

2/9 16:56

今夜の宿です。
素泊り専用ですが、近くの飲食店は5時に閉まります。

2/9 17:30

6時までの店をスマホで見つけて山を登って来ましたが、5：25には閉まっていました。この景色を見ながら夕食はならず、宿に戻り、念のために仕入れていたもので済ませました。

撮影機器：

サイバーショット DSC-W810 SONY

感想

ア?ドッポ

伊平屋島、伊是名島、古宇利島にそれぞれ一泊した。
島それぞれに特徴があり、通りすがりの旅人でも歩いているだけで十分に楽しめます。
琉球王朝のルーツと言われる伊平屋島に天照伝説が残っているのには驚きです。この島は鹿児島県の与論島よりも北に位置します。最大の見どころはクマヤ洞窟です。十分な案内板もないので、一人では近くに行っても洞窟には入る気になりません。(私は宿の女将と一緒に入りました)
伊平屋島出身の友人がいますが、偶々泊まった民宿の女将が民生委員もやっていて友人の伯母さんとは始終会っていて、宿とは50メートルの距離でした。遠慮する私を案内してくれました。そこから友人へ電話して、伯母さんに代わった時はさすがに驚いていました。
宿では沖縄独特の”字史”の中から”我喜屋字史”を見つけ興味深く見させてもらいました。その中には、友人が上京したての頃に、東京伊平屋会に投稿した記事やお兄さんが解説している観光スポットの記事、村会議員だったことがわかり、友人への土産話のネタが沢山蒐集できました。
伊是名島は尚円王(金丸)の生誕地だけに、伊平屋島の人達よりもプライドが高いように感じました。確かに珊瑚の石垣もやや伊平屋島のものより立派に感じました。
古宇利島は琉球人の祖となる二人の子供が舞い降りた地で、現在では”恋の島”としてPRされ、橋で陸続きになったこともあり、人気の観光地のようです。